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アイテム詳細
セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)
石持 浅海
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で355034位
価格:¥ 800(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2005-10-20 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
「絶対的な信頼」をどこまで許容できるか
(2008-07-05)
間近に迫る死を、互いが互いを保障しあい乗り越えたことで築かれた絶対的な信頼。
作中では登場人物の行動原理も、登場人物間で交わされる議論も全てこの絶対的信頼が根底にある。
本書の評価は「絶対的な信頼」をどこまで許容できるかどうかで分かれるだろう。
絶対的な信頼などあり得ない。そう考えるなら登場人物には常に違和感と、お堅い優等生に向ける冷笑的な感情を抱き続けることになる。
逆に信頼の素晴らしさを知っている人、「絶対的な信頼」を許容できる人、あるいは「絶対的な信頼」が存在すると信じたい人には彼らの関係は崇高で揺ぎ無き美しさを持っていると感じるだろう。
そう言った意味で、読む人をかなり選ぶ作品である。
私は「絶対的信頼の存在を信じたい人」だが、謎の解明がやや強引な感じがしたので星3つ。
長すぎる。
(2006-03-08)
読み終えた率直な感想は”これは長編として発表する必要があったのでしょうか?”です。
ラストの謎解きの部分はテンポよく進みますが、それ以外はただただ付け足しに感じました。
何度も同じような描写があって、はっきり言って飽きました。
これが短編であったなら、面白く読めたと思います。
で、何だっけ?
(2006-01-11)
仲間らも巻き込みかねない自殺の方法で死んでしまった、美月。彼女はどうしてそんな方法を取ったのか?本当に自殺だったのか?それを話し合う五人の残された仲間達。はてさてどうなのよ。
と謎が謎を呼ぶ、と言えば聞こえはいいが細かい謎引っ張り出しすぎて、一度本を置いて再び読み始めようもんなら「で、何でこんなことで話し合ってんだっけ?」と手が止まってしまう。
で、納得しないまま「そーなのかなぁ・・・あ?」と読み終わってしまった。
中盤くれぐれも気を抜いて話に置いていかれないようにして下さい。 ・・・いや、置いてかれても、支障なかったか。
何かが足りないか、何かが多すぎるのか
(2005-12-15)
この作者の作品に共通することなのだが、
ある謎について、関係者がディスカッションしながら真実を見つけていくという手法、
いわば、「団体安楽椅子探偵」のような趣で、ストーリーが展開されていく。
この作品の謎は「誰が」と「なぜ」。
ディスカッションは面白く、この会話がどうやってラストにつながっていくのかという興奮が味わえたが、
肝心の「謎」が独りよがり、という気がする。
独りよがりなだけなら、好みの問題ともいえるが、
途中に「もし自分がこの中にいたら、これは絶対に言ってはいけないことだ」と思うような、人を傷つける言葉を不用意に言う場面があり、
どうも肝心なところで、人間の感情の流れを無視しているような印象を受け、不快感が残る。
登場人物に個性があり、それぞれ丹念に描写されていて、読者にも一人一人の気持ちが分かるようになるだけに、
ラストシーンは受け入れがたい。
おすすめ度:
「絶対的な信頼」をどこまで許容できるか
間近に迫る死を、互いが互いを保障しあい乗り越えたことで築かれた絶対的な信頼。
作中では登場人物の行動原理も、登場人物間で交わされる議論も全てこの絶対的信頼が根底にある。
本書の評価は「絶対的な信頼」をどこまで許容できるかどうかで分かれるだろう。
絶対的な信頼などあり得ない。そう考えるなら登場人物には常に違和感と、お堅い優等生に向ける冷笑的な感情を抱き続けることになる。
逆に信頼の素晴らしさを知っている人、「絶対的な信頼」を許容できる人、あるいは「絶対的な信頼」が存在すると信じたい人には彼らの関係は崇高で揺ぎ無き美しさを持っていると感じるだろう。
そう言った意味で、読む人をかなり選ぶ作品である。
私は「絶対的信頼の存在を信じたい人」だが、謎の解明がやや強引な感じがしたので星3つ。
長すぎる。
読み終えた率直な感想は”これは長編として発表する必要があったのでしょうか?”です。
ラストの謎解きの部分はテンポよく進みますが、それ以外はただただ付け足しに感じました。
何度も同じような描写があって、はっきり言って飽きました。
これが短編であったなら、面白く読めたと思います。
で、何だっけ?
仲間らも巻き込みかねない自殺の方法で死んでしまった、美月。彼女はどうしてそんな方法を取ったのか?本当に自殺だったのか?それを話し合う五人の残された仲間達。はてさてどうなのよ。
と謎が謎を呼ぶ、と言えば聞こえはいいが細かい謎引っ張り出しすぎて、一度本を置いて再び読み始めようもんなら「で、何でこんなことで話し合ってんだっけ?」と手が止まってしまう。
で、納得しないまま「そーなのかなぁ・・・あ?」と読み終わってしまった。
中盤くれぐれも気を抜いて話に置いていかれないようにして下さい。 ・・・いや、置いてかれても、支障なかったか。
何かが足りないか、何かが多すぎるのか
この作者の作品に共通することなのだが、
ある謎について、関係者がディスカッションしながら真実を見つけていくという手法、
いわば、「団体安楽椅子探偵」のような趣で、ストーリーが展開されていく。
この作品の謎は「誰が」と「なぜ」。
ディスカッションは面白く、この会話がどうやってラストにつながっていくのかという興奮が味わえたが、
肝心の「謎」が独りよがり、という気がする。
独りよがりなだけなら、好みの問題ともいえるが、
途中に「もし自分がこの中にいたら、これは絶対に言ってはいけないことだ」と思うような、人を傷つける言葉を不用意に言う場面があり、
どうも肝心なところで、人間の感情の流れを無視しているような印象を受け、不快感が残る。
登場人物に個性があり、それぞれ丹念に描写されていて、読者にも一人一人の気持ちが分かるようになるだけに、
ラストシーンは受け入れがたい。
