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アイテム詳細
新本格もどき (カッパ・ノベルス)
霧舎 巧
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で249126位
価格:¥ 940(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2007-08 /通常24時間以内に発送
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価格:¥ 940(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2007-08 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
かなりきびしい
(2008-07-24)
綾辻行人さんが登場して以降のいわゆる「新本格」推理小説を「もどき」として構成した短編小説集。それぞれの作者の文体を「もどき」で記してみたり、登場する名探偵に記憶喪失の男性「吉田」さんがなりきってしまうあたりが面白い……はずだ。
と、いうのもいわゆる「本歌取り」なので、本歌を知っていなければかなり厳しい。著者が一編一編に「寸断されたあとがき」を入れている(これも知る人は知るもの)が、個々のトリックがこういった企画モノでしか使えないようなものであると話しているだけに、読む人を選ぶ作品であると言える。
うーん、こういう企画モノやなくて、そろそろ開かずの扉〜シリーズの新刊が読みたいなぁ。
これでは「小説もどき」では?
(2008-01-27)
都筑道夫の『名探偵もどき』の登場人物や物語構成と、新本格ムーヴメント(※)で登場した名探偵達のキャラクター、どちらも本歌取りしようと欲張った結果、消化不良に陥った感のある作品集。
しかも、作者自身が認めている通り、よく似た先例のあるネタも、かなり無理めな形で使用されている。
遠慮無く言えば、ストーリー構造、キャラ、トリックないしモチーフ、どれも中途半端で、作品自体が「小説もどき」のレベルに近い。
パロディ・ギャグとしても、すべっていると思う。
(※)「新本格」という呼称は、1960年代に読売新聞社が刊行した『新本格推理小説全集』など先例もあるが、ここでは「綾辻行人以降」の「新本格」。
『もどかれた』作品を知らないときびしいかも
(2007-09-22)
別の作家さんの代表作を『もどいた』(モチーフにした)7編の短編集です.
タイトルや見出しのつけ方などが,元の作品に倣っているらしく,
そのこまかさには,それらを読んだことがあればニヤリとなるはず.
また,全編をとおして別の物語を絡めた連作のかたちにもなっていて,
こちらの物語にも仕掛けられたちょっとした『謎』も楽しめる作品です.
ただ,逆に言えば,元の作品を知らないとピンとこないものばかりで,
未読の自分には,登場人物や台詞など,見せ場がわからずに残念でした.
ほかにも,『もどく』ことに力が入り過ぎたのか,詰め込みすぎた感じで,
作中作が多かったり,各作,駆け足の終盤など,作品単体でも不満が残ります.
しかし,それを除いても,明らかに元作品のファンに向けた内容で,
著者の別作品とのリンクなど,そちらの楽しみもいくつかあるものの,
純粋な著者の作品と期待していると,ちょっと厳しいかもしれません….
おすすめ度:
かなりきびしい
綾辻行人さんが登場して以降のいわゆる「新本格」推理小説を「もどき」として構成した短編小説集。それぞれの作者の文体を「もどき」で記してみたり、登場する名探偵に記憶喪失の男性「吉田」さんがなりきってしまうあたりが面白い……はずだ。
と、いうのもいわゆる「本歌取り」なので、本歌を知っていなければかなり厳しい。著者が一編一編に「寸断されたあとがき」を入れている(これも知る人は知るもの)が、個々のトリックがこういった企画モノでしか使えないようなものであると話しているだけに、読む人を選ぶ作品であると言える。
うーん、こういう企画モノやなくて、そろそろ開かずの扉〜シリーズの新刊が読みたいなぁ。
これでは「小説もどき」では?
都筑道夫の『名探偵もどき』の登場人物や物語構成と、新本格ムーヴメント(※)で登場した名探偵達のキャラクター、どちらも本歌取りしようと欲張った結果、消化不良に陥った感のある作品集。
しかも、作者自身が認めている通り、よく似た先例のあるネタも、かなり無理めな形で使用されている。
遠慮無く言えば、ストーリー構造、キャラ、トリックないしモチーフ、どれも中途半端で、作品自体が「小説もどき」のレベルに近い。
パロディ・ギャグとしても、すべっていると思う。
(※)「新本格」という呼称は、1960年代に読売新聞社が刊行した『新本格推理小説全集』など先例もあるが、ここでは「綾辻行人以降」の「新本格」。
『もどかれた』作品を知らないときびしいかも
別の作家さんの代表作を『もどいた』(モチーフにした)7編の短編集です.
タイトルや見出しのつけ方などが,元の作品に倣っているらしく,
そのこまかさには,それらを読んだことがあればニヤリとなるはず.
また,全編をとおして別の物語を絡めた連作のかたちにもなっていて,
こちらの物語にも仕掛けられたちょっとした『謎』も楽しめる作品です.
ただ,逆に言えば,元の作品を知らないとピンとこないものばかりで,
未読の自分には,登場人物や台詞など,見せ場がわからずに残念でした.
ほかにも,『もどく』ことに力が入り過ぎたのか,詰め込みすぎた感じで,
作中作が多かったり,各作,駆け足の終盤など,作品単体でも不満が残ります.
しかし,それを除いても,明らかに元作品のファンに向けた内容で,
著者の別作品とのリンクなど,そちらの楽しみもいくつかあるものの,
純粋な著者の作品と期待していると,ちょっと厳しいかもしれません….
