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アイテム詳細
追憶のかけら (ジョイ・ノベルス)
貫井 徳郎
発売:実業之日本社
Amazon.co.jp ランキング:Book で140965位
価格:¥ 1,000(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-12-08 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
実はLoveLoveが主題ののろけ小説
(2008-04-06)
貫井徳郎氏の作品には、時として頼りないヒーローが登場する。が、そのヒーローの存在意味は、その情けない男そのものではなく、対する「伴侶」を美しく描くための「黒子」としてなのだ!ということが、最後にわかる。
過去の話と現代の話とが錯綜しているが、ミステリーとしては「過去」の話の方が、尻切れトンボな分、完成度は高いと思う。「現代」のは、登場人物が多すぎて、実はそれらが何処かで繋がっていたりする不自然さと、実は繋がっていなかったのだなどという複雑さが、読者を混乱させてしまう。
ミステリーとしては今一歩共感出来ない部分もあるが、夫婦の悲しいLoveLoveドラマだと考えれば、男として焼きもち焼きたくなるくらい羨ましい話だと思う。
いつもながらのストーリー上手
(2007-02-10)
挿話の主人公佐脇依彦の話が長くて著者もドラマを書くようになったのかと思ったが後からちゃんと犯人探しが用意されていて期待を裏切らない。佐脇の話が終わってからぐいぐい読ませてくれる。
大学講師の主人公松嶋先生は騙されっぱなしでいつ真実に辿り着くのだろうかとハラハラしてしまう。著者の今までの作品と同様に重苦しい雰囲気は踏襲しているが趣は異なっている。こういうのも好きだ。ようやく見つけた黒幕があっけらかんとしているのも好感が持てる。
力作
(2007-02-04)
二転三転、、、五転六転、、、十転、、、。
この物語は、いったい何転すれば、収拾がつくのだろう。
当初から、この学者先生は、人が良くて、罠に陥れられている様にも感じる。
そして、挿入されている手記は、内容が壮絶で、大変読み応えがある。
そして、手記に仕掛けられた罠は、巧妙に学者先生を、陥れてゆく。
この作品には、物語が巧みに練り上げられている点は、著者ならではであるが、
これまでの著者の作品とは、少し読後感が異なる。
著者は、これまで、目を背けたくなる様な、嫌悪感を抱かせる対象に、度々焦点を当ててきた。
この作品は、その点では異なり、読後に、温かいものが後遺する。
文句無しの力作だ。
2つの物語
(2007-01-08)
主人公・松嶋は、久しぶりに会った友人と飲み、羽目をはずして風俗へ。
それに激怒し、妻は子供をつれて実家に帰ったが、
1週間後、謝罪をするまもなく、事故死。
娘は義父母の元に置き、落ち込んだ生活を送っていたが、
ふとしたことから戦後すぐに自殺した作家の最後の手記を手に入れた…
「手記」は、旧仮名遣いなので、ものすごく大変だが、慣れてくると面白くなってくる。
この物語は、自殺した作家が書いた56年前のできごとと、現在の大学の国文学の講師の、
2つの物語。
まったく接点のないはずの2人は、実は繋がっていた。
ただし!
推理小説にしては、なんとも情けない主人公である。
すべての点において騙されっぱなしだからである。
謎解きなどはほとんどない。
自身はついていないと書いてあったが、
ここまでツキに見放され、自信がなく、
どこまでも騙されている。
「二者択一」には、「今度こそ!」がないのである。
自分に自信のない人もたくさんいるだろうし、
自意識過剰すぎる人もいることであろう。
しかし、あまりにもおどおどしすぎる人がいると、腹が立ってくる。
これでは、咲都子も浮かばれない。
全体として面白いのだが、
この主人公だけは好きになれない…
三転四転
(2006-12-31)
交通事故で妻を亡くした国文学学者が入手した手記。その手記には五十年前に自殺した作家の自殺に至るまでの事件が克明に記されていた。手記の謎を解こうとする主人公に降りかかる悪意。三転四転する真相。途中で読むのが止まらない。寝不足必至。
手記単体でも短編を読み終えたような満足感。人間が描けている!
おすすめ度:
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過去の話と現代の話とが錯綜しているが、ミステリーとしては「過去」の話の方が、尻切れトンボな分、完成度は高いと思う。「現代」のは、登場人物が多すぎて、実はそれらが何処かで繋がっていたりする不自然さと、実は繋がっていなかったのだなどという複雑さが、読者を混乱させてしまう。
ミステリーとしては今一歩共感出来ない部分もあるが、夫婦の悲しいLoveLoveドラマだと考えれば、男として焼きもち焼きたくなるくらい羨ましい話だと思う。
いつもながらのストーリー上手
挿話の主人公佐脇依彦の話が長くて著者もドラマを書くようになったのかと思ったが後からちゃんと犯人探しが用意されていて期待を裏切らない。佐脇の話が終わってからぐいぐい読ませてくれる。
大学講師の主人公松嶋先生は騙されっぱなしでいつ真実に辿り着くのだろうかとハラハラしてしまう。著者の今までの作品と同様に重苦しい雰囲気は踏襲しているが趣は異なっている。こういうのも好きだ。ようやく見つけた黒幕があっけらかんとしているのも好感が持てる。
力作
二転三転、、、五転六転、、、十転、、、。
この物語は、いったい何転すれば、収拾がつくのだろう。
当初から、この学者先生は、人が良くて、罠に陥れられている様にも感じる。
そして、挿入されている手記は、内容が壮絶で、大変読み応えがある。
そして、手記に仕掛けられた罠は、巧妙に学者先生を、陥れてゆく。
この作品には、物語が巧みに練り上げられている点は、著者ならではであるが、
これまでの著者の作品とは、少し読後感が異なる。
著者は、これまで、目を背けたくなる様な、嫌悪感を抱かせる対象に、度々焦点を当ててきた。
この作品は、その点では異なり、読後に、温かいものが後遺する。
文句無しの力作だ。
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ふとしたことから戦後すぐに自殺した作家の最後の手記を手に入れた…
「手記」は、旧仮名遣いなので、ものすごく大変だが、慣れてくると面白くなってくる。
この物語は、自殺した作家が書いた56年前のできごとと、現在の大学の国文学の講師の、
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まったく接点のないはずの2人は、実は繋がっていた。
ただし!
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すべての点において騙されっぱなしだからである。
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ここまでツキに見放され、自信がなく、
どこまでも騙されている。
「二者択一」には、「今度こそ!」がないのである。
自分に自信のない人もたくさんいるだろうし、
自意識過剰すぎる人もいることであろう。
しかし、あまりにもおどおどしすぎる人がいると、腹が立ってくる。
これでは、咲都子も浮かばれない。
全体として面白いのだが、
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三転四転
交通事故で妻を亡くした国文学学者が入手した手記。その手記には五十年前に自殺した作家の自殺に至るまでの事件が克明に記されていた。手記の謎を解こうとする主人公に降りかかる悪意。三転四転する真相。途中で読むのが止まらない。寝不足必至。
手記単体でも短編を読み終えたような満足感。人間が描けている!
