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アイテム詳細

聯愁殺 (ミステリー・リーグ)
西澤 保彦

発売:原書房
Amazon.co.jp ランキング:Book で177612位
価格:¥ 1,785(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2002-03 /通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
これしかないが…  (2007-05-28)
 見ず知らずの男に殺されそうになった女性が、謎好きの集まる会合・恋謎会の面々に、どうして自分が狙われたのか、推理してもらうというミステリ。
 無差別に見える連続殺人、犯人はどこに消えてしまったのかなど、不可解な謎の提示はうまい。推理合戦のなかで次々と新事実が発見され、仮説が塗り替えられていく過程も面白い。
 そして最後に、これしかないという結末が明らかになる。納得させられる。これまでのモヤモヤや矛盾、謎が一挙に明らかになる。カタルシスとしてはなかなかのもの。
 ただ、これはこれでガッカリという気もする。裏切りというか、フェアでないというか。
 途中の推理合戦がダラダラしすぎている点もマイナス。

推理合戦好きの方に  (2007-03-19)
無差別連続殺人事件で殺されそうになったヒロインが、迷宮入りした犯人の素性や動機を追い求めて推理を依頼し、推理マニアメンバーの集まる会が催された。
この著者らしい推理ロジック合戦とも言える部分が作品の大半を占める。珍推理・迷推理続出する中で、段々と真相のベールが剥がされてゆき・・・
真相の裏の真実が明らかになった時、人間の業の深さというか、なんともやるせない無力感に襲われる。
賛否両論分かれる作品だろうが、緻密な組み立てと繰り返されるどんでん返しには素直に感嘆する。
こんなややこしく込み入った作品、書くの大変だろうなぁ・・・と。(ってそれがこの著者のウリなんだけどね)

エンドレス推理合戦  (2004-09-04)
いや凄いです。推理につぐ推理、まさに全編推理合戦ですね。
わずかな事実から、よくぞここまでロジックを展開できるものです。
こじつけの推理ももちろんありますが、ここまでやれば感心すると
いうか、あきれるというか、とにかく未体験のインパクトはあります。
ですが、逆に言えばそれだけかもしれません。ラストは心胆寒からし

めるものがあり、なかなか良かったのですが、推理しっ放しなだけに
物語の起伏に欠ける感は否めませんし、どの推理も常識の域を出てい
ない為、残念ながら全体としては平凡な印象でした。
それにしても、珍名奇名のオンパレードは何とかして欲しいですね。
ミステリー的に何らかの効果は与えているかもしれませんが、読み辛
いことこの上なしです。


チョコレートの後にお読み下さい  (2004-06-26)
まず、読み出してすぐ感じたのは、「これは『毒入りチョコレート事件』だな」ということです。
何しろ第2章、26ページから(本の最後まで)探偵作家や警察OBたち5人の会合「恋謎会(れんめいかい)」で事件の推理が始まるのです。その時に分かる『毒入りチョコレート事件』との違いは、依頼者が同席していることくらいでしょうか。

最初に気が付く違いはこれだけで、読んでいくと、この依頼者がウソをついていたり、隠している事実があったりするものだから、探偵たちが調べた新事実の他にもこれらが出てくるので、内容も構成も本家より劣っているのでは?と危惧してしまいました。

さらに読み進めると、一通り推理を出した後は、それぞれ思いついた人が推理を発言して行くので、一人ずつ推理と検証をしていく本家より読みづらい…。

最後まで読むと、ようやく作者の仕掛けが明らかになって、ここまで読んだ努力が報われる感じしましたが、特に『毒入りチョコレート事件』を読んだことがある人にとってはそこまで行くのが大変かもしれません。ネタバレするのでこれ以上書けないのが残念ですが。

どんでん返しそのものは充分に堪能できたものの、犯人の動機にはちょっと納得しかねるものがありました。

ちなみに、てっきり「恋」の旧字かと思っていたら、漢和辞典で調べたら「聯」は「連」の旧字でした。


狙われた私の謎  (2003-06-13)
 投書マニアの一礼比(いちろい)梢絵は、自宅アパートで男に襲われ、殺されそうになる。九死に一生を得た彼女は、犯人が高校生だったことを知り、なぜ彼が自分をターゲットに選んだのかを知りたく思うのだった。事件担当の刑事・双侶(なるとも)から恋謎会に誘われた彼女は、会のメンバーが事件の謎を解いてくれることを期待するのだが。

 いまいち物語にのりきれなかった。個性ある登場人物たちの、安楽椅子探偵ぶりや、愉快な推理合戦はなかなかいいのだが、ヒロインの心の動きがどうも違和感があって。あんたそれは無いだろう?と。意外な真相を聞かされても、そうだったのか…とは思うものの、物語として面白いかというとどうかなあ。

 あと、登場人物の名前が全部難読珍奇なのは、いかがなものか。それらは著者の創作なのか、ホントにあるのか。ハヤカワ文庫「珍姓奇名」読んでも載っていない名字なのだが…。

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