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アイテム詳細

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet
桜庭 一樹

発売:富士見書房
Amazon.co.jp ランキング:Book で26676位
価格:¥ 1,470(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2007-03 /通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
心に残る作品です  (2008-10-18)
私は主人公の女の子と年齢が同じことや実弾主義な性格が自分と似ていることから自分が主人公になった気持ちで物語に引き込まれていきました
転校生の少女の奇天烈な行動には読んでいてイライラしたりまたその行動の奥にあるものを感じとって愛しくなったりしました
読んでいくうちに私はこの転校生の少女をどんどん好きになっていきました
読み終わったあと感じることはそれぞれと思いますがいつまでも心に残る作品です
私はライトノベルの方を持っていますが大人の方にも沢山読んでいただきたいのでこちらに感想を書かせていただきました。
買って損なし文句なしの☆5です

甘ったるい表現でかかれた残酷な物語。  (2008-07-10)
それぞれの家庭の事情でひたすら自立を願うリアリストの少女と、全く逆に現実を直視できずに妄想の世界に身をおく少女。
リアリストの少女が欲する、生きるための手段である実弾。
現実から逃れるために見る数々の妄想を、役に立たぬ砂糖菓子の弾丸。
自分を人魚だと言い張るなど、なんとも乙女チックな表現で書かれているこの物語の内容はとても残酷だ。

まだ、働いて自立することも出来ず、大人の庇護がなければ生きられない年齢の少女達。
でも彼女達は庇護され、安心して過ごせる環境にはいない。
一人は一刻も早い自立をせまられる家庭事情にあり、また一人は庇護されるべき家庭から一刻も早く逃れなければならない家庭に身を置く。
だから、彼女たちは架空の弾丸を撃ち合い、現実と戦う。

あと少し大人であれば自力で生きることが出来たであろうに、その手前の少女であるがゆえに残酷な結末になってしまう。

これは本当に沢山の人に読んでもらいたい物語だ。
甘いタイトルと表現でコーティングされてはいるけど、内容は悲しい現実問題。
読後感は決して良くはない。
でも、普段なんとなく聞くニュースの事件の数々が、改めて問うべき問題として考えさせられる。


美少女の悲しみ  (2008-07-03)
とにかく、冒頭からグチャグチャである!!主人公は13歳の中学2年生山田なぎさ。そして乱入してくる美少女の名は海野藻屑・・・自称人魚!!(笑)何だこれ〜・・・・と思いながらも、藻屑の必死の形相につい引き込まれてしまう・・・・。
余りに荒唐無稽のホラ話を真剣に繰り返す藻屑。そんな藻屑にうんざりしながらも心惹かれるなぎさ。裕福で、幸せなはずの藻屑に感じる孤独の影。生きるための実弾にこだわるなぎさは、藻屑が次々と繰り出す砂糖菓子の弾丸の中に切ない思いを感じとる・・・。反発しながらも、次第に心を通わせるなぎさと藻屑・・・。思春期の少女たちの、嘘とも冗談とも、泣き声とも歓声とも、汗とも涙ともつかない不思議な混乱の中で物語は進む。そして次第に明らかになる悲劇!!
「こんな人生ほんとじゃないんだ。きっと全部誰かの嘘なんだ。だから平気。きっと全部悪い嘘」
辛い現実から逃れるために「だから平気」と言うしかなかった少女。夢見るのは水底の永遠の安息・・・・。煌めく感性、切なく震える少女達の心、止めることの出来ない凶暴な衝動!!底知れぬ心の闇、そして・・・悲しい・・・諦観・・・。切ない思いを残して逝った少女の悲しみが胸を打ち・・・泣けます・・・。

引きこもり、虐待、いじめ・・・人間関係の現代的なテーマを取り上げた小説であり、一見乱暴な展開に感じられるのですが、良く読むと細部までとても丁寧 に、考え抜かれて書かれています。藻屑の悲しみは閉塞感に苛まれる現代の若者達の声のようにも聞こえてきます・・・。


ロリポップ!  (2007-09-14)
頭では、ちゃんとモクズだって分かってるのに、何故か最後まで、藻屑がモズクになってしまい、
手紙の部分も、『さよなら、もずく』と読んでいた・・


なかなかどうして、「普通の」通俗小説である。  (2007-09-11)
ライトノベルで刊行されたこと、そして
スイートな題名と記号群に一瞬身構えてしまうが
なかなかどうして、「普通の」通俗小説である。

目新しい小説上の技法は特に無いが
エキセントリックな人物像の描き方や
何より特徴的な台詞回しが冴えており
前へ前へと読ませる魅力に溢れている。
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