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アイテム詳細

予知夢 (文春文庫)
東野 圭吾

発売:文藝春秋
Amazon.co.jp ランキング:Book で200位
価格:¥ 530(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-08 /通常24時間以内に発送

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レビュー(Amazon.co.jp)
???東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。

???本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。

???素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?

???ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)

カスタマーレビュー
おすすめ度:
読みやすい短編集  (2008-06-28)
TVドラマのDVDを見てから原作を読むことにしました。
こちらは、原作の2冊目になりますが、TVドラマはこの1冊目と2冊目の全10話を元に作られています。

順番が違うのでまずは対比をしておきましょう。
「予知夢」→TVドラマ
1章 霊視る→8章
2章 夢想る→6章
3章 騒霊ぐ→3章
4章 絞殺る→5章
5章 予知る→7章

TVドラマを見た方へのレビューのつもりで書きます。
前作も同じ感想でしたが、そもそもドラマとは湯川の事件への取り組み姿勢が違います。学友だった草薙刑事には協力的に活躍します。
短編ということもあり、無駄な時間がないため、トリックはわりと短時間で解かれることが多くなります。原作だけでは湯川の人物像をきちっと捉えることは難しいでしょう。かと言って、ドラマとは全然違う雰囲気があります。
純粋にトリックを楽しむという読み方が良いのだと思いますが、ドラマと種明かしは同じなので、TVドラマを見た人にはその楽しみが半減します。ただし、人物関係は多少違ったり、動機も変わっていたり、犯人が違っていたりしますので、そういう発見をして楽しめます。

1作目よりも若干薄くなっていますが、こちらの方が読みやすく感じられました。
少々オカルトちっくなネタになっていますが、何故かそういう事件になると草薙は湯川を訪れます。最後には湯川の影響で、オカルトを科学で解明できるというような発言に、湯川も驚かされています。
不思議に思える現象、偶然に思える現象も、それが実は必然的なものだと考えれば、そこに人の意志があり、事件の裏があるということです。小さな疑問から一気に推理を広げていく様が、湯川の本領という感じで面白いです。

続編も楽しい♪  (2008-05-16)
「探偵ガリレオ」に引き続きこちらも読んでみました。
こちらの作品からもドラマ化されたものが多かったですね。
また、ガリレオ先生が以前より積極的に捜査に参加している気がするのは気のせいでしょうか(笑)?
このシリーズが長く続くといいなぁ・・・なんて考えてしまいます。

科学をベースにした推理小説  (2008-05-14)
前作「探偵ガリレオ」に引き続き読みました。
内容は前作よりも推理的な部分が多くなっており、推理小説の色が濃くなってきているように感じました。
湯川助教授の推理力がかなり向上しているように感じました。
やや科学的な部分が少なくなってきたような気がして多少残念です。
前作と同じようにテレビで見たときとは違う印象を受け、2度楽しめたという感じがします。

名探偵湯川  (2008-03-09)
ガリレオのあだ名を持つ物理学者湯川がさまざまな難事件をその知識と論理的思考力を駆使して解決してゆくシリーズの第2弾。

「探偵ガリレオ」はドラマ化されるずっと以前に読んでいたが、この本はドラマが終わった後に読んだ。原作と違い、ドラマには多少のアレンジがされている。湯川のところに事件を持ってくる刑事は男から女になり、湯川の推理シーンでは一心不乱に数式を書きなぐるという設定が加えられている。原作は男ばかりで色気がないので、刑事を女にしたのは分かる。しかし、数式を書きなぐる場面は、はっきりいってしらけてしまった。科学的なトリックを解くときに数式を書くのはまだ分かるが、この本に収録されている「夢想る」のように、事件の真相がまったく科学とは関係ない時まで数式を書き散らすのにはついていけなかった。すでに原作を読んで、湯川のイメージが出来上がっていたので、よけいに数式を書くシーンが気になった。まあ、ああいうアレンジはテレビ的ではあるし、原作を読んでいなければ楽しめたと思うのだが。

このシリーズらしく、よく考えられたトリック、理系の専門知識、湯川のあざやかな推理によって事件は解決していく。一見ありえない現象を科学を切り口として解き明かしていくのがこのシリーズの読みどころ。この本でも、それは見事に継承されている。東野作品には当たりはずれが少なく、安心して読める。これからも、このガリレオシリーズを書き続けてほしいものである。

東野先生が書けばこのクオリティは保証しますの指標  (2008-02-29)
短編集なのもあるだろうが、東野先生の展開力ならどの作品を読んでもそれなりに楽しめると思う。これもその1つ。
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