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アイテム詳細
五つの時計―鮎川哲也短編傑作集〈1〉 (創元推理文庫)
北村 薫(編集)
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で95373位
価格:¥ 966(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1999-02 /通常24時間以内に発送
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発売:東京創元社
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価格:¥ 966(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1999-02 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
少々マニアック
(2008-01-18)
純粋な推理作品で、物語は、犯人を暴くという一点に向かって、緻密に突進する。
つまり、物語は単純であるが、トリックは非常に手が込んでいて、推理ファンは唸らされる。
物語が、推理内容以外の、脇道にそれたりはしない。
著者は、時間差トリック、鉄道トリック、密室殺人などを、得意とする。
各作品の冒頭に、江戸川乱歩氏の前口上が配されているが、この部分も大変面白い。
巻末に収められている、著名推理作家による対談も、興味深い。
収録されている作品は、ほとんどが、昭和三十年代前半に発表されたものだ。
この時代の雰囲気のもと、作品は、親しみやすい文章で綴られる。
ただ、少々マニアックでもある。
読者は相当な推理ファンという前提で書かれている。
読者は、内外の著名な推理作品は、既に読んでいるのが前提であるかの様だ。
もちろん、そうでなくても、十分に楽しむ事は出来るが、推理マニア好みでもある。
純粋な推理ファンにとっては、珠玉の作品群だ。
トリック すごい
(2006-08-23)
10本の短編が収められている。厳選されたものであり、いずれのトリックも際立っている。素晴らしいアイディアが惜しみなくつぎ込まれている。「これぞ短編ミステリ」と思った。
しかし、瑕疵もある。まず、物語としての魅力に乏しいこと。登場人物にも筋立てにも生気が感じられないのだ。そして古くさいこと。悪い意味で執筆当時の「世相」が出てしまっているように感じた。
傑作ばかりの短編集
(2005-09-30)
鮎川哲也が『宝石』に発表した短編を10編集めた短編集です。当時の『宝石』の編集長は江戸川乱歩であり、彼による紹介文が全作品に付けられているのも魅力となっています。その点もさることながら本編の充実度には目を見張るばかり。500ページ以上ある厚い本なのですが、読了後もまだまだ読み足りないという感覚がずいぶん後まで残りました。
カーの『白い准僧院』に挑戦(●^o^●)
(2005-06-11)
北村薫氏編鮎川哲也の第一短編傑作選。
各短編毎に江戸川乱歩のコメント、巻末には鮎川哲也の作品ノート、解説2名、鼎談・有栖川有栖+北村薫+山口雅也までついた豪華版である(●^o^●)。いかに鮎川哲也が重鎮かつ愛されているか解る。鮎川哲也はある意味外国作家と同じテーマに基づき自分なりのものを作り上げて挑戦したり、江戸川乱歩の依頼に基づき短期間で秀逸な短編を連続して発表したりと常に厳しい条件を突きつけられる名探偵のような立場にあったのが感じられる。しかもそれを鮎川哲也はものの見事にこなしてしまうのである。それらがこの傑作短編集である。
この第一短編傑作選では有名な『五つの時計』もよいがむしろ江戸川乱歩の依頼に基づき3ヶ月連続で書いた『白い密室』・『早春に死す』・『愛に朽ちなん』が好みだ。(●^o^●)いずれも文体鮮やか。そこが外国翻訳ものにはない魅力だと再確認出来る。
推理小説短編集の最高峰!
(2002-08-27)
細部まで練り込まれたプロット。「構成美」という言葉がこれほど相応しい小説を、他に読んだことがありません。読みやすさと簡潔さを合わせ持った稀有な文章にも感動しました。純粋にミステリ小説の知的興奮を楽しめます。
北村薫、有栖川有栖、山口雅也ら人気作家三人による、巻末のミステリ談義もまた楽しい。鮎川哲也氏と推理小説への愛を感じます。
おすすめ度:
少々マニアック
純粋な推理作品で、物語は、犯人を暴くという一点に向かって、緻密に突進する。
つまり、物語は単純であるが、トリックは非常に手が込んでいて、推理ファンは唸らされる。
物語が、推理内容以外の、脇道にそれたりはしない。
著者は、時間差トリック、鉄道トリック、密室殺人などを、得意とする。
各作品の冒頭に、江戸川乱歩氏の前口上が配されているが、この部分も大変面白い。
巻末に収められている、著名推理作家による対談も、興味深い。
収録されている作品は、ほとんどが、昭和三十年代前半に発表されたものだ。
この時代の雰囲気のもと、作品は、親しみやすい文章で綴られる。
ただ、少々マニアックでもある。
読者は相当な推理ファンという前提で書かれている。
読者は、内外の著名な推理作品は、既に読んでいるのが前提であるかの様だ。
もちろん、そうでなくても、十分に楽しむ事は出来るが、推理マニア好みでもある。
純粋な推理ファンにとっては、珠玉の作品群だ。
トリック すごい
10本の短編が収められている。厳選されたものであり、いずれのトリックも際立っている。素晴らしいアイディアが惜しみなくつぎ込まれている。「これぞ短編ミステリ」と思った。
しかし、瑕疵もある。まず、物語としての魅力に乏しいこと。登場人物にも筋立てにも生気が感じられないのだ。そして古くさいこと。悪い意味で執筆当時の「世相」が出てしまっているように感じた。
傑作ばかりの短編集
鮎川哲也が『宝石』に発表した短編を10編集めた短編集です。当時の『宝石』の編集長は江戸川乱歩であり、彼による紹介文が全作品に付けられているのも魅力となっています。その点もさることながら本編の充実度には目を見張るばかり。500ページ以上ある厚い本なのですが、読了後もまだまだ読み足りないという感覚がずいぶん後まで残りました。
鮎川と言えば時刻表トリックであり、この作品集でも時刻表トリックを使ったものがいくつかありますが、そればかりではありません。密室やら王道のフーダニットやら、個性豊かな作品群が並んでいます。彼の長編を読むと一徹な作風に付いていくのにやや疲れを感じたりもするのですが、短編だと読み手の集中力も持続するのでちょうどいい読み心地を与えてくれます。
カーの『白い准僧院』に挑戦(●^o^●)
北村薫氏編鮎川哲也の第一短編傑作選。
各短編毎に江戸川乱歩のコメント、巻末には鮎川哲也の作品ノート、解説2名、鼎談・有栖川有栖+北村薫+山口雅也までついた豪華版である(●^o^●)。いかに鮎川哲也が重鎮かつ愛されているか解る。鮎川哲也はある意味外国作家と同じテーマに基づき自分なりのものを作り上げて挑戦したり、江戸川乱歩の依頼に基づき短期間で秀逸な短編を連続して発表したりと常に厳しい条件を突きつけられる名探偵のような立場にあったのが感じられる。しかもそれを鮎川哲也はものの見事にこなしてしまうのである。それらがこの傑作短編集である。
この第一短編傑作選では有名な『五つの時計』もよいがむしろ江戸川乱歩の依頼に基づき3ヶ月連続で書いた『白い密室』・『早春に死す』・『愛に朽ちなん』が好みだ。(●^o^●)いずれも文体鮮やか。そこが外国翻訳ものにはない魅力だと再確認出来る。
推理小説短編集の最高峰!
細部まで練り込まれたプロット。「構成美」という言葉がこれほど相応しい小説を、他に読んだことがありません。読みやすさと簡潔さを合わせ持った稀有な文章にも感動しました。純粋にミステリ小説の知的興奮を楽しめます。
北村薫、有栖川有栖、山口雅也ら人気作家三人による、巻末のミステリ談義もまた楽しい。鮎川哲也氏と推理小説への愛を感じます。
