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アイテム詳細
パンドラ'S ボックス (光文社文庫)
北森 鴻
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で213475位
価格:¥ 560(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2007-10-11 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
北森鴻の軌跡
(2008-06-04)
2000年にカッパノベルスとして出たものの文庫化。
落ち穂拾いといった感じの短編集。93年のデビューから99年までの短篇7本が収められている。
『本格推理1』に掲載された「仮面の遺書」は北森氏のデビュー作だが、すでにこのころからスタイルや雰囲気が確立されている。まあ、ファンの人には嬉しいのではないか。
そのほか『小説宝石』や『女性自身』に発表された短篇など。『小学三年生』連載のジュヴナイルも。なんというか、やっつけ仕事っぽいものも多いが、売れるようになる前の作家は大変だなと思う。
一編ごとに著者による解説+執筆当時の回想が挿入される。推理作家の生活や経済状態が赤裸々に描かれ、また毒舌が面白い。
自分の中ではフットしなかった
(2008-05-10)
作家の初期短編集なのだけれども、説明は入らないかも知れない。作品だけで十分なのだ。作家にとっては作品が全てだと信じたい。どのように作ったかとかは、自分にとってはどうでも良いことなのだ。作品が面白ければ十分なのだ。
その点では、自分の中でフィットしなかった。
北森鴻の初期短編集 人柄のしのばれるライナーノーツつき
(2007-10-14)
この短編集は、北村鴻氏の初期短編集です。
「蛍坂」の香菜里屋シリーズ、京都裏ミステリーのシリーズ、などに繋がっていく原型作品や当時、小学三年生という雑誌に連載していたシリーズなども収録、北村鴻氏の面目躍如の幅広いラインナップの初期短編集です。この一冊を読むと北森鴻の芸域の広さがよくわかります。軽いタッチのものから子供向け、そしてひねりのきいたトリッキーな一本があるかと思えば、がちがちの本格系もあり、本当に幅広いです。そしてどれも対象にあわせて楽しませるレベルをきっちり押さえています。職人的な見事さです。
特に、「躍る警官」という本書中の一作で、たとえデビューすぐくらいであっても、やはり本当に才能がある人は違うのだなという事が一発でわかりもします。こういうひねりのきいた短編ミステリをかける人であれば今後も外れはないだろうと確信させます。これはもう才能というしかないです。
そして、この本はそれだけではなく、読めば、北森鴻さんの人間性というか素顔が覗ける仕組みになっています。
というのも、実は、この本にはあとがきのような形と解説という形で一本ずつの作品に対して、著者自身がライナーノーツを書いてくれているのです。そして、それがかなり面白いのです。自分は、今まで北村鴻氏というのはもっとおとなしい感じの思索肌の人だと思っていたのですが、下請けでピンク記事からなんでも書く時代を経て今にいたっているという意外な経緯や、賞に出しては今ひとつで違う賞にまわしたり焼き直してヒット作にしたりという逞しさ、そしてまた何よりつとに明るく楽しいお人柄で出ていて、作品そのものとは違うところではありますが今迄以上にこの北森鴻という作家さんが好きになりました。
北森ファンなら、この一冊は是非手にとって読んでいただきたいです。
おすすめ度:
北森鴻の軌跡
2000年にカッパノベルスとして出たものの文庫化。
落ち穂拾いといった感じの短編集。93年のデビューから99年までの短篇7本が収められている。
『本格推理1』に掲載された「仮面の遺書」は北森氏のデビュー作だが、すでにこのころからスタイルや雰囲気が確立されている。まあ、ファンの人には嬉しいのではないか。
そのほか『小説宝石』や『女性自身』に発表された短篇など。『小学三年生』連載のジュヴナイルも。なんというか、やっつけ仕事っぽいものも多いが、売れるようになる前の作家は大変だなと思う。
一編ごとに著者による解説+執筆当時の回想が挿入される。推理作家の生活や経済状態が赤裸々に描かれ、また毒舌が面白い。
自分の中ではフットしなかった
作家の初期短編集なのだけれども、説明は入らないかも知れない。作品だけで十分なのだ。作家にとっては作品が全てだと信じたい。どのように作ったかとかは、自分にとってはどうでも良いことなのだ。作品が面白ければ十分なのだ。
その点では、自分の中でフィットしなかった。
北森鴻の初期短編集 人柄のしのばれるライナーノーツつき
この短編集は、北村鴻氏の初期短編集です。
「蛍坂」の香菜里屋シリーズ、京都裏ミステリーのシリーズ、などに繋がっていく原型作品や当時、小学三年生という雑誌に連載していたシリーズなども収録、北村鴻氏の面目躍如の幅広いラインナップの初期短編集です。この一冊を読むと北森鴻の芸域の広さがよくわかります。軽いタッチのものから子供向け、そしてひねりのきいたトリッキーな一本があるかと思えば、がちがちの本格系もあり、本当に幅広いです。そしてどれも対象にあわせて楽しませるレベルをきっちり押さえています。職人的な見事さです。
特に、「躍る警官」という本書中の一作で、たとえデビューすぐくらいであっても、やはり本当に才能がある人は違うのだなという事が一発でわかりもします。こういうひねりのきいた短編ミステリをかける人であれば今後も外れはないだろうと確信させます。これはもう才能というしかないです。
そして、この本はそれだけではなく、読めば、北森鴻さんの人間性というか素顔が覗ける仕組みになっています。
というのも、実は、この本にはあとがきのような形と解説という形で一本ずつの作品に対して、著者自身がライナーノーツを書いてくれているのです。そして、それがかなり面白いのです。自分は、今まで北村鴻氏というのはもっとおとなしい感じの思索肌の人だと思っていたのですが、下請けでピンク記事からなんでも書く時代を経て今にいたっているという意外な経緯や、賞に出しては今ひとつで違う賞にまわしたり焼き直してヒット作にしたりという逞しさ、そしてまた何よりつとに明るく楽しいお人柄で出ていて、作品そのものとは違うところではありますが今迄以上にこの北森鴻という作家さんが好きになりました。
北森ファンなら、この一冊は是非手にとって読んでいただきたいです。
