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アイテム詳細

一の悲劇 (ノン・ポシェット)
法月 綸太郎

発売:祥伝社
Amazon.co.jp ランキング:Book で241274位
価格:¥ 600(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1996-07 /通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
キッドナップ  (2008-02-26)
誘拐をテーマにした作品。

身代金を持った被害者の家族が、犯人の指示で次から次へと待ち合わせ
場所を移動させられるのは誘拐を熱かった作品では
よく目にするパターンだが本作ではそれに合理的な理由が提示される。

小粒ではあるがしっかりとプロットが練られており氏らしい佳作である。

どんどん複雑になって行く現代の家族に  (2005-01-22)
名探偵法月綸太郎シリーズ。巻末で作者自身が吐露しているように、プロットや文体にはかなりの模倣はある。これは小説内に出てくる義弟の小説家のセリフの端々にもどこか作者自身の作家としての正直な吐露が感じられる点にも出ている。しかしながらそれを自身で語る法月綸太郎氏は正直にして正々堂々の作家である。
そういった要素を加味しても本作は見事な出来映えである。どんどん複雑になって行く現代の家族の形態と、それを形成していく面々の心情を実に見事に表現している点を高く評価したい。プロットや文体よりも、家族を組成している面々の描き切り方が見事だ。

子供とは何か。家族とは何か。正直な自分とは何か、を考える傑作である。


何か足りない  (2002-02-20)
『私が殺した少女』のプロットを志水辰夫の文体で書いた小説。
たいへんよくできた小説で、探偵の位置付けにも納得できるのだが、根本的な何かが足りない。
テクニックは抜群にあるのだが、それを使うスピリットの問題なのだろうか。
あまりうまく表現できない。
それにしても『私が殺した少女』に似すぎている。

身代金の金額まで一緒とは(これは確信犯か?)。
そのために『私が殺した少女』という傑作と比べざるを得ず、そうなると明らかに『一の悲劇』の質は低い事になる。
もう少し頑張って欲しい。

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