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アイテム詳細

王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)
田中 芳樹

発売:光文社
Amazon.co.jp ランキング:Book で35518位
価格:¥ 880(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-02-21 /通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー
おすすめ度:
もう1巻刊行から二十数年経っちゃいましたよ先生  (2007-11-22)
いつになったら完結するのでしょうか?正直内容忘れてました。たしか90年ぐらいまでは本編は全14巻構成とか言ってたのでその通りなら次巻で完結なのでしょうかね。今回また1巻から読み返してみましたが、お歳のせいか90年代初頭の頃と違い、第二部になってからはダラダラ感が否めなせん。なによりアルスラーン側のあまりの連戦連勝っぷりが今となっては鼻につきます。ちょっとご都合主義過ぎやしないか?と子供の頃は感じなかった違和感を所々で感じました。創竜伝でも感じてましたが敵側が不甲斐なさ過ぎるのは編者の特徴なのでしょうか

こんな架空戦記小説があったなんて!  (2007-02-22)
この手の小説は『封神演義』や『三国志演義』ぐらいしか読んだことがなく、舞台も中国だけでした。 しかし、この『アルスラーン戦記』は舞台は中世ペルシャ、しかもこれに登場する策士ナルサスの策謀は戦場のみではなく政治外交あらゆる場面であらゆる手段をもちいて張り巡らされ、味方を勝利に導き、敵を破り、行動を封じ込める。 私が読んだ三国志が軽すぎたせいもあるのかも知れませんが、今では彼の前では諸葛公明も司馬仲達も霞んで見えます。ナルサスこそまさに真の軍略家!! そして主人公のアルスラーンも弱冠14才にもかかわらず自分の成すべきことや為政者としての大望をもっている その他にもさまざまな魅力的なキャラクターたちが登場し、物語は作者の巧みな伏線にあわせて期待を膨らませつつ進んでいく かなり自信をお薦めできる一冊です

また随分と久しぶりなことですが……  (2006-04-09)
 で、田中芳樹の『アルスラーン戦記』である。角川文庫版の再販いう事でございます。
 え〜、素材としてはヒロイック・ファンタジーのものを流用しまくっておりますが、著者の歴史的な知識がそうさせるのか作品の内容としては架空歴史小説といった趣が強いです。舞台背景の元となったのは現実世界のペルシア(今のイランあたり)近辺とのこと。
 この作品自体もよろしゅうございますが、これをテコに骨太の歴史小説を読んでみるのも一興ではなかろうか、と思います。

十字軍が嫌い  (2005-09-26)
 「中世ペルシア風」と銘打った、異世界ファンタジー戦記もののシリーズの1巻と2巻をまとめた合本である。当初は角川文庫からの出版であった。劇中に登場する諸国家のモデルとなった地域は、

パルス=地理的には現在のイラン、イラク、アフガニスタンで、風俗はイラン
ルシタニア=中世の西ヨーロッパ
マルヤム=中世のバルカン半島
シンドゥラ=インド
ミスル=エジプト
チュルク=中央アジアの山岳地帯
トゥラーン=中央アジアの草原地帯
セリカ=中国

といった所であろう。「大陸公路」とはもちろん、現在ではシルクロードと呼ばれる交易路のことである。
 また、この物語は「イアルダボート教」なる一神教を信じるルシタニア軍がパルスに侵攻した所から始まるが、これはローマのカトリック教会の指導のもとにエルサレム遠征を行った西ヨーロッパ諸国、すなわち十字軍の遠征がモデルと思われる。「キリスト教嫌い」を公言する著者の嗜好がよく現れた設定であるが、作中でも「イアルダボート教東方教会」を信じるマルヤムは好意的に描かれているように、著者が本当に嫌いなのは、より正確に言えばローマ・カトリックや福音主義プロテスタントなのである。

 著者の筆力と生産性が全盛期に入る頃に書き始められたシリーズだけに、中身のほうは文句の付け所がない、一級品のエンターテインメント大河小説であるが、モデルとなった地域や歴史を推測しながら読むと、また違った楽しみ方が出来るであろう。


すべての「ファンタジー」はここからはじまった!?  (2005-04-24)
 今や大隆盛を極めている、ライトノベル系ファンタジー小説。
男女問わず、10代〜20代のワカモノ達はこの系統に熱狂し、
出版界においても大きな市場を占めていて、ある種「ドル箱」な世界だ。
しかし、それらの“大元”をつくりあげたのが、このシリーズといっても
過言ではないだろう。

 優しげな表情の中にも、大道を歩む素質を備えた少年王子。
 彼を支える若く逞しく個性的で、知性も品位も併せ持った家臣たち。
 アルスラーン陣営に相対する人物達の印象的な姿。
 大きなうねりを見せる「歴史」という舞台。

 現在氾濫する多くの「歴史ファンタジー小説」を様々な意味で
確立させたのが、この小説でしょう。そして、これをこえる
ファンタジー小説(若手の書き手)は、残念ながらまだ存在しておらず、
“類似品”ばかりで物足りない。。。
 
 

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