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アイテム詳細
幻獣遁走曲 (創元推理文庫)
倉知 淳
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で197676位
価格:¥ 672(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2004-04-09 /通常24時間以内に発送
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発売日:2004-04-09 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ほんわかミステリ
(2006-11-14)
初めて読んだ猫丸先輩の作品なのですが、前作を読んでいなくてもなんら問題はありませんでした。短編5つが収録されていますが、どこから読んでも大丈夫。
この猫丸先輩、なんともいえず愉快なキャラクターです。初対面の人には、「この人、ちょっと足りないんじゃないか?」と思わせるような、言動と行動。それが、ひとたび”事件”が起こると、名探偵に変身してしまいます。
ここに出てくる謎は、誰が殺したとか、そういったものではなく、いわゆる日常の謎。結果が分かってしまうとなあんだ、そんなことか、と思うようなことだけれど、みんな答えがわからなくてイライラ、おろおろする様子がおもしろい。この謎を解けるのは、やはり猫丸先輩だからでしょう。彼が追求するのは「おもしろさ」。自分の興味の赴くままにいろんなことに首をつっこんでいる。だからきっと、既成概念にとらわれないんでしょう。
なにか”事件”が起きると、普通の人は「誰がやったんだ」とまず考える。それから「どうして(そんなことを)やったんだ」となる。そのとき人は、そこに”悪意”を見いだそうとします。そしてついつい、”犯人探し”のようなことになってしまう。しかしそこで、いやいや、そんなことじゃないんだよ、と事件全体を単純に解明してくれるのが猫丸先輩です。
彼のような生き方をしているからこそ、これらの謎が解けるのだと思います。私たちのように「世間の常識」にとらわれていると、見えるものも見えなくなってしまうんですね。かといって、なんでもかんでも善意にとらえるのではなく、事実をありのままに解明する猫丸先輩の謎解きに共感できます。
肩が凝らずに読める、楽しいミステリです。他の作品も読んでみたくなりました。
ほのぼの〜v
(2006-11-04)
猫丸先輩がアルバイト先で出くわすミステリー(?)の短篇集です。
好奇心旺盛な猫丸先輩は、あっちこっち気の向くままに、アルバイトに出向きます。
キャットショーのイベント案内係、新薬の人体実験、未確認生物探索、ヒーローショウでの悪役、松茸の山の案内係。
そう、殺人などの泥泥したミステリーではなく、日常に起こりうる、ちょっとした謎を解き明かす、ほっこりできる内容ですv
もちろん死体なんて出てきませんよv
ほのぼのと読めるミステリーで、おすすめですv
今回も巻末に解説が寄せてあるのですが、今までで一番素敵な解説でした。
これが解説なんですよっ!一作目に解説書いてた人!と、軽く興奮w
本文を読み終えたら、ぜひ解説もご堪能くださいv
かわいい怪物
(2006-10-04)
1999年に出た単行本の文庫化。
猫丸先輩シリーズの第三作。かなり安定してきた。5編の短篇が収められているが、どれも面白く読める。
謎そのものは実に些細。本当にどうでもいいようなものばかりだが、その使い方が上手い。トリックが明らかになると「犯人はどうしてこんなことをしたのか」がわかり、なるほど、とうなづかされる。
後から考えると、手掛かりもあちこちに散りばめられており、再読の楽しみもある。
身近にいて欲しい先輩。
(2005-02-14)
猫丸先輩のみならず『鬼軍曹』のキャラが面白い。
珍獣は脇役の『イタちゃん』が最後の最後に発見
するのですが、その後の展開が気になります。
面白そうなバイトを面白くこなす先輩は、トボけた
フリでスルドイ、身近にいてくれたらきっと楽しいだろうと
思わせてくれます。
猫丸先輩、アルバイト先で大活躍の巻
(2004-05-28)
『日曜の夜は出たくない』に続く猫丸先輩シリーズ第2短編集。
「よっ、待ってました!」と掛け声をかけたくなったくらい、
今回の文庫化は嬉しかったです。
おすすめ度:
ほんわかミステリ
初めて読んだ猫丸先輩の作品なのですが、前作を読んでいなくてもなんら問題はありませんでした。短編5つが収録されていますが、どこから読んでも大丈夫。
この猫丸先輩、なんともいえず愉快なキャラクターです。初対面の人には、「この人、ちょっと足りないんじゃないか?」と思わせるような、言動と行動。それが、ひとたび”事件”が起こると、名探偵に変身してしまいます。
ここに出てくる謎は、誰が殺したとか、そういったものではなく、いわゆる日常の謎。結果が分かってしまうとなあんだ、そんなことか、と思うようなことだけれど、みんな答えがわからなくてイライラ、おろおろする様子がおもしろい。この謎を解けるのは、やはり猫丸先輩だからでしょう。彼が追求するのは「おもしろさ」。自分の興味の赴くままにいろんなことに首をつっこんでいる。だからきっと、既成概念にとらわれないんでしょう。
なにか”事件”が起きると、普通の人は「誰がやったんだ」とまず考える。それから「どうして(そんなことを)やったんだ」となる。そのとき人は、そこに”悪意”を見いだそうとします。そしてついつい、”犯人探し”のようなことになってしまう。しかしそこで、いやいや、そんなことじゃないんだよ、と事件全体を単純に解明してくれるのが猫丸先輩です。
彼のような生き方をしているからこそ、これらの謎が解けるのだと思います。私たちのように「世間の常識」にとらわれていると、見えるものも見えなくなってしまうんですね。かといって、なんでもかんでも善意にとらえるのではなく、事実をありのままに解明する猫丸先輩の謎解きに共感できます。
肩が凝らずに読める、楽しいミステリです。他の作品も読んでみたくなりました。
ほのぼの〜v
猫丸先輩がアルバイト先で出くわすミステリー(?)の短篇集です。
好奇心旺盛な猫丸先輩は、あっちこっち気の向くままに、アルバイトに出向きます。
キャットショーのイベント案内係、新薬の人体実験、未確認生物探索、ヒーローショウでの悪役、松茸の山の案内係。
そう、殺人などの泥泥したミステリーではなく、日常に起こりうる、ちょっとした謎を解き明かす、ほっこりできる内容ですv
もちろん死体なんて出てきませんよv
ほのぼのと読めるミステリーで、おすすめですv
今回も巻末に解説が寄せてあるのですが、今までで一番素敵な解説でした。
これが解説なんですよっ!一作目に解説書いてた人!と、軽く興奮w
本文を読み終えたら、ぜひ解説もご堪能くださいv
かわいい怪物
1999年に出た単行本の文庫化。
猫丸先輩シリーズの第三作。かなり安定してきた。5編の短篇が収められているが、どれも面白く読める。
謎そのものは実に些細。本当にどうでもいいようなものばかりだが、その使い方が上手い。トリックが明らかになると「犯人はどうしてこんなことをしたのか」がわかり、なるほど、とうなづかされる。
後から考えると、手掛かりもあちこちに散りばめられており、再読の楽しみもある。
身近にいて欲しい先輩。
猫丸先輩のみならず『鬼軍曹』のキャラが面白い。
珍獣は脇役の『イタちゃん』が最後の最後に発見
するのですが、その後の展開が気になります。
面白そうなバイトを面白くこなす先輩は、トボけた
フリでスルドイ、身近にいてくれたらきっと楽しいだろうと
思わせてくれます。
猫丸先輩、アルバイト先で大活躍の巻
『日曜の夜は出たくない』に続く猫丸先輩シリーズ第2短編集。
「よっ、待ってました!」と掛け声をかけたくなったくらい、
今回の文庫化は嬉しかったです。
これほどお気楽な探偵ってのも、そうそういないんじゃないでしょうか。
奇妙な事件を前にして、うーんと首を捻る人たちを面白そうに見つめ、
しばしば煙に巻いたり、げははははと大笑いしたりしながら謎を解いて
みせる猫丸先輩。人一倍好奇心旺盛で、茶目っ気があって、お調子者の
猫丸先輩。妙に馴れ馴れしかったり、くだけた態度をとるかと思いきや、
謎を解き明かす時は、さり気ない優しさを垣間見せる猫丸先輩。
そんな猫丸先輩を見ているのはとっても楽しく、心がなごみます。
今回の猫丸先輩の事件簿は、全部で五つ。
いずれも、猫丸先輩がアルバイト先でひょっこり遭遇した、
殺人とか一切なしの消失事件。
事件の謎をこうひょいひょいっと、まるで子供が手品を披露して
得意そうにしている、そんな感じで解き明かしていくんですね。
読み終えた後の後味の良さ。くすりとさせてくれる爽やかな味。
春駘蕩、いい湯だなあと、鼻歌のひとつも口ずさみたくなる
倉知淳さんの猫丸先輩もの作品集なのでした(^^)
