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アイテム詳細

カンニング少女
黒田 研二

発売:文藝春秋
Amazon.co.jp ランキング:Book で385585位
価格:¥ 1,500(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2006-04 /通常3〜5週間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
カンペごときで高得点がとれる暗記力テストには何の意味もない  (2008-08-02)
カンニングの手法よりは、それをサポートする人間関係が楽しめた。優等生、機械オタク、陸上選手という一見なんのつながりもない彼らが一人の女性のためにドタバタする様子がおもしろかった。特に陸上選手の杜夫の活躍は危なっかしくて楽しめた。また、大学側がとったカンニング防止策に携帯の電波を妨害する方法や国語の試験問題を小論文にする方法などよく考えられていたのにも感心した。結局カンニングがいいか悪いかは何とも言えないが、優等生の愛香が言っているセリフにあるように、「カンペごときで高得点がとれる暗記力テストに何の意味もなく、本当に大切なのは無数のデータの中から必要なものだけを抽出して新しい答えを導き出す力」というのは同感である。


休憩時間に開いてみるくらいが丁度良いかも  (2007-12-30)
姉の死の真相を探るため妹の玲美は名門私立馳田学院大学を受験する。それも不正な手段を用いて。
主人公の玲美と杜夫はじゅうぶん書かれているのですが、仲間の秀才の愛香と機械オタクの隼人は狂言回しに徹していてその視線で書かれる章は無かったですね。ページ数がそれ程多くないぶん、玲美と杜夫と試験官の恭子に視点を絞っていたのは作者の賢明な判断だと思います。
読後感はというと、確かにカンニングとという不埒な目的で結束した仲間だけど友情は本物だったな、て思いました。
カンニングの仕掛けは物凄く凝っていて、最先端の技術なのにどうしてフリークとはいえ一介の高校生が作れるのかっていうのばかりでした。
しかも隼人が心血注いでこしらえている場面が全然無かったので、ドラえもんのポケットから出しているような印象を受けました。
総じれば、手軽に読めてそこそこ感動出来たので、満足のゆく一冊でした。

感動〜!  (2006-09-18)
玲美はどうしても、馳田大学に受かりたい理由があります。←理由は本見てね。
それを聞いた、杜夫、愛香、隼人は立ち上がる!
その合格の秘訣は・・・カンニングだった。
これを現実に考えると、いくつか疑問を投げかけたくなるけど、
そんなことはどうでもいいです。
一応断っておきますが、玲美は懸命に勉強をしています。
とはいっても、私はカンニングはずるいなと思いました。
でも笑ってしまうくらい、それを応援してしまった私。
仲間っていいな。
カンニング仲間っていいですよね…。
いや、そこじゃなくてそこまでして協力してくれる仲間。(笑)
私もこんな仲間いたらなぁ。
カンニングをいかに成功せるのか、それが楽しみで買った本なのに、
感じたのは別のことでした。
私は玲美を応援したい気持ちでいっぱいです。

さらりと一気読み  (2006-07-06)
昔、アメリカ映画『ザ・カンニング』を想起させたが、このお話はあれほど、滑稽ではないが、かといって、生真面目なシリアスものでもない。いわば、シリアスなストーリーを背景にし、表面にはエンタテインメント性を押しだしたかたち、どちらかといえば、娯楽性の強いお話である。
隼人たちの考え出したカンニング作戦と、それを防ごうとする馳田の正義漢鈴村女史。この攻防はおもしろい。これが、このお話の中心的プロットになっていると思う。
一応、理由は述べられているが、姉の事故死の真相を知るために、馳田学院に"入学"しなけらばならないという、必然性が少々温いこと。もっと楽な調査方法はあったのではないかな。まあ、これはカンニングによって入試を突破するという、このお話の基本コンセプトを外れてしまうので、言及することにあまり意味はないだろう。いかにも、現代らしいカンニング方法は、よく考えたものだなと、感心してしまった。軽く読めるお話なので、寛ぎの時間にのんびりと、という感じの本である。(それゆえ、一気読みしてしまうかもしれない。)
娯楽小説には無用だが、もしも、カンニング行為がばれてしまい、その後の玲美の人生に与えるマイナスを考えると、そこまでして、馳田に合格しなければならないのかという疑問を持ったことも事実だ。

青春小説  (2006-05-31)
 カンニングで早稲田を目指そう、という本。しかし、話の方向性(シリアス路線とか、ユーモア路線)は間違っているように思える。もっとめちゃくちゃに馬鹿らしく突っ走ればよかったのかと思える。そういえば、サーブだけでウィンブルドンを目指す小説がありましたっけ。それくらいやってくれたほうがよかった。主人公、めちゃめちゃ勉強してますやん。
 ネタ的には全然悪くない。カンニング方法もよく考えられていて面白い。最後の展開はなんとなく読めてしまうので、もうひとひねり欲しかったか。
 どうでもいいけど、携帯のバイブ機能を使って答え教えるのは無理ですよ。ブーブー鳴ってたらばれますって。マナーモードでも持ち込み禁止って言ってるんだから。
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