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アイテム詳細
準急ながら 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)
鮎川 哲也
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で432134位
価格:¥ 500(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2001-08 /通常24時間以内に発送
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価格:¥ 500(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2001-08 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
トリックなんて・・・解明の緻密さに感服!!
(2008-01-26)
土産物屋の親父「鈴木武造」が殺された・・・新聞の片隅に載る「ありふれた殺人」に見えたが、本当の「鈴木武造」は別の場所で生きていた!!長年「鈴木武造」を名乗っていた男の正体は?謎の被害者を追う捜査陣は事件の核心に迫れるか?アリバイ崩しの名手、鮎川哲也の佳作。
トリック、トリックと大騒ぎする人には、犯人のトリックは、大したものでないと映るでしょうが、中々崩れそうで崩れない。仮説を立てては、修正、また修正・・・圧巻です。パスラーを愛する人にはこのしつこさが堪らない。この面白さが分からない人は、パスラーが好きなのではなく、センセーショナルな犯罪メロドラマがお好きなのでしょう。ミステリーがよく読まれていると云ったところで、「パスラー」好きの人間は、極く少数なのです。
加えて、鮎川作品の美点は、何よりも構成美。2時間ドラマのアリバイ崩しでは刑事が容疑者を搾っていく経緯があいまいな点が多々見られますが、鮎川哲也の『鬼貫警部シリーズ』が一般的な「アリバイ崩し物」と一線を画するのは、実はこの点。容疑者を絞り込んでいく過程が説得力に富んでいて、後半のアリバイ崩しの段での不可能興味が断然盛り上がる。こう云うのを「構成美」という。前段、中盤がしっかりしていないと結末でどんな奇想天外なトリックや意外な真相が暴露されようと盛り上がりに欠けるのです。パズラーが2,3ページの頭の体操といったトリッククイズでなく、小説という形態を取るのはこの為なのです。
『準急ながら』は、冒頭の人命救助のエピソードが後に起こる事件とどう繋がっていくか?が見どころです。本当にこうした点は、鮎川哲也って人は巧い。パスラーを単あるトリック小説と考えている人こそ読んでもらいたいものです。
写真トリック
(2006-09-04)
1966年に文藝春秋から出たものの復刊。ただし、底本は1979年の角川文庫版。
鬼貫警部を主人公としたアリバイもので、写真トリックと時刻表が組み合わされている。トリックそのものの出来はもうひとつだが、古典としての価値は充分。この作品に限らず、鮎川作品には、警察がしっかり捜査すればすぐネタが割れてしまうものが多いように感じるのだが、どうなのだろう?
捜査が進むに連れ、隠されていた過去が暴かれていくのは圧巻。
これぞ本格ミステリ
(2002-04-03)
新聞に載った、16年前にあった美談の記事がきっかけとなって、殺人事件を引き起こす。
鬼貫警部の、時刻表をつかった「アリバイくずし」ものです。
おすすめ度:
トリックなんて・・・解明の緻密さに感服!!
土産物屋の親父「鈴木武造」が殺された・・・新聞の片隅に載る「ありふれた殺人」に見えたが、本当の「鈴木武造」は別の場所で生きていた!!長年「鈴木武造」を名乗っていた男の正体は?謎の被害者を追う捜査陣は事件の核心に迫れるか?アリバイ崩しの名手、鮎川哲也の佳作。
トリック、トリックと大騒ぎする人には、犯人のトリックは、大したものでないと映るでしょうが、中々崩れそうで崩れない。仮説を立てては、修正、また修正・・・圧巻です。パスラーを愛する人にはこのしつこさが堪らない。この面白さが分からない人は、パスラーが好きなのではなく、センセーショナルな犯罪メロドラマがお好きなのでしょう。ミステリーがよく読まれていると云ったところで、「パスラー」好きの人間は、極く少数なのです。
加えて、鮎川作品の美点は、何よりも構成美。2時間ドラマのアリバイ崩しでは刑事が容疑者を搾っていく経緯があいまいな点が多々見られますが、鮎川哲也の『鬼貫警部シリーズ』が一般的な「アリバイ崩し物」と一線を画するのは、実はこの点。容疑者を絞り込んでいく過程が説得力に富んでいて、後半のアリバイ崩しの段での不可能興味が断然盛り上がる。こう云うのを「構成美」という。前段、中盤がしっかりしていないと結末でどんな奇想天外なトリックや意外な真相が暴露されようと盛り上がりに欠けるのです。パズラーが2,3ページの頭の体操といったトリッククイズでなく、小説という形態を取るのはこの為なのです。
『準急ながら』は、冒頭の人命救助のエピソードが後に起こる事件とどう繋がっていくか?が見どころです。本当にこうした点は、鮎川哲也って人は巧い。パスラーを単あるトリック小説と考えている人こそ読んでもらいたいものです。
写真トリック
1966年に文藝春秋から出たものの復刊。ただし、底本は1979年の角川文庫版。
鬼貫警部を主人公としたアリバイもので、写真トリックと時刻表が組み合わされている。トリックそのものの出来はもうひとつだが、古典としての価値は充分。この作品に限らず、鮎川作品には、警察がしっかり捜査すればすぐネタが割れてしまうものが多いように感じるのだが、どうなのだろう?
捜査が進むに連れ、隠されていた過去が暴かれていくのは圧巻。
これぞ本格ミステリ
新聞に載った、16年前にあった美談の記事がきっかけとなって、殺人事件を引き起こす。
鬼貫警部の、時刻表をつかった「アリバイくずし」ものです。
アリバイトリックは取り立てていうほどのものではないのですが、身元不明の被害者の正体を求めて刑事たちが日本各地を駆け回り、鉄壁のアリバイを破るための鬼貫警部の推理・訂正・推理・訂正の繰り返しは圧巻で、これぞ本格ミステリといった感じ、読み応え十分の一冊です。
