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アイテム詳細
ゴーレムの檻 (カッパノベルス)
柄刀 一
発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で276263位
価格:¥ 940(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2005-03-25 /通常4〜6日以内に発送
柄刀 一
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価格:¥ 940(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2005-03-25 /通常4〜6日以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ロジックとトリックが全てを決定する!
(2005-11-20)
『アリア系銀河鉄道』の続編となるシリーズ。
このシリーズは、宇佐見博士がいろいろな世界へトリップし、
そこではミステリのトリックとロジックのために全てが奉仕されている、
逆に言えばそのためだけの世界が構築されているのがシリーズの
基本フォーマットになっています。
最初に収録されている『エッシャー世界』。
これは特に理系の人はたいてい好きであろうエッシャーの“騙し絵”、
それらの絵が実在する世界で起きた“殺人と消失”事件を扱っています。
エッシャーの絵を見たことがない人にはよく分からない記述が多いと思いますが、
たぶん本書を読むような人ならほとんど知っているということでしょうか。
もし知らない人がいたら、画集の一冊でもパラパラ見てから読むのがいいでしょう。
方法については結構強引なロジックが使われていますが、
こういう詭弁的な内容は好きな部類なので、
全編を通したロジックや哲学的談義が好きな人(山口雅也作品とか)
なら楽しめると思います。
ジジェクも見る
(2005-08-04)
新本格随一のトリックメーカーである作者。該博な知識と豊富なアイデアで、長編から短編のひとつひとつに至るまで、高質なミステリ世界を紡ぎあげるその手腕は、真に賞賛するに値する。――とはいえ、トリックなりアイデア先行で小説世界が空回りしてしまったり、ひとつの作品にトリックを詰め込みすぎて、却って冗長散漫になってしまったり、ということが間々あるのだ。要は「小説」が殺されてしまっているわけで、決して「小説」が下手なひとではない――むしろ上手いひとであるだけに、これはつくづく惜しいと思う。カッパノベルスの前著『fの魔弾』は非常にシンプルなトリックに重層的な展開を盛り込んで成功していた。
本書は『アリア系銀河鉄道』に続く宇佐見博士シリーズ第二短編集だが、『アリア――』の方は、前述の弊が免れていないと感じた。何より、この「形式」で書かれなければならない必然性に納得されなかった。が、本書には満足。前作より抽象度を低めた結構がうまく機能していると思う。冒頭の「エッシャー世界」は紛う事なき名作。以下、ナン/センス・オブ・ワンダーのミステリーワールドへ読者を誘ってくれる。
表題作のゴーレムの檻
(2005-06-16)
不思議の世界で宇佐見博士が出会った男は、ゴーレムと呼ばれており、密室に閉じこめられた囚人だった。
彼は言う、
「この世界を中に取り込み、外側を内側にすることによって、その外に出る」
なんのこっちゃか分かりませんでしたが、彼は実際にいなくなるのです。
最後まで読んで、ゴーレムの台詞の意味が分かりました。久々に、納得できて戦慄を味わえる推理小説を読んだという気がしました。
ただ、下の方も書いてらっしゃるように、宇佐見博士が! 続き、出るんでしょうか。早くしてもらいたいものです。
不思議好きなら是非
(2005-05-30)
研究所に勤める博物学者が主人公。サンフランシスコ近郊と不思議の世界の狭間で事件が巻き起こる。宇佐美博士が解く謎の向こうには、実はもうひとつの謎が…。
前作には負けるかな〜
(2005-04-09)
星空の旅、パラレルワールドと、空間的広がりを見せたのが前作の「アリア系銀河鉄道」ならば、今回は、シュレーディンガーの猫など、精神的広がりを中心にしています。なので、いまいち大きなトリックが好きな私としては、星三つの評価です。しかも、私、宇佐見先生好きなんです!どうして×××してしまうの!
おすすめ度:
ロジックとトリックが全てを決定する!
『アリア系銀河鉄道』の続編となるシリーズ。
このシリーズは、宇佐見博士がいろいろな世界へトリップし、
そこではミステリのトリックとロジックのために全てが奉仕されている、
逆に言えばそのためだけの世界が構築されているのがシリーズの
基本フォーマットになっています。
最初に収録されている『エッシャー世界』。
これは特に理系の人はたいてい好きであろうエッシャーの“騙し絵”、
それらの絵が実在する世界で起きた“殺人と消失”事件を扱っています。
エッシャーの絵を見たことがない人にはよく分からない記述が多いと思いますが、
たぶん本書を読むような人ならほとんど知っているということでしょうか。
もし知らない人がいたら、画集の一冊でもパラパラ見てから読むのがいいでしょう。
方法については結構強引なロジックが使われていますが、
こういう詭弁的な内容は好きな部類なので、
全編を通したロジックや哲学的談義が好きな人(山口雅也作品とか)
なら楽しめると思います。
ジジェクも見る
新本格随一のトリックメーカーである作者。該博な知識と豊富なアイデアで、長編から短編のひとつひとつに至るまで、高質なミステリ世界を紡ぎあげるその手腕は、真に賞賛するに値する。――とはいえ、トリックなりアイデア先行で小説世界が空回りしてしまったり、ひとつの作品にトリックを詰め込みすぎて、却って冗長散漫になってしまったり、ということが間々あるのだ。要は「小説」が殺されてしまっているわけで、決して「小説」が下手なひとではない――むしろ上手いひとであるだけに、これはつくづく惜しいと思う。カッパノベルスの前著『fの魔弾』は非常にシンプルなトリックに重層的な展開を盛り込んで成功していた。
本書は『アリア系銀河鉄道』に続く宇佐見博士シリーズ第二短編集だが、『アリア――』の方は、前述の弊が免れていないと感じた。何より、この「形式」で書かれなければならない必然性に納得されなかった。が、本書には満足。前作より抽象度を低めた結構がうまく機能していると思う。冒頭の「エッシャー世界」は紛う事なき名作。以下、ナン/センス・オブ・ワンダーのミステリーワールドへ読者を誘ってくれる。
表題作のゴーレムの檻
不思議の世界で宇佐見博士が出会った男は、ゴーレムと呼ばれており、密室に閉じこめられた囚人だった。
彼は言う、
「この世界を中に取り込み、外側を内側にすることによって、その外に出る」
なんのこっちゃか分かりませんでしたが、彼は実際にいなくなるのです。
最後まで読んで、ゴーレムの台詞の意味が分かりました。久々に、納得できて戦慄を味わえる推理小説を読んだという気がしました。
ただ、下の方も書いてらっしゃるように、宇佐見博士が! 続き、出るんでしょうか。早くしてもらいたいものです。
不思議好きなら是非
研究所に勤める博物学者が主人公。サンフランシスコ近郊と不思議の世界の狭間で事件が巻き起こる。宇佐美博士が解く謎の向こうには、実はもうひとつの謎が…。
かっちりとした推理ものが好きな人だけでなく、不思議の世界が好きな人に是非読んでいただきたい!
前作には負けるかな〜
星空の旅、パラレルワールドと、空間的広がりを見せたのが前作の「アリア系銀河鉄道」ならば、今回は、シュレーディンガーの猫など、精神的広がりを中心にしています。なので、いまいち大きなトリックが好きな私としては、星三つの評価です。しかも、私、宇佐見先生好きなんです!どうして×××してしまうの!
