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アイテム詳細
双月城の惨劇 (光文社文庫)
加賀美 雅之
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で371195位
価格:¥ 900(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-12-07 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
古典本格の復活?ニューウェーブ?
(2007-12-12)
叙述トリック全盛の現代において、しっかりした本格の復活!いや新たな波?密室、不可能犯罪、癖のある登場人物…古きよき古典の雰囲気を土台にしつつも、21世紀の現代でも十分通用します。舞台は1930年代のヨーロッパの古城。そこで起こる不可解で謎に満ちた連続殺人。
著者の描写力が優れてるのでしょう、まさにその古城に自分がいる錯覚になります。これが長編デビュー作品とは…。
世の中には、まだまだ埋もれてる才能があるんですね。今後、三津田信三氏と並んで活躍が期待される作家です。
“本格”への回帰
(2007-08-22)
世には実に様々なミステリーが溢れているわけですが、これはその原点に帰ることを意図したような名作です。こういうのを“本格推理小説”と呼ぶべきでしょう。
時は1931年、場所はドイツの古城、不可能な密室殺人、解決するのはパリの名判事、読者への隠し事は一切なく、舞台設定を最大限に利用した凝ったトリック。ミステリー・ファンと呼ばれる人たちは、元々こういう世界に惹かれてミステリーを読むようになったのではないでしょうか。
もちろん、それは懐古趣味ということではありません。特に第1の殺人のトリックの懲り様は凄い!複雑なのにわかりやすく、そのトリックが完成する瞬間が見えるようでした。
文体もこれが事実上のデビュー作とは思えないほど堂々としたもので、適宜挿入される図解が謎解きの雰囲気を一層高めています。
犯人が途中でわかってしまいましたが、かといってそれは謎解き全体の半分未満で、それによって興が削がれることはありませんでした。
ミステリーを愛する全ての方にお勧めできる本です。
和製ディクスン・カー
(2007-01-24)
古城。通信手段なし。家族間の争い。美貌な女性たち。その関係をめぐる外部連中・・・とくれば、本格ミステリー・マニアにとっては触手が動かないはずはない。
設定やトリック、喜怒哀楽がタップリ盛り込んだ構成やプロット、張り巡らされた伏線の妙はまだデヴューしたてにもかかわらず、もはやベテランの域にある。
古城を取り巻く雰囲気も魅力的なので、ぜひ映画化をして欲しいところ。
惜しむべくは、犯人がすぐに分かってしまったこと。(トリックからということではなく、その雰囲気で) しかも、犯人が明かされてからサラリと終わってしまう感があったので、ちょっと消化不良だった。
でも、読みやすさとトリックの妙、雰囲気は素晴らしかった。和製ディクスン・カーの登場である。
おすすめ度:
古典本格の復活?ニューウェーブ?
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著者の描写力が優れてるのでしょう、まさにその古城に自分がいる錯覚になります。これが長編デビュー作品とは…。
世の中には、まだまだ埋もれてる才能があるんですね。今後、三津田信三氏と並んで活躍が期待される作家です。
“本格”への回帰
世には実に様々なミステリーが溢れているわけですが、これはその原点に帰ることを意図したような名作です。こういうのを“本格推理小説”と呼ぶべきでしょう。
時は1931年、場所はドイツの古城、不可能な密室殺人、解決するのはパリの名判事、読者への隠し事は一切なく、舞台設定を最大限に利用した凝ったトリック。ミステリー・ファンと呼ばれる人たちは、元々こういう世界に惹かれてミステリーを読むようになったのではないでしょうか。
もちろん、それは懐古趣味ということではありません。特に第1の殺人のトリックの懲り様は凄い!複雑なのにわかりやすく、そのトリックが完成する瞬間が見えるようでした。
文体もこれが事実上のデビュー作とは思えないほど堂々としたもので、適宜挿入される図解が謎解きの雰囲気を一層高めています。
犯人が途中でわかってしまいましたが、かといってそれは謎解き全体の半分未満で、それによって興が削がれることはありませんでした。
ミステリーを愛する全ての方にお勧めできる本です。
和製ディクスン・カー
古城。通信手段なし。家族間の争い。美貌な女性たち。その関係をめぐる外部連中・・・とくれば、本格ミステリー・マニアにとっては触手が動かないはずはない。
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古城を取り巻く雰囲気も魅力的なので、ぜひ映画化をして欲しいところ。
惜しむべくは、犯人がすぐに分かってしまったこと。(トリックからということではなく、その雰囲気で) しかも、犯人が明かされてからサラリと終わってしまう感があったので、ちょっと消化不良だった。
でも、読みやすさとトリックの妙、雰囲気は素晴らしかった。和製ディクスン・カーの登場である。
