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アイテム詳細
黒い薔薇 (ハヤカワ文庫NV)
Phillip Margolin(原著)
田口 俊樹(翻訳)
発売:早川書房
Amazon.co.jp ランキング:Book で232182位
価格:¥ 924(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1998-05 /間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
Phillip Margolin(原著)
田口 俊樹(翻訳)
発売:早川書房
Amazon.co.jp ランキング:Book で232182位
価格:¥ 924(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1998-05 /間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
ハラハラ感、楽しめました
(2008-09-06)
フィリップ・マーゴリンを読んだ最初の作品です。
この作品が気に入って、その後全て読みましたがこの作品が一番気に入ってます。
読者を煙に巻く、帯の「ねりわざ」は誇張ではないと思わせた珍しい作品。
オススメです。
すっきりさを感じた
(2006-11-16)
海外のサスペンスは、基本的に連続ものが多い。
今回、初めてP・マーゴリンの作品に出会ったと思ったのだが、
すでにたまたま本屋で見つけた「女神の天秤」をすでに読んでいた。
刑事や検死官が主役の作品は、非常に楽しめるのだが、
弁護士となると、嫌いではないが、ダラダラと演技が続く「裁判」がダルくなってしまうので、
あまり好きではなかったが、
彼の作品は、質疑応答の書き方が非常にスッキリしていて、
スリルさえ感じることができる。
だから、裁判になっても中弛みすることがなく、
一気にラストまで読めるところもいい。
それに、「まさかあの人が犯人!?」と疑問に感じ、
「間違いない!」と思った瞬間、答えがかかれている。
そこで中断するもの良し、続きを読むのも良し。
そんなに新しい作品ではないにも拘らず、
古さを感じない、それに読みやすい。
ちょっと切ない場面もあったけれど、
単なる腕のいい女弁護士像だけでなく、
母・妻・娘の部分もしっかり書かれているので、
ベッツィのファンになれること、請け合いである。
‘10割打者’ここに登場!
(2006-07-27)
本書はのちに‘10割打者’の異名を持つことになるページ・ターナーの書き手、フィリップ・マーゴリンの長編第3作で、アメリカで大ヒットして、日本に初めて紹介されたマーゴリンの作品である。
アメリカ西海岸ポートランドの弁護士ベッツィは破格の報酬で、土地開発デベロッパーの社長ダライアスから、起訴された時には弁護するよう依頼された。その直後、彼は連続女性失踪事件の容疑者として逮捕される。
10年前、東海岸ニューヨーク州ロングアイランドのハンターズ・ポイントでも今回と同様、現場に「黒い薔薇」と“去れど忘られず”と書かれた「紙片」が残される失踪事件が起きており、犯人と目される男は射殺されたものの、当時は弁護士でレイクと名乗っていたダライアスこそ真犯人とする疑いがあり、今回の事件との関連が問われたのだ。
あくまで無実を訴えるダライアス。やがて、錯綜した意外な真相が明らかとなり、ベッツィの身辺にも危険が迫り、裁判の行方は混迷を極める。
連続猟奇殺人に、異常心理に、法廷ドラマ、そして女性主人公と、本書は昨今のミステリーの流行要因がふんだんに盛り込まれている。それでいて構成が緻密で、伏線も巧みであり、プロットもしっかりしている。私も読みながら何度もいったん中断して、前のページの内容を確認したくらいだ。なにしろ物語の冒頭のエピソードの数々がストーリー全体の「謎」に大きく関係して来るのだから。
そして、決して通俗スリラーに堕すことなく、一定の品格を保ちながら、流行要因とは無関係のそうした「魅力的な謎」が、本書の一番の読みどころとなっている。
ともあれ本書は、二転三転するダイナミックな展開が、短い章立てで次々に畳み掛けてきて、読み始めたらやめられない傑作サスペンスであることは間違いない。
マーゴリンの技量に感嘆
(2002-08-24)
数多くのサスペンス小説によく言われる「徹夜本」あるいは「ジェットコースター本」、『黒い薔薇』は確実にその類の小説です。
おすすめ度:
ハラハラ感、楽しめました
フィリップ・マーゴリンを読んだ最初の作品です。
この作品が気に入って、その後全て読みましたがこの作品が一番気に入ってます。
読者を煙に巻く、帯の「ねりわざ」は誇張ではないと思わせた珍しい作品。
オススメです。
すっきりさを感じた
海外のサスペンスは、基本的に連続ものが多い。
今回、初めてP・マーゴリンの作品に出会ったと思ったのだが、
すでにたまたま本屋で見つけた「女神の天秤」をすでに読んでいた。
刑事や検死官が主役の作品は、非常に楽しめるのだが、
弁護士となると、嫌いではないが、ダラダラと演技が続く「裁判」がダルくなってしまうので、
あまり好きではなかったが、
彼の作品は、質疑応答の書き方が非常にスッキリしていて、
スリルさえ感じることができる。
だから、裁判になっても中弛みすることがなく、
一気にラストまで読めるところもいい。
それに、「まさかあの人が犯人!?」と疑問に感じ、
「間違いない!」と思った瞬間、答えがかかれている。
そこで中断するもの良し、続きを読むのも良し。
そんなに新しい作品ではないにも拘らず、
古さを感じない、それに読みやすい。
ちょっと切ない場面もあったけれど、
単なる腕のいい女弁護士像だけでなく、
母・妻・娘の部分もしっかり書かれているので、
ベッツィのファンになれること、請け合いである。
‘10割打者’ここに登場!
本書はのちに‘10割打者’の異名を持つことになるページ・ターナーの書き手、フィリップ・マーゴリンの長編第3作で、アメリカで大ヒットして、日本に初めて紹介されたマーゴリンの作品である。
アメリカ西海岸ポートランドの弁護士ベッツィは破格の報酬で、土地開発デベロッパーの社長ダライアスから、起訴された時には弁護するよう依頼された。その直後、彼は連続女性失踪事件の容疑者として逮捕される。
10年前、東海岸ニューヨーク州ロングアイランドのハンターズ・ポイントでも今回と同様、現場に「黒い薔薇」と“去れど忘られず”と書かれた「紙片」が残される失踪事件が起きており、犯人と目される男は射殺されたものの、当時は弁護士でレイクと名乗っていたダライアスこそ真犯人とする疑いがあり、今回の事件との関連が問われたのだ。
あくまで無実を訴えるダライアス。やがて、錯綜した意外な真相が明らかとなり、ベッツィの身辺にも危険が迫り、裁判の行方は混迷を極める。
連続猟奇殺人に、異常心理に、法廷ドラマ、そして女性主人公と、本書は昨今のミステリーの流行要因がふんだんに盛り込まれている。それでいて構成が緻密で、伏線も巧みであり、プロットもしっかりしている。私も読みながら何度もいったん中断して、前のページの内容を確認したくらいだ。なにしろ物語の冒頭のエピソードの数々がストーリー全体の「謎」に大きく関係して来るのだから。
そして、決して通俗スリラーに堕すことなく、一定の品格を保ちながら、流行要因とは無関係のそうした「魅力的な謎」が、本書の一番の読みどころとなっている。
ともあれ本書は、二転三転するダイナミックな展開が、短い章立てで次々に畳み掛けてきて、読み始めたらやめられない傑作サスペンスであることは間違いない。
マーゴリンの技量に感嘆
数多くのサスペンス小説によく言われる「徹夜本」あるいは「ジェットコースター本」、『黒い薔薇』は確実にその類の小説です。
序盤は淡々と、ひとつひとつのパーツが語られ、徐々にバラバラだったピースがまとまり始めて、そしたらもう、急降下、ハラハラドキドキ、本当にジェットコースターに乗っている気分。
犯人探しも「もしかして・・・?!」と思い始めたら、その疑念をダラダラ引っ張ることなく教えてくれるあたりも絶妙です。読者を飽きさせない、まるで読者の反応を伺いながら執筆されたのか?とマーゴリンの技量に感嘆するばかり。
エンディングもさらりとしていて、読後感が心地良い。
とにかくプロットがしっかりと安定していて、読みやすいのも魅力のひとつです。
色々なサスペンス読んできましたが、絶品の傑作です。
