Special Menu
Category Menu
- ジャンル別
- 文学・評論
- 思想・社会・ノンフィクション
- 人文・思想
- 社会・政治
- ノンフィクション
- 歴史・地理
- ビジネス・経済・キャリア
- 投資・金融・会社経営
- 科学・テクノロジー
- 医学・薬学
- コンピュータ・インターネット
- アート・建築・デザイン
- 実用・スポーツ・ホビー
- 資格・検定
- 暮らし・健康・子育て
- 旅行ガイド
- 語学・辞事典・年鑑
- 教育・学参・受験
- こども
- コミック・アニメ・BL
- タレント写真集
- ゲーム攻略本
- エンターテイメント
- 新書・文庫
- 雑誌
- 楽譜・スコア・音楽書
- 古書
- カレンダー
- ポスター
- アダルト
検 索
イーブックオフ
中古を買うなら
「イーブックオフ
」へ

ロリポップ!
当サイトのサーバーは
「ロリポップ!
」です
アイテム詳細
松本清張傑作短篇コレクション〈中〉 (文春文庫)
宮部 みゆき(編集)
発売:文藝春秋
Amazon.co.jp ランキング:Book で5446位
価格:¥ 740(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2004-11 /通常2〜4週間以内に発送
宮部 みゆき(編集)
発売:文藝春秋
Amazon.co.jp ランキング:Book で5446位
価格:¥ 740(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2004-11 /通常2〜4週間以内に発送
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
下巻がますます楽しみになる
(2008-11-11)
巻を読んでいたので、この中巻も楽しみにしていた。
結果は期待どおり。1つ退屈なモノがあったけど。
この中巻では、「クスリと笑える」短編が紹介されている。
もちろん、登場人物にとっては笑えない状況だが、読者として、その結末に笑えるモノがある。
松本清張もユーモア小説を書いたりするのだと感心してしまった。
それは、書道教授、共犯者、空白の意匠、だ。
書道教授は主人公が人を殺してしまうのだから、笑い事ではないが。
でも主人公の妄想で話が進んでいく。
共犯者も同様に、妄想で話が進んでいく。
主人公の妄想癖が過剰なのか、松本清張の筋の展開が強引なのか、どちらなのだろう?
とかんがえてしまうくらい、この主人公、妄想に突き進んでいく。
そして警察に捕まってしまう。
「自分を客観的に見れるんです」と福田総理が自慢したが、自分を客観的に見ることは大事なんだということがよくわかる。
空白の意匠はサラリーマンの悲哀を描いた小説。
いちばん気配りして、動き回ったのに、詰め腹を切らされるなんて。
下巻がますます楽しみになる本だ。
不幸な男と女
(2008-01-22)
不機嫌な女、男をテーマに納められた8篇の小説。宮部氏によって選ばれた「昭和」ぷんぷんの作品群です。
松本清張のうまさは、どんな事件も起承転結がきっちりとしていて、登場人物の行動に不自然さが微塵もないところでしょう。
そしてだれに「語らせるか」。計算されつくした構成には舌を巻きます。
「書道教授」「空白の意匠」「山」が特によかった。
たまたま「中」から読み始めたのですが、「上」「下」も読んでみようと思います。
巨匠の短篇作品、宮部みゆきによって鮮やかによみがえる。
(2005-01-20)
20年振りに松本清張の作品を読みました。その時、読んだのは「砂の器」「けものみち」等、長篇でしたが今回、珠玉の短篇集を堪能しました。上、中、下すべて読みましたが、中が一番面白いと思いました。
なかでも悪女にさいなまれた銀行員がやむにやまれず犯した犯罪がその妻のひょんな行為をきっかけに、暴かれていく様を描いた「書道教授」、真面目なサラリーマンが業務上の失敗を真摯にカバーしようと努力し、それが成功するかにみえた途端、どん底にたたき落とされる「空白の意匠」の2作品がとりわけお気に入りです。
「淋しい女」と「不機嫌な男」に焦点を当てた中巻。
(2004-11-12)
シリーズ中巻の本書は二章、八つの中・短篇で構成されています。
まず、第五章【淋しい女たちの肖像】では宮部みゆきさんの前口上に続いて、「遠くからの声」「巻頭句の女」「書道教授」「式場の微笑」を、それと対になる第六章【不機嫌な男たちの肖像】では同じく宮部さんの前口上の後に、「共犯者」「カルネアデスの舟板」「空白の意匠」「山」を収めています。清張の数ある中・短篇のなかから、宮部さんの心に残る「女」と「男」のキャラが出てくる作品を持ってきた中巻であると、そんな風に言えるでしょうか。
おすすめ度:
下巻がますます楽しみになる
巻を読んでいたので、この中巻も楽しみにしていた。
結果は期待どおり。1つ退屈なモノがあったけど。
この中巻では、「クスリと笑える」短編が紹介されている。
もちろん、登場人物にとっては笑えない状況だが、読者として、その結末に笑えるモノがある。
松本清張もユーモア小説を書いたりするのだと感心してしまった。
それは、書道教授、共犯者、空白の意匠、だ。
書道教授は主人公が人を殺してしまうのだから、笑い事ではないが。
でも主人公の妄想で話が進んでいく。
共犯者も同様に、妄想で話が進んでいく。
主人公の妄想癖が過剰なのか、松本清張の筋の展開が強引なのか、どちらなのだろう?
とかんがえてしまうくらい、この主人公、妄想に突き進んでいく。
そして警察に捕まってしまう。
「自分を客観的に見れるんです」と福田総理が自慢したが、自分を客観的に見ることは大事なんだということがよくわかる。
空白の意匠はサラリーマンの悲哀を描いた小説。
いちばん気配りして、動き回ったのに、詰め腹を切らされるなんて。
下巻がますます楽しみになる本だ。
不幸な男と女
不機嫌な女、男をテーマに納められた8篇の小説。宮部氏によって選ばれた「昭和」ぷんぷんの作品群です。
松本清張のうまさは、どんな事件も起承転結がきっちりとしていて、登場人物の行動に不自然さが微塵もないところでしょう。
そしてだれに「語らせるか」。計算されつくした構成には舌を巻きます。
「書道教授」「空白の意匠」「山」が特によかった。
たまたま「中」から読み始めたのですが、「上」「下」も読んでみようと思います。
巨匠の短篇作品、宮部みゆきによって鮮やかによみがえる。
20年振りに松本清張の作品を読みました。その時、読んだのは「砂の器」「けものみち」等、長篇でしたが今回、珠玉の短篇集を堪能しました。上、中、下すべて読みましたが、中が一番面白いと思いました。
なかでも悪女にさいなまれた銀行員がやむにやまれず犯した犯罪がその妻のひょんな行為をきっかけに、暴かれていく様を描いた「書道教授」、真面目なサラリーマンが業務上の失敗を真摯にカバーしようと努力し、それが成功するかにみえた途端、どん底にたたき落とされる「空白の意匠」の2作品がとりわけお気に入りです。
「淋しい女」と「不機嫌な男」に焦点を当てた中巻。
シリーズ中巻の本書は二章、八つの中・短篇で構成されています。
まず、第五章【淋しい女たちの肖像】では宮部みゆきさんの前口上に続いて、「遠くからの声」「巻頭句の女」「書道教授」「式場の微笑」を、それと対になる第六章【不機嫌な男たちの肖像】では同じく宮部さんの前口上の後に、「共犯者」「カルネアデスの舟板」「空白の意匠」「山」を収めています。清張の数ある中・短篇のなかから、宮部さんの心に残る「女」と「男」のキャラが出てくる作品を持ってきた中巻であると、そんな風に言えるでしょうか。
収録された清張作品について記した宮部さんの文章のなかでも、言い得て妙だなあと強く頷かされたのは次の文章でした。
<< 清張さんの作品では、この「窮地への追い込まれ方」が身体に食い込んでくるほどリアルなので、世の多くの男性諸氏は読むたびに震え上がることでしょう。>>(p.276)
その「窮地への追い込まれ方」というのはまた、秘密を抱えた主人公が自ら招くような形で暗い穴の中に落ちてゆく、そう言ってもいいかと思います。
悪事を犯した人間がその重みを支えきれず、転落していく過程で墓穴を掘ってしまう。様々な不安や疑惑が心の中に掻き立てられ、もがくうちに首にかかった紐の輪が狭まっていく。そうした主人公の心理の揺れを描きながら徐々にサスペンスの雰囲気を高めていく話の展開が実に巧いんですよね。
それから本シリーズを通して、昭和32年に発表された短篇が多く収録されていることも興味深いなあと。傑作が次々と発表された昭和32年は、作家の創作意欲と技量がひとつの頂点に達した時期ではなかったでしょうか。ちなみにこの年から翌年にかけて、世評高い『点と線』が執筆されています。
