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アイテム詳細
赤×ピンク (ファミ通文庫)
桜庭 一樹
発売:エンターブレイン
Amazon.co.jp ランキング:Book で190141位
価格:¥ 672(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-01 /通常24時間以内に発送
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価格:¥ 672(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-01 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ライトノベル? 文芸書?
(2008-11-21)
タイトルのような区別をして、偏見を持って作品を判断することは嫌いなのだけれど、作者はライトノベルのようなテーマを文芸的な構造で書くことが上手い人なのかなと思う。いや、むしろ両方向に視野を持って活躍されている方ならではの執筆感覚なのだろうとも思うのだけれど。
文字を流すように読んで、作品世界を楽しむことが好きな人にとっては多分何が何だか分からない作品。女の子がキャットファイトしていて何だか知らないけれど悩みが解消できたみたいで良かったね、で感想が終わる。
待っていたら何かを提起してくれるような作品ならそれで良いかも知れないけれど、こじつけでも深いテーマを見つけないと納得できないような文芸マニアの人にとったら、多分少女が檻の中で戦うことに意味を見つけようとする。作者の意図とはずれていても、何かを感じる人がいるならそれは作品自体が持つテーマの一つになり得るんだろうけど。
そうは言っても、つまんないって言う人が多いんだろうなぁと思う。
だから、元気を出して。
(2006-08-01)
……というのが、発売当初オビに書かれていた一文。
正直レビューしづらい作品ですが、自身の抱えているものから抜け出せず、格闘技という手段で戦う少女たちの物語。
彼女たちにとって格闘技は単なる「手段」で、檻のなかで足掻くのにはどうしてもそれが必要だったのかな、と今では思える作品。
ううむ・・・
(2006-07-21)
かなり特殊な背景で書かれた作品です。桜庭作品で【ゴシック】シリーズが大好き、あの世界観が、キャラが大好き、な かたには抵抗があるかも。ガールズファイトを通じて人間模様みたいになっていますが、特に深くもないです。こうなったら勢いだけで読んでください。
特殊な設定がうまく活かされてないように思えたけど、('-,_ω-`)プッ
(2006-04-29)
これまた随分と扱いにくいテーマを掲げてきたな、と思います。('-,_ω-`)プッ
女の子たちが毎夜訪れる小学校。その中でファイトクラブというものが成り立っていて、それは観客を呼んで少女たちがその中で戦うんですよ。で、観客は彼女たちの必死な姿を見て喜んだりしてるわけです。
かなり特殊な設定なんですけど、この作品が内に掲げているテーマらしきものにはあまり合致していないかなぁというのが読み終わった後残った印象でした。('-,_ω-`)プッ
まー、でも内容は良かったですよ。桜庭一樹は「少女たちが抱える閉塞感」を描くのがうまいとどこかの記事で読みましたけど、この作品ではまさに彼女の本領が発揮されていて、楽しかったです。「少女の閉塞感」、いやはや見事でした。('-,_ω-`)プッ
僕が読んできた桜庭作品のほぼすべてに言える事ですけど、この人の小説に登場してくる女の子ってのはこちらが目を覆いたくなるくらいどこか生々しく、リアルですね。男性作家が書く少女には無い味わいを持っていて、しかしその味わいがまた苦々しくて、だけど僕は桜庭さんをお勧めします!
ラノベとしてはえらく異質な作品、と本人もあとがきで述べてますが、僕も同感ですね。だけどラノベとしての雰囲気を残しつつ、こういった他のラノベでは味わえないような深さ・重さを感じさせてくれる作品は好きですね。こういう作品、もっと書いてくれないかなと思いますね。
女の子たちの戦い
(2005-06-13)
色々な読み方があるだろうが、僕はこの作品を反セカイ系と位置づけている。
男の手によるセカイ系作品は、概して少女たちを“檻”のなかに閉じ込め、自己満足に浸っていたという印象を僕はぬぐい得ない。自らの自意識の肯定のために少女を“生贄”として捧げるそのありようは決して全肯定できるものではないと僕は考える。
『イリヤの空 UFOの夏』のように徹底して主人公の全能感を打ち崩すような例外も存在するが、それとても少女を殺さずにはおれない。
彼女たちに生き残る道はないのか、彼女たちはどこにゆけばいいのか、桜庭は真摯に少女たちの困難さや戦いを書きとめようとしている。桜庭の結論はあまっちょろいものであるかもしれない。しかし困難さから目を背け、見ないフリをするのに比べるなら、必死にいまを書きとめようとする「作家」としての正しいあり方に、賛辞の言を禁じえない。
さて、そして問題なのは僕たち〈男の子〉が今度はどうするかということだ。〈男の子〉の戦いを僕たちはどう戦えばいいのか。いつまでも〈女の子〉に戦わせてばかりいないで、もっと真剣に考えようぢゃないか、諸君。
おすすめ度:
ライトノベル? 文芸書?
タイトルのような区別をして、偏見を持って作品を判断することは嫌いなのだけれど、作者はライトノベルのようなテーマを文芸的な構造で書くことが上手い人なのかなと思う。いや、むしろ両方向に視野を持って活躍されている方ならではの執筆感覚なのだろうとも思うのだけれど。
文字を流すように読んで、作品世界を楽しむことが好きな人にとっては多分何が何だか分からない作品。女の子がキャットファイトしていて何だか知らないけれど悩みが解消できたみたいで良かったね、で感想が終わる。
待っていたら何かを提起してくれるような作品ならそれで良いかも知れないけれど、こじつけでも深いテーマを見つけないと納得できないような文芸マニアの人にとったら、多分少女が檻の中で戦うことに意味を見つけようとする。作者の意図とはずれていても、何かを感じる人がいるならそれは作品自体が持つテーマの一つになり得るんだろうけど。
そうは言っても、つまんないって言う人が多いんだろうなぁと思う。
だから、元気を出して。
……というのが、発売当初オビに書かれていた一文。
正直レビューしづらい作品ですが、自身の抱えているものから抜け出せず、格闘技という手段で戦う少女たちの物語。
彼女たちにとって格闘技は単なる「手段」で、檻のなかで足掻くのにはどうしてもそれが必要だったのかな、と今では思える作品。
ううむ・・・
かなり特殊な背景で書かれた作品です。桜庭作品で【ゴシック】シリーズが大好き、あの世界観が、キャラが大好き、な かたには抵抗があるかも。ガールズファイトを通じて人間模様みたいになっていますが、特に深くもないです。こうなったら勢いだけで読んでください。
特殊な設定がうまく活かされてないように思えたけど、('-,_ω-`)プッ
これまた随分と扱いにくいテーマを掲げてきたな、と思います。('-,_ω-`)プッ
女の子たちが毎夜訪れる小学校。その中でファイトクラブというものが成り立っていて、それは観客を呼んで少女たちがその中で戦うんですよ。で、観客は彼女たちの必死な姿を見て喜んだりしてるわけです。
かなり特殊な設定なんですけど、この作品が内に掲げているテーマらしきものにはあまり合致していないかなぁというのが読み終わった後残った印象でした。('-,_ω-`)プッ
まー、でも内容は良かったですよ。桜庭一樹は「少女たちが抱える閉塞感」を描くのがうまいとどこかの記事で読みましたけど、この作品ではまさに彼女の本領が発揮されていて、楽しかったです。「少女の閉塞感」、いやはや見事でした。('-,_ω-`)プッ
僕が読んできた桜庭作品のほぼすべてに言える事ですけど、この人の小説に登場してくる女の子ってのはこちらが目を覆いたくなるくらいどこか生々しく、リアルですね。男性作家が書く少女には無い味わいを持っていて、しかしその味わいがまた苦々しくて、だけど僕は桜庭さんをお勧めします!
ラノベとしてはえらく異質な作品、と本人もあとがきで述べてますが、僕も同感ですね。だけどラノベとしての雰囲気を残しつつ、こういった他のラノベでは味わえないような深さ・重さを感じさせてくれる作品は好きですね。こういう作品、もっと書いてくれないかなと思いますね。
女の子たちの戦い
色々な読み方があるだろうが、僕はこの作品を反セカイ系と位置づけている。
男の手によるセカイ系作品は、概して少女たちを“檻”のなかに閉じ込め、自己満足に浸っていたという印象を僕はぬぐい得ない。自らの自意識の肯定のために少女を“生贄”として捧げるそのありようは決して全肯定できるものではないと僕は考える。
『イリヤの空 UFOの夏』のように徹底して主人公の全能感を打ち崩すような例外も存在するが、それとても少女を殺さずにはおれない。
彼女たちに生き残る道はないのか、彼女たちはどこにゆけばいいのか、桜庭は真摯に少女たちの困難さや戦いを書きとめようとしている。桜庭の結論はあまっちょろいものであるかもしれない。しかし困難さから目を背け、見ないフリをするのに比べるなら、必死にいまを書きとめようとする「作家」としての正しいあり方に、賛辞の言を禁じえない。
さて、そして問題なのは僕たち〈男の子〉が今度はどうするかということだ。〈男の子〉の戦いを僕たちはどう戦えばいいのか。いつまでも〈女の子〉に戦わせてばかりいないで、もっと真剣に考えようぢゃないか、諸君。
