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アイテム詳細
クール・キャンデー (祥伝社文庫)
若竹 七海
発売:祥伝社
Amazon.co.jp ランキング:Book で181984位
価格:¥ 400(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2000-10 /通常3〜5週間以内に発送
若竹 七海
発売:祥伝社
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価格:¥ 400(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2000-10 /通常3〜5週間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
いつものとおり
(2007-07-09)
祥伝社の中篇シリーズの一冊。ごく軽く読むことが出来る。
いつものとおり、「いやな話」だった。いかにも若竹七海らしいというか。
少女の必死に頑張る姿、甘酸っぱい青春などが描かれ、油断して読んでいたら最後でやられた。こんな結末が待っているとは。一気に暗い気分になる。
とはいえ、読者を突き落とすような結末が若竹氏の持ち味。その意味では期待どおり。
ミステリのお手本のような快作
(2007-05-23)
明日から夏休み!しかもその日は誕生日!!嬉しいことが二つ重なる明日を楽しみにしていた渚の元に突然の悲報が。入院していた年の離れた兄のお嫁さんが亡くなり、そのきっかけを作ったストーカーの男が殺される。その容疑が兄へと向けられて・・・。殺人者の妹になるのが絶対にイヤな渚は、兄の無実を信じて真犯人を探しはじめる。
文庫本にして160ページ(しかも1ページの字数が少ない。なんとかムリヤリ160ページにした感じ)と短く、とても読み易い文体で書かれているため、スラスラと読み進めることができ、一、二時間もあれば読み終えることができるでしょう。が、短いと侮るなかれ、ミステリとしてプロットがしっかりしているし、何よりも最後に待っている驚きといったら!これには見事にやられました。
ミステリのお手本のような快作です。
それにしても、主人公の渚。冷めた目で大人たちを観察していたり、腹の中で大人をからかっていたりと、なんとも小生意気。なのですが、よくよく思い返してみると、今を去ることン十年前、自分も中学生だった頃は大人の言うことなんて聞きもしなかったし、こんな感じだったなあと。それなのに渚のことを生意気だと感じるということは・・・。思いたくもないですけど、年を取ったということなんでしょうねえ。
明るい毒
(2006-07-15)
実に、おもしろい。薄い本なのに。こんなに楽しめるミステリ、さすが、若竹七海。
最後のページまで、その最後の1行まで気を抜けません。こんな結末が待っていようとは、全く予想しませんでした。タイトル通り、ぞっとするような、ひんやり感。人間のうちに潜む「毒」が見事に描かれていますね。
それでも陰鬱な感じがしないのは、若竹さんならでは。なんといっても、登場人物のキャラクターがいいんですよねえ。強さも弱さも合わせ持った、ちょっと生意気盛りのかわいらしい渚。かっこいいだけじゃない、努力家の兄。それを疑ういやらしい(ほんとに嫌なやつ!って感じに描かれている)刑事たち。仕事とはいえ、こんな嫌みな人間とはあまり知り合いたくない。
他人のことなどおかまいなし、わがまま放題のお嬢様だった兄嫁の死から物語が始まります。兄嫁につきまとっていたストーカーが死んでしまったおかげで兄が疑われ、無実を証明するために奔走する渚がかわいい。子どもと大人の間で微妙な女心がよ〜くわかります。渚の心理描写が、物語全体を明るくしているのかな。でも、ただ明るいだけじゃない。年齢的には子どもでも、人というのは十分「毒」をはらんでいる。そんな恐ろしさも垣間見えます。
あっという間に読めてしまいますが、満足感はピカイチです。
デリシャスキャンデー
(2004-10-28)
読み終えたあとはまさに、ひんやり、クールキャンデー。小粒でも凍りつく。
若竹七海を私は、驚かされたいから読む。しかしただ驚かされているのじゃつまらない。必死で驚かされないようにして読む。だから、あらゆる、とまでは言えないがとにかく自分が考えうる限りの結末を考えながら読んでいるのに、やっぱり驚いた。
若竹七海の上手いところは、しっかり書いているのにべたべたしてないところだと思う。トリッキーな結末はもとより、主人公もその他の登場人物も、きちんと書いてあるのにさらっとしていて、感傷的なべたつきが無い。生き生きとしてみずみずしくて、思わず「ウマイ!」と言ってしまいます。
最後の最後でどびっくり!
(2002-10-22)
値段も重みも内容も軽い!と思えば最後におーーっとぉという結末が待っています。
兄嫁がストーカーの襲われて自殺をはかり、命を取りとめたが数日後病院で死亡。
更にその同時刻にストーカーも変死した。アリバイのない兄貴が殺人犯として疑われ、それを晴らすために夏休みに奔走する中学生の渚。
おすすめ度:
いつものとおり
祥伝社の中篇シリーズの一冊。ごく軽く読むことが出来る。
いつものとおり、「いやな話」だった。いかにも若竹七海らしいというか。
少女の必死に頑張る姿、甘酸っぱい青春などが描かれ、油断して読んでいたら最後でやられた。こんな結末が待っているとは。一気に暗い気分になる。
とはいえ、読者を突き落とすような結末が若竹氏の持ち味。その意味では期待どおり。
ミステリのお手本のような快作
明日から夏休み!しかもその日は誕生日!!嬉しいことが二つ重なる明日を楽しみにしていた渚の元に突然の悲報が。入院していた年の離れた兄のお嫁さんが亡くなり、そのきっかけを作ったストーカーの男が殺される。その容疑が兄へと向けられて・・・。殺人者の妹になるのが絶対にイヤな渚は、兄の無実を信じて真犯人を探しはじめる。
文庫本にして160ページ(しかも1ページの字数が少ない。なんとかムリヤリ160ページにした感じ)と短く、とても読み易い文体で書かれているため、スラスラと読み進めることができ、一、二時間もあれば読み終えることができるでしょう。が、短いと侮るなかれ、ミステリとしてプロットがしっかりしているし、何よりも最後に待っている驚きといったら!これには見事にやられました。
ミステリのお手本のような快作です。
それにしても、主人公の渚。冷めた目で大人たちを観察していたり、腹の中で大人をからかっていたりと、なんとも小生意気。なのですが、よくよく思い返してみると、今を去ることン十年前、自分も中学生だった頃は大人の言うことなんて聞きもしなかったし、こんな感じだったなあと。それなのに渚のことを生意気だと感じるということは・・・。思いたくもないですけど、年を取ったということなんでしょうねえ。
明るい毒
実に、おもしろい。薄い本なのに。こんなに楽しめるミステリ、さすが、若竹七海。
最後のページまで、その最後の1行まで気を抜けません。こんな結末が待っていようとは、全く予想しませんでした。タイトル通り、ぞっとするような、ひんやり感。人間のうちに潜む「毒」が見事に描かれていますね。
それでも陰鬱な感じがしないのは、若竹さんならでは。なんといっても、登場人物のキャラクターがいいんですよねえ。強さも弱さも合わせ持った、ちょっと生意気盛りのかわいらしい渚。かっこいいだけじゃない、努力家の兄。それを疑ういやらしい(ほんとに嫌なやつ!って感じに描かれている)刑事たち。仕事とはいえ、こんな嫌みな人間とはあまり知り合いたくない。
他人のことなどおかまいなし、わがまま放題のお嬢様だった兄嫁の死から物語が始まります。兄嫁につきまとっていたストーカーが死んでしまったおかげで兄が疑われ、無実を証明するために奔走する渚がかわいい。子どもと大人の間で微妙な女心がよ〜くわかります。渚の心理描写が、物語全体を明るくしているのかな。でも、ただ明るいだけじゃない。年齢的には子どもでも、人というのは十分「毒」をはらんでいる。そんな恐ろしさも垣間見えます。
あっという間に読めてしまいますが、満足感はピカイチです。
デリシャスキャンデー
読み終えたあとはまさに、ひんやり、クールキャンデー。小粒でも凍りつく。
若竹七海を私は、驚かされたいから読む。しかしただ驚かされているのじゃつまらない。必死で驚かされないようにして読む。だから、あらゆる、とまでは言えないがとにかく自分が考えうる限りの結末を考えながら読んでいるのに、やっぱり驚いた。
若竹七海の上手いところは、しっかり書いているのにべたべたしてないところだと思う。トリッキーな結末はもとより、主人公もその他の登場人物も、きちんと書いてあるのにさらっとしていて、感傷的なべたつきが無い。生き生きとしてみずみずしくて、思わず「ウマイ!」と言ってしまいます。
最後の最後でどびっくり!
値段も重みも内容も軽い!と思えば最後におーーっとぉという結末が待っています。
兄嫁がストーカーの襲われて自殺をはかり、命を取りとめたが数日後病院で死亡。
更にその同時刻にストーカーも変死した。アリバイのない兄貴が殺人犯として疑われ、それを晴らすために夏休みに奔走する中学生の渚。
始終明るくまとめられているからこそ、結末に驚くこと間違いなしです。
