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アイテム詳細
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で788位
価格:¥ 680(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-12-21 /通常24時間以内に発送
伊坂 幸太郎
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価格:¥ 680(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-12-21 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
少しやりすぎ?
(2008-10-12)
2年前と現在とが交互に進められているのに、読んでいても、ちっとも振り回されない感じは、さすがでした。ストーリーもおもしろかった。タイトルも良くて。
でもちょっと、やり過ぎな感があるような、、伊坂ワールドどっぷりな方にはいいのかもしれません。
"途中参加"した物語の、少し寂しい結末
(2008-09-29)
役割が"お人好し"である現在の「僕」と二年前の「私」の話が交互に語られます。共通の登場人物の、過去と現在が繋がるようで結びかない話がゆっくりと一つになっていきます。
物語に"途中参加"した「僕」の語りが確かに"お人好し"で、読者と同じように「?」をたて、それを解いていきます。その結果が"途中参加"した物語の、少し寂しい結末でもありました。
んー
(2008-09-21)
面白い着想の本だし、過去の登場人物と絡ませてくる、話の構成とかはよく出来ていると思います。
でも、このお話はちょっと退屈で、段々重苦しくなって読後感も余りよくなかったです。
同じく不思議系の登場人物な「重力ピエロ」は好きなんですけど。
伊坂さんの本をこれから読もうと思われる方は、まず「チルドレン」「死神の精度」の方を
お勧めします。
ミステリとして書かない方が良かったのでは
(2008-09-13)
多彩な作風を持つ伊坂氏の事、本作ではどんな趣向を用意しているか期待して読んだが、ミステリを書いていると悟った瞬間、その期待は萎んだ。
大学の新入生の僕に、悪魔のような黒づくめの河崎と名乗る男が、「一緒に本屋を襲わないか」と誘う発端(現在)。物語は、僕を語り手とする現在と、ペットショップの店員琴美を語り手とする二年前とがカットバックで描かれる。折原氏が良く用いる手法である。二年前の登場人物は琴美の他、女好きの"榎木津"のような河崎、琴美の当時の恋人のブータン人ドルジ、ペットショップの店長麗子、そして琴美と河崎は元恋人の関係。現在の登場人物は僕の他、麗子と生き返ったと称する河崎。ペット殺しの犯人を念頭に置いて、簡単な算数をすると作者の意図は自ずと分かってしまう。本線の他にも、強引な挿話が多い。動物園は動物にとってはストレス源で、憩いの場と言うよりは物悲しい場所である。パンダも模様を無視すれば、顔は熊以外の何者でもない。また、ブータンを理想郷のように描いているが、実際は政争の絶えない国なのである。私にとって本作での一番の謎は、麗子の"氷の性格"だったが、この謎は最後まで置き去りである。
「イニシエーション・ラブ」や「葉桜の季節に...」よりはレベルが上だと思うが、上質のミステリとは思えない。作者の得意な「洒脱な人間模様もの」に徹した方が良かったのではないか。
映画を見てから読みました。どちらも面白かったです。
(2008-09-11)
伊坂作品を読んだのは初めてです。ミステリーのランキングなどによく紹介されているので興味はあったのですが、なんとなく手が出ませんでした。映画のDVDもなんとなく手にとってみたのですがこれが非常に面白くて、原作もぜひ読んでみたいと思ったのです。なので本を読む時も映像の人物が自然とイメージされてしまって、先に原作を読んでいたらどうかということがわかりません。けれど、映像と本のコラボの楽しさをこれほど感じた経験はありません。映画も素晴らしく原作も素晴らしかった。「アヒル」と「鴨」の比喩の意味は途中でわかるのですが、私たちはどのようなものに生を受けてこの世に存在するのかということまで考えさせられるような作品でした。私はたまたま日本に生を受けて、日本語を話し、このような容姿で存在しているけれど、もしかしたらすぐに殺されるような動物や虫だったかもしれないし・・・なんて・・・軽いタッチの本であり、映画であるのに不思議です。何度か読み返してみたいと考えています。
おすすめ度:
少しやりすぎ?
2年前と現在とが交互に進められているのに、読んでいても、ちっとも振り回されない感じは、さすがでした。ストーリーもおもしろかった。タイトルも良くて。
でもちょっと、やり過ぎな感があるような、、伊坂ワールドどっぷりな方にはいいのかもしれません。
"途中参加"した物語の、少し寂しい結末
役割が"お人好し"である現在の「僕」と二年前の「私」の話が交互に語られます。共通の登場人物の、過去と現在が繋がるようで結びかない話がゆっくりと一つになっていきます。
物語に"途中参加"した「僕」の語りが確かに"お人好し"で、読者と同じように「?」をたて、それを解いていきます。その結果が"途中参加"した物語の、少し寂しい結末でもありました。
んー
面白い着想の本だし、過去の登場人物と絡ませてくる、話の構成とかはよく出来ていると思います。
でも、このお話はちょっと退屈で、段々重苦しくなって読後感も余りよくなかったです。
同じく不思議系の登場人物な「重力ピエロ」は好きなんですけど。
伊坂さんの本をこれから読もうと思われる方は、まず「チルドレン」「死神の精度」の方を
お勧めします。
ミステリとして書かない方が良かったのでは
多彩な作風を持つ伊坂氏の事、本作ではどんな趣向を用意しているか期待して読んだが、ミステリを書いていると悟った瞬間、その期待は萎んだ。
大学の新入生の僕に、悪魔のような黒づくめの河崎と名乗る男が、「一緒に本屋を襲わないか」と誘う発端(現在)。物語は、僕を語り手とする現在と、ペットショップの店員琴美を語り手とする二年前とがカットバックで描かれる。折原氏が良く用いる手法である。二年前の登場人物は琴美の他、女好きの"榎木津"のような河崎、琴美の当時の恋人のブータン人ドルジ、ペットショップの店長麗子、そして琴美と河崎は元恋人の関係。現在の登場人物は僕の他、麗子と生き返ったと称する河崎。ペット殺しの犯人を念頭に置いて、簡単な算数をすると作者の意図は自ずと分かってしまう。本線の他にも、強引な挿話が多い。動物園は動物にとってはストレス源で、憩いの場と言うよりは物悲しい場所である。パンダも模様を無視すれば、顔は熊以外の何者でもない。また、ブータンを理想郷のように描いているが、実際は政争の絶えない国なのである。私にとって本作での一番の謎は、麗子の"氷の性格"だったが、この謎は最後まで置き去りである。
「イニシエーション・ラブ」や「葉桜の季節に...」よりはレベルが上だと思うが、上質のミステリとは思えない。作者の得意な「洒脱な人間模様もの」に徹した方が良かったのではないか。
映画を見てから読みました。どちらも面白かったです。
伊坂作品を読んだのは初めてです。ミステリーのランキングなどによく紹介されているので興味はあったのですが、なんとなく手が出ませんでした。映画のDVDもなんとなく手にとってみたのですがこれが非常に面白くて、原作もぜひ読んでみたいと思ったのです。なので本を読む時も映像の人物が自然とイメージされてしまって、先に原作を読んでいたらどうかということがわかりません。けれど、映像と本のコラボの楽しさをこれほど感じた経験はありません。映画も素晴らしく原作も素晴らしかった。「アヒル」と「鴨」の比喩の意味は途中でわかるのですが、私たちはどのようなものに生を受けてこの世に存在するのかということまで考えさせられるような作品でした。私はたまたま日本に生を受けて、日本語を話し、このような容姿で存在しているけれど、もしかしたらすぐに殺されるような動物や虫だったかもしれないし・・・なんて・・・軽いタッチの本であり、映画であるのに不思議です。何度か読み返してみたいと考えています。
