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アイテム詳細
密室の鍵貸します (光文社文庫)
東川 篤哉
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で72357位
価格:¥ 560(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-02-09 /通常24時間以内に発送
東川 篤哉
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発売日:2006-02-09 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
これは面白い
(2008-03-10)
舞台は
烏賊川市(いかがわし)。
そのネーミングからこの作者のセンスが分かります。
ところどころに
笑えるところを用意しつつ、
しっかりミステリーとして
読ませようとしている。
恋人に振られた青年が。
その恋人が殺される。
が、その時彼は先輩の家でビデオ鑑賞。
が、その先輩が密室状態で殺される。
恋人殺しの疑いをかけられていることを知った青年は
アリバイを証明してくれる先輩をも殺され、
元義兄の探偵に助けを求める・・・。
若干、事件の結末が
え〜、それあり?という感じだったのが残念です。
犯人の動機の面にしても
なんか弱いなぁ〜ってな気もしましたが、
それを忘れさせるほどの
面白さがあったので良しとします。
お手軽なミステリ
(2006-03-23)
かつてイカの水揚げに湧きそれを運んだ川のある町.
だから街の名前は烏賊川町.それが市なって烏賊川市(いかがわしい).
こんなダジャレをマジメに語るプロローグで物語はスタート.
登場するのは地味目の大学生と,彼を助ける頼りない探偵.
なんとも魅力に欠けると思いきや,そこは『ユーモア本格ミステリ』と銘打たれた作品.
語り部がじゃまにならない程度に軽妙なジョークや突っ込みで彼らをフォローします.
トリックや犯人などはそれほど難しくないですし分厚さも手ごろ.
とはいうものの,ユーモアだけでなくミステリもしっかりあります.
気張らずお手軽に読める,そんな1冊だと思います.
結末が。。。
(2006-03-21)
どうなんでしょう?私にはイマイチな印象が残りました。
ユーモアミステリというジャンルでしょうか?
確かにプロット、ストーリーは本格の定石なのですが、結末があまりにご都合主義というか、論理性に欠けます。
セリフ回しも単にジョークが多いというだけで気のきいた、というわけではありませんでした。
著者のデビュー作なので、他の作品も読んでみようとは思いますが、積極的にという意味ではありません。
飄々としたユーモアにあふれた、キレのいい「本格ミステリー」
(2006-02-21)
本書は光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト<KAPPA?ONE>レーベルの第一弾として’02年4月に同時刊行された4作品の内のひとつである。
以前から注目してはいたが、読む機会を逸しており、今回の文庫化をきっかけに手に取ることが出来た。いまやユーモア本格ミステリーの新鋭、著者・東川篤哉のデビュー長編である。
とある関東の地方都市・烏賊川市(いかがわし)の貧乏大学生戸村流平は、カノジョ紺野由紀から、彼の就職内定先に不満を持たれ、手ひどくフラれてしまう。酔っ払って荒れる流平。
そんなある夜、由紀が背中を刺された上、アパートの4階から突き落とされて殺害される。その時彼は目と鼻の先の先輩のところで先輩と一緒にビデオを観ていた。ところが本来アリバイを証明してくれるはずのその先輩は、ふたりきりの完全な密室状態の中、浴室で刺殺されてしまう。ふたつの殺人の重要な容疑者となった流平は、姉の元夫、私立探偵の鵜飼杜夫に助けを求める。
かくして、警察の追及から逃がれながら、流平・杜夫の真相究明が始まる。
全編にわたって、飄々としたユーモアをベースにしながらも、コアの部分である不可能犯罪の解明は決しておふざけではなく、正統的な「本格ミステリー」として、真面目で論理的なものになっている。伏線も上手くきちんとちりばめられているあたりも実にフェアーである。
読者はユーモア小説を笑いながら楽しんで読んでいるうちに、「本格ミステリー」の謎解きに、知らぬ間にたどり着いているという趣向である。
私も久しぶりにキレのいい「本格パズラー」を堪能した。しかもユーモアという味付けと共に。本書は「ユーモア」と「本格パズラー」が見事に融合した、2重にオイシイ小説である。
本格ものです!
(2006-02-18)
面白いです。
じわりじわりとした可笑しみではなく、
明らかに作者が狙った面白さがあります。
特筆したいのは東野圭吾「超殺人事件」や、最近のミステリーにある
本格推理のパロディ的なユーモアではないことです。
落語のような言葉使いに、映画のコメディのようなシーン。
それでいながらきちんと本格もののミステリーになっています。
映画館で映画がはじまるまでに読むには丁度いい作品です。
おすすめ度:
これは面白い
舞台は
烏賊川市(いかがわし)。
そのネーミングからこの作者のセンスが分かります。
ところどころに
笑えるところを用意しつつ、
しっかりミステリーとして
読ませようとしている。
恋人に振られた青年が。
その恋人が殺される。
が、その時彼は先輩の家でビデオ鑑賞。
が、その先輩が密室状態で殺される。
恋人殺しの疑いをかけられていることを知った青年は
アリバイを証明してくれる先輩をも殺され、
元義兄の探偵に助けを求める・・・。
若干、事件の結末が
え〜、それあり?という感じだったのが残念です。
犯人の動機の面にしても
なんか弱いなぁ〜ってな気もしましたが、
それを忘れさせるほどの
面白さがあったので良しとします。
お手軽なミステリ
かつてイカの水揚げに湧きそれを運んだ川のある町.
だから街の名前は烏賊川町.それが市なって烏賊川市(いかがわしい).
こんなダジャレをマジメに語るプロローグで物語はスタート.
登場するのは地味目の大学生と,彼を助ける頼りない探偵.
なんとも魅力に欠けると思いきや,そこは『ユーモア本格ミステリ』と銘打たれた作品.
語り部がじゃまにならない程度に軽妙なジョークや突っ込みで彼らをフォローします.
トリックや犯人などはそれほど難しくないですし分厚さも手ごろ.
とはいうものの,ユーモアだけでなくミステリもしっかりあります.
気張らずお手軽に読める,そんな1冊だと思います.
結末が。。。
どうなんでしょう?私にはイマイチな印象が残りました。
ユーモアミステリというジャンルでしょうか?
確かにプロット、ストーリーは本格の定石なのですが、結末があまりにご都合主義というか、論理性に欠けます。
セリフ回しも単にジョークが多いというだけで気のきいた、というわけではありませんでした。
著者のデビュー作なので、他の作品も読んでみようとは思いますが、積極的にという意味ではありません。
飄々としたユーモアにあふれた、キレのいい「本格ミステリー」
本書は光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト<KAPPA?ONE>レーベルの第一弾として’02年4月に同時刊行された4作品の内のひとつである。
以前から注目してはいたが、読む機会を逸しており、今回の文庫化をきっかけに手に取ることが出来た。いまやユーモア本格ミステリーの新鋭、著者・東川篤哉のデビュー長編である。
とある関東の地方都市・烏賊川市(いかがわし)の貧乏大学生戸村流平は、カノジョ紺野由紀から、彼の就職内定先に不満を持たれ、手ひどくフラれてしまう。酔っ払って荒れる流平。
そんなある夜、由紀が背中を刺された上、アパートの4階から突き落とされて殺害される。その時彼は目と鼻の先の先輩のところで先輩と一緒にビデオを観ていた。ところが本来アリバイを証明してくれるはずのその先輩は、ふたりきりの完全な密室状態の中、浴室で刺殺されてしまう。ふたつの殺人の重要な容疑者となった流平は、姉の元夫、私立探偵の鵜飼杜夫に助けを求める。
かくして、警察の追及から逃がれながら、流平・杜夫の真相究明が始まる。
全編にわたって、飄々としたユーモアをベースにしながらも、コアの部分である不可能犯罪の解明は決しておふざけではなく、正統的な「本格ミステリー」として、真面目で論理的なものになっている。伏線も上手くきちんとちりばめられているあたりも実にフェアーである。
読者はユーモア小説を笑いながら楽しんで読んでいるうちに、「本格ミステリー」の謎解きに、知らぬ間にたどり着いているという趣向である。
私も久しぶりにキレのいい「本格パズラー」を堪能した。しかもユーモアという味付けと共に。本書は「ユーモア」と「本格パズラー」が見事に融合した、2重にオイシイ小説である。
本格ものです!
面白いです。
じわりじわりとした可笑しみではなく、
明らかに作者が狙った面白さがあります。
特筆したいのは東野圭吾「超殺人事件」や、最近のミステリーにある
本格推理のパロディ的なユーモアではないことです。
落語のような言葉使いに、映画のコメディのようなシーン。
それでいながらきちんと本格もののミステリーになっています。
映画館で映画がはじまるまでに読むには丁度いい作品です。
