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アイテム詳細
毒草師
高田 崇史
発売:幻冬舎
Amazon.co.jp ランキング:Book で189055位
価格:¥ 1,680(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2007-04 /通常24時間以内に発送
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発売日:2007-04 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
特異なキャラ・御名形史紋の推理の鮮やかさ
(2008-08-23)
「QED神器封殺」に神山禮子の幼なじみとして登場した「毒草師」と称する御名形史紋が、主人公として登場!それだけでも興味を喚起する。期待は裏切られなかった。
密室事件の推理が日本の古典と絡められて展開されるパターンはQEDを継承している。
伊勢物語の時代にまで遡る家系の鬼田山家に起こった3度に及ぶ密室からの失踪事件。その都度「一つ目の鬼」を見たという証言が伴う。鬼田山家の複雑な人間関係というこれまたクローズドな世界での物語。「一つ目」の連想が、伊勢物語・ギリシャ神話につながり、一つの流れを生み興味深い。
医療業界向け出版社の編集者・西田真規が、悪戦苦闘の推理を展開する形でストーリーの回し手となり、御名形を引き込んでゆく。クールな御名形の颯爽とした登場で鮮やかに事件が解明される。
事件に並行し進行する伊勢物語に隠された意味の解明も、古典の読み方におもしろさを加えている。
サイドストーリーではないけれど
(2007-06-08)
「Q.E.Dシリーズ」に出てくるサブキャラクター“御名形史紋”が密室殺人の謎解きをします。
だからといって、本作は決して「Q.E.Dシリーズ」を読んでいなければ理解できない話ではありません。
きちんと独立した一遍の物語になっています。
が、伊勢物語のネタを仕込み、それを現代の殺人事件に絡める、といった手法は全く同じであり、
尚かつ現代の殺人事件の謎解きを、御名形史紋がその博覧強記ぶりを発揮して
まるで全て知っていたかのようにあっさりと解決してしまうといった設定も同じ。
ついでに言うと、現代の殺人事件がミステリーとしての出来映えという点でイマイチなのも・・・。
違うのは、桑原タタルが歴史上の怨霊や妖怪達の代弁者となってモノ語るのに対して、
御名形史紋は、作品中本人が言うとおり歴史にはそれほど興味はなくて(それでも凄いが)、
歴史に出てくる毒、あるいは歴史の含む毒、また、毒草そのものに関する知識を語る点でしょうか。
独立した作品ですが、言わば“姉妹作”のようなものですね。
しかし、「Q.E.Dシリーズ」の読者からすると、御名形史紋のキャラクターが本作では立ちまくっていて、
いまいち分かりづらいあちらの主人公の桑原タタルとのキャラの違いが本作を読むことで見分けが付くかも。
かなりエキセントリックな、愛すべき毒草師。個人的には豊川悦治さんあたりを脳内で充ててます。
「キャラクターを設定してしまってからストーリーが書かれている」ような印象ですが、
作者が御名形史紋を突き放すことに成功しており、また今後の見通しも分からないことから
“これは、こういうキャラクターの出てくる一回こっきりのお話ですよ”というような、
ある意味で潔さみたいなものも感じられます。
今や巨大になってしまった「Q.E.Dシリーズ」読者のための一服の清涼剤、
あるいは高田崇史ワールドの入り口としての読み切りものとして。
おすすめ度:
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伊勢物語の時代にまで遡る家系の鬼田山家に起こった3度に及ぶ密室からの失踪事件。その都度「一つ目の鬼」を見たという証言が伴う。鬼田山家の複雑な人間関係というこれまたクローズドな世界での物語。「一つ目」の連想が、伊勢物語・ギリシャ神話につながり、一つの流れを生み興味深い。
医療業界向け出版社の編集者・西田真規が、悪戦苦闘の推理を展開する形でストーリーの回し手となり、御名形を引き込んでゆく。クールな御名形の颯爽とした登場で鮮やかに事件が解明される。
事件に並行し進行する伊勢物語に隠された意味の解明も、古典の読み方におもしろさを加えている。
サイドストーリーではないけれど
「Q.E.Dシリーズ」に出てくるサブキャラクター“御名形史紋”が密室殺人の謎解きをします。
だからといって、本作は決して「Q.E.Dシリーズ」を読んでいなければ理解できない話ではありません。
きちんと独立した一遍の物語になっています。
が、伊勢物語のネタを仕込み、それを現代の殺人事件に絡める、といった手法は全く同じであり、
尚かつ現代の殺人事件の謎解きを、御名形史紋がその博覧強記ぶりを発揮して
まるで全て知っていたかのようにあっさりと解決してしまうといった設定も同じ。
ついでに言うと、現代の殺人事件がミステリーとしての出来映えという点でイマイチなのも・・・。
違うのは、桑原タタルが歴史上の怨霊や妖怪達の代弁者となってモノ語るのに対して、
御名形史紋は、作品中本人が言うとおり歴史にはそれほど興味はなくて(それでも凄いが)、
歴史に出てくる毒、あるいは歴史の含む毒、また、毒草そのものに関する知識を語る点でしょうか。
独立した作品ですが、言わば“姉妹作”のようなものですね。
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いまいち分かりづらいあちらの主人公の桑原タタルとのキャラの違いが本作を読むことで見分けが付くかも。
かなりエキセントリックな、愛すべき毒草師。個人的には豊川悦治さんあたりを脳内で充ててます。
「キャラクターを設定してしまってからストーリーが書かれている」ような印象ですが、
作者が御名形史紋を突き放すことに成功しており、また今後の見通しも分からないことから
“これは、こういうキャラクターの出てくる一回こっきりのお話ですよ”というような、
ある意味で潔さみたいなものも感じられます。
今や巨大になってしまった「Q.E.Dシリーズ」読者のための一服の清涼剤、
あるいは高田崇史ワールドの入り口としての読み切りものとして。
