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アイテム詳細
館という名の楽園で (祥伝社文庫)
歌野 晶午
発売:祥伝社
Amazon.co.jp ランキング:Book で307751位
価格:¥ 400(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2002-06 /通常24時間以内に発送
歌野 晶午
発売:祥伝社
Amazon.co.jp ランキング:Book で307751位
価格:¥ 400(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2002-06 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ぎこちない
(2007-10-12)
祥伝社の中篇シリーズで、本書も153頁という薄さ。
本来なら短編でせいぜいというトリックに、ミステリ・ファンの心情みたいなものを織り込むことで中篇にした作品。
トリック、ミステリとしての完成度は高くない。不満に思う読者も少なくないだろう。
良かったのは、ミステリ・ファンの「夢」を描き出して見せた点。これには胸を突かれるものがあった。もの悲しい余韻がたまらない。
しかし、人物に魅力がないというか、ぎこちないというか、小説としてはいまいち。
館ものが好きな人に(だけ)お勧め
(2005-04-21)
タイトル通り館ものミステリー。
推理小説ごっこという設定じたいは
『ある閉ざされた山荘で』や『思いがけないアンコール』などでもあったものです。
それらでは例外なく芝居であったのが、本当の殺人事件が起こっていますが、
さて本作では…?
「館」への愛と優しさ
(2002-10-12)
本格ミステリでありながら、陰惨さのない優しい作品。全編に「館」への愛と優しさが満ち溢れている。何より、悪人が出てこない。トリックは大仕掛けだが、シンプルといえばシンプルなのでわかりやすいかも。トリックの背景のストーリーも美しく脚色されている。
もっと長い時間、「楽園」ですごしたかったなあ
(2002-08-08)
本格探偵小説になくてはならないもの、出入り不可能な密室や鉄壁のアリバイなどともに、読者を興奮させてくれるものの一つに「館」があります。海外作品・日本作品、古い・新しいを問わず、重厚陰鬱な館や何のために建てられたかわからない奇妙な造りの館で起きる事件の数々・・・、ファンならば2つ3つと言わず、ラクに10作ぐらい思い浮かべることができるんじゃないかな?「時代遅れ」と蔑まれようと、「流行らない」と笑われようと、探偵小説ファンにとっては、「館」はまさしく「楽園」なのです。
本書は、この「館」に入れ込むあまり、自分で奇妙な館を建ててしまった探偵小説愛好家が、そこに仲間たちを集めて殺人ゲームに興じる、といった内容です。
おすすめ度:
ぎこちない
祥伝社の中篇シリーズで、本書も153頁という薄さ。
本来なら短編でせいぜいというトリックに、ミステリ・ファンの心情みたいなものを織り込むことで中篇にした作品。
トリック、ミステリとしての完成度は高くない。不満に思う読者も少なくないだろう。
良かったのは、ミステリ・ファンの「夢」を描き出して見せた点。これには胸を突かれるものがあった。もの悲しい余韻がたまらない。
しかし、人物に魅力がないというか、ぎこちないというか、小説としてはいまいち。
館ものが好きな人に(だけ)お勧め
タイトル通り館ものミステリー。
推理小説ごっこという設定じたいは
『ある閉ざされた山荘で』や『思いがけないアンコール』などでもあったものです。
それらでは例外なく芝居であったのが、本当の殺人事件が起こっていますが、
さて本作では…?
読了後の感想から言うと、
本作のネタは島田荘司か森博嗣的で、
両者が好きではない私にとっては少々厳しい感じでした。
ただし、館を作り上げた冬木の心情が分からないでもないのは確かで、
そのあたりがミステリ・マニアには受けるのかもしれません。
とはいえ、小説、あるいは作品としてマニアの心理が昇華されているか、
というととてもそうは言えず、
結果としては(登場人物の区別が全然付かないことも含めて)
同人誌的なレベルに留まっていると思えました。
「館」への愛と優しさ
本格ミステリでありながら、陰惨さのない優しい作品。全編に「館」への愛と優しさが満ち溢れている。何より、悪人が出てこない。トリックは大仕掛けだが、シンプルといえばシンプルなのでわかりやすいかも。トリックの背景のストーリーも美しく脚色されている。
弱点はあまりの毒のなさだろうか。仕方ないといえば仕方ないが、優し過ぎるがゆえの物足りなさみたいなものを感じた。
もっと長い時間、「楽園」ですごしたかったなあ
本格探偵小説になくてはならないもの、出入り不可能な密室や鉄壁のアリバイなどともに、読者を興奮させてくれるものの一つに「館」があります。海外作品・日本作品、古い・新しいを問わず、重厚陰鬱な館や何のために建てられたかわからない奇妙な造りの館で起きる事件の数々・・・、ファンならば2つ3つと言わず、ラクに10作ぐらい思い浮かべることができるんじゃないかな?「時代遅れ」と蔑まれようと、「流行らない」と笑われようと、探偵小説ファンにとっては、「館」はまさしく「楽園」なのです。
本書は、この「館」に入れ込むあまり、自分で奇妙な館を建ててしまった探偵小説愛好家が、そこに仲間たちを集めて殺人ゲームに興じる、といった内容です。
残念なのは、分量が少ないためか、トリックの伏線があからさまにされすぎているということ。思わせぶりに、小出しに、ジックリジックリと書いていったのならば、もっともっとワクワクドキドキ、もっともっと長い時間を「館」という楽園ですごせたのになあ・・・。
