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笹本 稜平
発売:文藝春秋
Amazon.co.jp ランキング:Book で14674位
価格:¥ 1,943(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2008-06-13 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
単なる山岳小説ではないすさまじい迫力
(2008-09-28)
すざましい迫力の山岳小説。相当分厚い大作なのだが展開がどんどん気になって暇があれば少しでも読み進める形で読了した。単なるアドベンチャー小説ではここまで深くはならない。この小説はカラコルムの 8,000m級の登山に関する描写がものすごく詳細であるところもすごいのだが、死を常に意識しなければならない状況に絡めて登場人物それぞれの人生観、死生観を色濃く詳細に描写しているところにむしろ価値があるのだろう。筆者はしばらくスランプに陥っていたと思うのだが、この作品できっちり脱出できたのではないか。
山を愛する者として
(2008-08-18)
山を知る人、山を知らぬ人、どちらでも十分に堪能でき、十分に満足できるのでは。
山に登るという事は、他のスポーツと違い、死を間近に感じることでもある、というような部分は、感銘をうける。
座右の銘にしたいような文言が散りばめられ、スリリングに、スピーディに、楽しませてもらえる。
一つの映画を観ている様な感覚に陥る、山の名作の一つにもなるのでは。
誰にもオススメしたい作品。
登山そのものが人生のあり方につながるという考え方
(2008-08-17)
内容紹介の通り、圧倒的な迫力の山岳小説だった。
登山に関するディテール、登山中に亡くなった恋人を想う気持ち、一般人がやる公募登山の難しさ、登山を通じた人生のあり方など、読み応えが満載だった。特に、登山そのものが人生のあり方につながるという考え方が何度も出てくるのだが、それも十分納得できる内容だった。
印象に残る考え方はいくつもあったが、個人的には会長秘書を務める竹原の「人生とはやり直しのできない一筆書きのようなもので、一度描いてしまった線は修正がきかない。できるのはその先をさらに描き続けることだけで、たとえ予期せぬ手先のぶれで意図と違う方向に筆が走ったとしても、そこから思いもよらない未来が開けることもある。職務というくびきを離れてヒマラヤの希薄な待機のなかに身をおくと、自ら選びとったと信じて生きてきた可もなく不可もないサラリーマン人生が、空疎な絵空事でしかなかったように思えてくる」という言葉が、まさに人生の苦楽と山岳の壮大さを表現していて、とても印象に残った。
また、最後の終わり方も今まで描かれてきた聖美らしい性格が表現されていて、清々しい終わり方だったと思う。
おすすめ度:
単なる山岳小説ではないすさまじい迫力
すざましい迫力の山岳小説。相当分厚い大作なのだが展開がどんどん気になって暇があれば少しでも読み進める形で読了した。単なるアドベンチャー小説ではここまで深くはならない。この小説はカラコルムの 8,000m級の登山に関する描写がものすごく詳細であるところもすごいのだが、死を常に意識しなければならない状況に絡めて登場人物それぞれの人生観、死生観を色濃く詳細に描写しているところにむしろ価値があるのだろう。筆者はしばらくスランプに陥っていたと思うのだが、この作品できっちり脱出できたのではないか。
山を愛する者として
山を知る人、山を知らぬ人、どちらでも十分に堪能でき、十分に満足できるのでは。
山に登るという事は、他のスポーツと違い、死を間近に感じることでもある、というような部分は、感銘をうける。
座右の銘にしたいような文言が散りばめられ、スリリングに、スピーディに、楽しませてもらえる。
一つの映画を観ている様な感覚に陥る、山の名作の一つにもなるのでは。
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登山そのものが人生のあり方につながるという考え方
内容紹介の通り、圧倒的な迫力の山岳小説だった。
登山に関するディテール、登山中に亡くなった恋人を想う気持ち、一般人がやる公募登山の難しさ、登山を通じた人生のあり方など、読み応えが満載だった。特に、登山そのものが人生のあり方につながるという考え方が何度も出てくるのだが、それも十分納得できる内容だった。
印象に残る考え方はいくつもあったが、個人的には会長秘書を務める竹原の「人生とはやり直しのできない一筆書きのようなもので、一度描いてしまった線は修正がきかない。できるのはその先をさらに描き続けることだけで、たとえ予期せぬ手先のぶれで意図と違う方向に筆が走ったとしても、そこから思いもよらない未来が開けることもある。職務というくびきを離れてヒマラヤの希薄な待機のなかに身をおくと、自ら選びとったと信じて生きてきた可もなく不可もないサラリーマン人生が、空疎な絵空事でしかなかったように思えてくる」という言葉が、まさに人生の苦楽と山岳の壮大さを表現していて、とても印象に残った。
また、最後の終わり方も今まで描かれてきた聖美らしい性格が表現されていて、清々しい終わり方だったと思う。
