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アイテム詳細
湖底のまつり (創元推理文庫)
泡坂 妻夫
発売:東京創元社
Amazon.co.jp ランキング:Book で298979位
価格:¥ 546(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1994-06 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
騙しの技巧は光るが
(2006-08-04)
作者は奇術も本職並み(あるいは本職?)で、騙しの作品を書くのにふさわしい。第1章から祭りの中での人間消失の謎が提出されるのだが、状況からして結論は1つしかない。私は本章の途中でトリックに気づいてしまった。それにしても、一人称で書いているヒロインが出会った相手が「***」と気付かないのは不自然ですね。話は1章の人間消失の謎に加え、相手だと思っていた人物が数ヶ月前に死んでいたと聞かされた謎を追うヒロインが、2章、3章と時間を遡り、謎が錯綜する中、真相にたどり着き、アッと驚くという仕掛け。この構成は巧みだと思う。本作を日本ミステリ界の「騙しの名作」と呼ぶ人が多いのもうなづける。1章をもっといい加減に「皇帝のかぎ煙草入れ」風に書けば、騙される人の数が増えたと思う。作風がそれを許さなかったのかもしれないが。
ゆっくりと解けて行く面白さ
(2005-07-29)
一気に読みました。面白かったです。
この作品は『騙し絵』といっておりますが、パズル感覚といってもいいと思います。作品を読み解く手がかりは序盤から散りばめられており、情報を整理していけば四章に入るまでには大体は解けているという、親切なつくりで、その読み解く感覚は本格推理そのものです。
最初の章では、紀子という女性の視点で語られます。傷ついた女性の一人旅、突然の災害、一人の青年との出会い、しかしその翌日、紀子はその青年、晃二が一月も前に死んでいたことを知るのです。誰が、何のために晃二の名を語ったのか、そして僅かな期間で変わってしまった村の光景、いったい何が起こったのか。魅力的な謎で迫ってきます。
そして次の章から謎の内側へと入っていきますが、これをどう解いていきますか。
おすすめ度:
騙しの技巧は光るが
作者は奇術も本職並み(あるいは本職?)で、騙しの作品を書くのにふさわしい。第1章から祭りの中での人間消失の謎が提出されるのだが、状況からして結論は1つしかない。私は本章の途中でトリックに気づいてしまった。それにしても、一人称で書いているヒロインが出会った相手が「***」と気付かないのは不自然ですね。話は1章の人間消失の謎に加え、相手だと思っていた人物が数ヶ月前に死んでいたと聞かされた謎を追うヒロインが、2章、3章と時間を遡り、謎が錯綜する中、真相にたどり着き、アッと驚くという仕掛け。この構成は巧みだと思う。本作を日本ミステリ界の「騙しの名作」と呼ぶ人が多いのもうなづける。1章をもっといい加減に「皇帝のかぎ煙草入れ」風に書けば、騙される人の数が増えたと思う。作風がそれを許さなかったのかもしれないが。
ゆっくりと解けて行く面白さ
一気に読みました。面白かったです。
この作品は『騙し絵』といっておりますが、パズル感覚といってもいいと思います。作品を読み解く手がかりは序盤から散りばめられており、情報を整理していけば四章に入るまでには大体は解けているという、親切なつくりで、その読み解く感覚は本格推理そのものです。
最初の章では、紀子という女性の視点で語られます。傷ついた女性の一人旅、突然の災害、一人の青年との出会い、しかしその翌日、紀子はその青年、晃二が一月も前に死んでいたことを知るのです。誰が、何のために晃二の名を語ったのか、そして僅かな期間で変わってしまった村の光景、いったい何が起こったのか。魅力的な謎で迫ってきます。
そして次の章から謎の内側へと入っていきますが、これをどう解いていきますか。
