Special Menu
Category Menu
- ジャンル別
- 文学・評論
- 思想・社会・ノンフィクション
- 人文・思想
- 社会・政治
- ノンフィクション
- 歴史・地理
- ビジネス・経済・キャリア
- 投資・金融・会社経営
- 科学・テクノロジー
- 医学・薬学
- コンピュータ・インターネット
- アート・建築・デザイン
- 実用・スポーツ・ホビー
- 資格・検定
- 暮らし・健康・子育て
- 旅行ガイド
- 語学・辞事典・年鑑
- 教育・学参・受験
- こども
- コミック・アニメ・BL
- タレント写真集
- ゲーム攻略本
- エンターテイメント
- 新書・文庫
- 雑誌
- 楽譜・スコア・音楽書
- 古書
- カレンダー
- ポスター
- アダルト
検 索
イーブックオフ
中古を買うなら
「イーブックオフ
」へ

ロリポップ!
当サイトのサーバーは
「ロリポップ!
」です
アイテム詳細
館島 (創元推理文庫 (Mひ4-1))
東川 篤哉
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で21775位
価格:¥ 819(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2008-07 /通常24時間以内に発送
東川 篤哉
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で21775位
価格:¥ 819(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2008-07 /通常24時間以内に発送
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
「螺旋階段」と「80年代」と「岡山」
(2008-08-30)
六角形の四階建てで屋上にドーム型の展望室があり、
中心に巨大な螺旋階段を配した建物――。
この情報だけからでも、直感的に舞台となる建物に施された
大仕掛けに気づく人は結構いるのではないかと思います。
しかし、本作は大トリック一発勝負といった大味のものでは決してありません。
ベタなスラップスティックコメディと若干下世話な会話のなかに
巧妙に伏線をまぎれこませ、それを周到に積み上げていくことで、
論理のアクロバットを実現させる、まさに「端正な本格」といった
作風なのです。
特に、瀬戸大橋架設に係る土地売買の疑惑といった社会派ネタの挿入の仕方や、
意外性十分な建築家の設計意図などには舌を巻きました。
また、本作でキーワードとなるのが、「80年代」と「岡山」。
せわしい現代と比べ、のどかで牧歌的な「80年代」の雰囲気は時間の流れも
ゆったりとしていて、なんだか和みます(殺人が起こるのに……w)
「岡山」を舞台にしているのもジモティーとしては、なんだか面映くもあるのですが、
知っている地名やローカルな店名が出てくると、思わずニヤリとしてしまいます。
「岡山」を舞台にしたミステリというと、なんといっても巨匠・大横溝がいるわけですが、
著者には是非ともその衣鉢を継いで、〈岡山〉ものを書き続けてもらいたいですね。
作風は真逆かもしれませんがw
▼関連書籍
・〈速水三兄妹〉シリーズ(我孫子武丸)…スラップスティックな雰囲気が似ています。
・『十角館の殺人』(綾辻行人)…本作は、この作品へのオマージュ(メイントリックは対照的)。
おみごとな伏線回収
(2008-08-08)
05年05月の単行本を文庫化した作品です.
多角形の館に孤島と,『いかにも』な雰囲気を漂よわせながらも,
会話から事件の動機にまで笑いを取り込んだユーモアミステリです.
特に,探偵と助手,それぞれを務める男女のやり取りがおかしく,
協力と対立,関係が反転しながら事件を解決へと導いていく流れは,
あたかも館の象徴でもある『螺旋階段』のようで楽しませてくれます.
また,ただのドタバタくらいに思っていたできごとにも事件や謎が絡み,
それらが収束していくさまは,バカバカしくもなぜか納得してしまいます.
ただ,探偵役が真相に気づき,それを開陳していく終盤はやや唐突で,
にぎやかなやり取りから一変する『キャラクタ』にも少しの違和感が….
主要人物が著者の別シリーズ被っているのもちょっと気になるところです.
とはいえ,館の『秘密』に気づくことになった発想は目からウロコで,
そこからさらに明らかになる『存在意義』には,ただあ然とするばかり.
疑問だった時代や舞台にもしっかり繋いでの結末もおみごとのひと言です.
おすすめ度:
「螺旋階段」と「80年代」と「岡山」
六角形の四階建てで屋上にドーム型の展望室があり、
中心に巨大な螺旋階段を配した建物――。
この情報だけからでも、直感的に舞台となる建物に施された
大仕掛けに気づく人は結構いるのではないかと思います。
しかし、本作は大トリック一発勝負といった大味のものでは決してありません。
ベタなスラップスティックコメディと若干下世話な会話のなかに
巧妙に伏線をまぎれこませ、それを周到に積み上げていくことで、
論理のアクロバットを実現させる、まさに「端正な本格」といった
作風なのです。
特に、瀬戸大橋架設に係る土地売買の疑惑といった社会派ネタの挿入の仕方や、
意外性十分な建築家の設計意図などには舌を巻きました。
また、本作でキーワードとなるのが、「80年代」と「岡山」。
せわしい現代と比べ、のどかで牧歌的な「80年代」の雰囲気は時間の流れも
ゆったりとしていて、なんだか和みます(殺人が起こるのに……w)
「岡山」を舞台にしているのもジモティーとしては、なんだか面映くもあるのですが、
知っている地名やローカルな店名が出てくると、思わずニヤリとしてしまいます。
「岡山」を舞台にしたミステリというと、なんといっても巨匠・大横溝がいるわけですが、
著者には是非ともその衣鉢を継いで、〈岡山〉ものを書き続けてもらいたいですね。
作風は真逆かもしれませんがw
▼関連書籍
・〈速水三兄妹〉シリーズ(我孫子武丸)…スラップスティックな雰囲気が似ています。
・『十角館の殺人』(綾辻行人)…本作は、この作品へのオマージュ(メイントリックは対照的)。
おみごとな伏線回収
05年05月の単行本を文庫化した作品です.
多角形の館に孤島と,『いかにも』な雰囲気を漂よわせながらも,
会話から事件の動機にまで笑いを取り込んだユーモアミステリです.
特に,探偵と助手,それぞれを務める男女のやり取りがおかしく,
協力と対立,関係が反転しながら事件を解決へと導いていく流れは,
あたかも館の象徴でもある『螺旋階段』のようで楽しませてくれます.
また,ただのドタバタくらいに思っていたできごとにも事件や謎が絡み,
それらが収束していくさまは,バカバカしくもなぜか納得してしまいます.
ただ,探偵役が真相に気づき,それを開陳していく終盤はやや唐突で,
にぎやかなやり取りから一変する『キャラクタ』にも少しの違和感が….
主要人物が著者の別シリーズ被っているのもちょっと気になるところです.
とはいえ,館の『秘密』に気づくことになった発想は目からウロコで,
そこからさらに明らかになる『存在意義』には,ただあ然とするばかり.
疑問だった時代や舞台にもしっかり繋いでの結末もおみごとのひと言です.
