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アイテム詳細
ラットマン
道尾 秀介
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で39516位
価格:¥ 1,680(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2008-01-22 /通常24時間以内に発送
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発売日:2008-01-22 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
こんな設定、よく考え付くものだ
(2008-09-06)
推理小説に似ているが、この本のかもし出す雰囲気は
いわゆる普通の推理モノとは全然違う。
結末には感心した。
よくこんな設定を考え出すものだと。
作者の別の本も読んでみたい。
参りました・・・
(2008-08-05)
こんなミステリに出会ったことがない・・・。
幾重にも仕掛けられている罠にはまってしまって、
気がつけば犯人の気持ちになって読まされているし、
気がつけば偉大な勘違いをしてしまっているし、
登場人物たちも偉大なる勘違いをしているわで、
もうしっちゃかめっちゃか。
でも、その複雑なストーリー展開をスッキリと見せて、
ロジックにも何の疑いのない清廉潔白さは、
参りましたという言葉しか出てこない・・・。
間違いなく今年度のミステリー・ランキングに入る力作で、
これを読まずして今年度のミステリー界は語れないと言っても過言ではない。
とにかく素晴らしかった。
2重、3重の伏線
(2008-07-27)
前半は現在と過去が交錯しながら淡々と物語が進み、単純なミステリーかと思いきや、後半は2重、3重の伏線が張り巡らされていて十分楽しめた。ひかりの事件、そして過去の姉が亡くなった事故ともに、事件自体はシンプルで何のトリックもないのだが、ラットマンの現象によって様々な人間が巻き込まれ事件が複雑になっていく様子が見事に描かれていて、おもしろかった。
「ラットマン」とは言い得て妙
(2008-06-29)
「ラットマン」とは心理学の用語で、人間が何かを知覚する過程で、前後の刺激が知覚の結果を変化させてしまう現象を言う。例えば、同じ一つの絵を人間の顔の絵の中に混ぜればオッサンに、動物の絵に混ぜればネズミに見えると言うような現象。物語の真相が判明した時、この題名を付けた作者の巧妙さが実感できる。
主人公は高校の時に始めた四人組のバンドを30才になっても続けているギタリスト。元メンバの女性と恋人関係にある。主人公は幼少の頃、姉を事故で失った暗い過去を背負っているが、実は当時脳腫瘍を患っていた父が姉を殺害したのではと疑っている。そんな中バンドの練習中、事件が起きる...。
道尾氏の事だから何か仕掛けを用意していると思ったが、現在の事件は主人公の感傷が中心で、本命は過去の事件にあると予想して読んでいた。それを良い意味で裏切られた。単発のアイデアはこれまでにもあったと思うが、これ程重層的に畳み込んだ作品は初めてだろう。技巧の高さに感心した。後で振り返ると、登場人物達の言動にムダが無いのも美しい。冒頭と結末で披露されるエレベータの挿話も印象に残る。
道尾氏の作品はこれまでアイデアには感心するが、読後感が悪いと言うイメージがあったが、本作品ではそれも払拭した。作者の超絶の技巧が楽しめる秀作。
最後まで騙された!
(2008-06-09)
過去―姉の死,現在―恋人の死
あるバンドの中で起きた事件と主人公の家族の問題をリンクさせながら話が進んでいきます.それぞれの事件(殺人?自殺?事故?)の真相が二転,三転し,その度に上手に騙されてしまいました.大切な家族や恋人を守ろうとして犯したささやかな罪.相手を思いやっているようにも思えますが,信用していないようにも思えてしまいました.
「ラットマン」の意味も内容をうまく表しています.
おすすめ度:
こんな設定、よく考え付くものだ
推理小説に似ているが、この本のかもし出す雰囲気は
いわゆる普通の推理モノとは全然違う。
結末には感心した。
よくこんな設定を考え出すものだと。
作者の別の本も読んでみたい。
参りました・・・
こんなミステリに出会ったことがない・・・。
幾重にも仕掛けられている罠にはまってしまって、
気がつけば犯人の気持ちになって読まされているし、
気がつけば偉大な勘違いをしてしまっているし、
登場人物たちも偉大なる勘違いをしているわで、
もうしっちゃかめっちゃか。
でも、その複雑なストーリー展開をスッキリと見せて、
ロジックにも何の疑いのない清廉潔白さは、
参りましたという言葉しか出てこない・・・。
間違いなく今年度のミステリー・ランキングに入る力作で、
これを読まずして今年度のミステリー界は語れないと言っても過言ではない。
とにかく素晴らしかった。
2重、3重の伏線
前半は現在と過去が交錯しながら淡々と物語が進み、単純なミステリーかと思いきや、後半は2重、3重の伏線が張り巡らされていて十分楽しめた。ひかりの事件、そして過去の姉が亡くなった事故ともに、事件自体はシンプルで何のトリックもないのだが、ラットマンの現象によって様々な人間が巻き込まれ事件が複雑になっていく様子が見事に描かれていて、おもしろかった。
「ラットマン」とは言い得て妙
「ラットマン」とは心理学の用語で、人間が何かを知覚する過程で、前後の刺激が知覚の結果を変化させてしまう現象を言う。例えば、同じ一つの絵を人間の顔の絵の中に混ぜればオッサンに、動物の絵に混ぜればネズミに見えると言うような現象。物語の真相が判明した時、この題名を付けた作者の巧妙さが実感できる。
主人公は高校の時に始めた四人組のバンドを30才になっても続けているギタリスト。元メンバの女性と恋人関係にある。主人公は幼少の頃、姉を事故で失った暗い過去を背負っているが、実は当時脳腫瘍を患っていた父が姉を殺害したのではと疑っている。そんな中バンドの練習中、事件が起きる...。
道尾氏の事だから何か仕掛けを用意していると思ったが、現在の事件は主人公の感傷が中心で、本命は過去の事件にあると予想して読んでいた。それを良い意味で裏切られた。単発のアイデアはこれまでにもあったと思うが、これ程重層的に畳み込んだ作品は初めてだろう。技巧の高さに感心した。後で振り返ると、登場人物達の言動にムダが無いのも美しい。冒頭と結末で披露されるエレベータの挿話も印象に残る。
道尾氏の作品はこれまでアイデアには感心するが、読後感が悪いと言うイメージがあったが、本作品ではそれも払拭した。作者の超絶の技巧が楽しめる秀作。
最後まで騙された!
過去―姉の死,現在―恋人の死
あるバンドの中で起きた事件と主人公の家族の問題をリンクさせながら話が進んでいきます.それぞれの事件(殺人?自殺?事故?)の真相が二転,三転し,その度に上手に騙されてしまいました.大切な家族や恋人を守ろうとして犯したささやかな罪.相手を思いやっているようにも思えますが,信用していないようにも思えてしまいました.
「ラットマン」の意味も内容をうまく表しています.
