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アイテム詳細
ハイペリオンの没落〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
Dan Simmons(原著)
酒井 昭伸(翻訳)
発売:早川書房
Amazon.co.jp ランキング:Book で111335位
価格:¥ 987(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2001-03 /通常24時間以内に発送
Dan Simmons(原著)
酒井 昭伸(翻訳)
発売:早川書房
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価格:¥ 987(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2001-03 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
面白いです
(2007-12-10)
アイデア(例えばAIがどこにいるのか)は面白いし、キャラクター(キャラクターとは言わないけど雲門など)も立っているし、十分に楽しめました。星3つなのはちょっと長すぎる気がしたから。といっても4部作の中では続作の『エンディミオン』と並んでもっとも読みやすく引き締まっている方なのですが。が、「読み出したら止まらない」ということは私についてはありませんでした。結局読み終わるのに1週間はかかりましたからね。でも、本読みなら一度読んで損はない作品です。
腕力で小説を書いてはいけない
(2007-10-13)
本書を読んでまず気付いたことは、前作の『ハイペリオン』における枠物語形式が
空回りしていたことだ。本書は普通の小説構造を採っており前作よりも出来はいい。
ただ、やはり長すぎる。もっとうまくまとめた書き方ができないものだろうか。半分
くらいの分量だったら充分傑作になったと思う。
著者の文章を書く能力はすごいとは思うが、小説として面白いかとなると疑問だ。
強引なほどの筆力で何を描いているかといえば情景描写ばかりで、ストーリーが
さっぱり進まない。アイデアは他人からの借り物ばかりで独創性はゼロだ。何度途中で
読むのを止めようと思ったことか。筆力だけあっても小説にはならないという典型例だ。
自分はもうダン・シモンズの長編を読むことはないだろう。
どっしりとした大作
(2007-01-28)
詩人ジョン・キーツのサイバークローンを主人公にした
どっしりとした大作で、ストーリーが散漫しないので、焦点が絞られて、没頭出来る。
ラストの方の小松左京や光瀬龍ぽい
高次元の宗教がかった存在との対話は、これぞSFやねと感動した。
オーバーロードにより、マゼラン星雲に作られた偽地球に、
たった一人で住むことになるジョン・キーツのイメージは印象深い。
キーツの為だけに、19世紀の地球を創造するのだ。
神が無限の能力を持つのなら、個人の希望の世界を、
気前よく創造してやればいいのに、
私が認めた人しか天国には入れませんと、差別して入場拒否する神って、
心の狭い存在だと思います(藁
辺境の蛮族・Ousterが優雅で美しい
(2006-11-25)
いきなりHegemonyと辺境の蛮族・Ousterのハイペリオンをめぐる大戦争が始まるところから、この後編は幕があきます。
この作品は三部構成になっていて、多少なかだるみのあった第一部が終わり第二部にはいると、「Hyperion」で親子の愛情を切々と語った第四話の「学者の物語」のその後を中心に話しがすすみ、学者・ソルが娘・レイチェルを怪物・シュライクにささげるラストまで感動の連続でした。特に"Say yes, Daddy."(イエスって言うのよ、パパ)の台詞には涙ぼろぼろでした。
さて、Googleが発達するとこうなるのかとおもわせるTechnoCoreがどこに存在するのか、TechnoCoreとはいったい何者なのか、こちらは本当に意外な結末に唖然としました。いずれにしろ、インターネット勃興前夜の1989年と1990年に書かれた、インターネット時代を先取りした素晴らしい小説と言えるのでしょう、少なくてもHegemonyと辺境の蛮族・Ousterとの戦いの結末については。
しかし、エピローグの直前の章・第45章で巡礼たちの運命について、意外な話しの展開があるのですが(これについてはなんの前触れも、伏線もありません)、それが私にとっては、ちょっととってつけたような結末という印象を持ちました。(残念だな〜) 巡礼たちの運命にかかわる最後の二章は、もっとページをつかってしっかり描き込んで欲しかったと考えています。で、ここで一点減点です。
私の好きな場面:
辺境の蛮族・Ousterが奏でられる音楽の音色とともに初めて登場する場面は、「Hyperion」二部作のなかで飛び抜けて出色のシーンです。ダン・シモンズによって描写されるこの辺境の蛮族の優雅で美しいことといったら、まるでビスコンティの映画のワンシーンをみているようで、それこそ一幅の絵画だったと言えるでしょう。
フーガ
(2006-02-10)
前作の六人の話が今作によって
フーガのように連関をなしていく。
穏健派AI「運門」との禅問答。
映画「トロン」やギブスン作品を思い出すAI界描写。
素晴らしい古典的なアクションシーン。
思わず涙してしまった親子物語。
体調が悪い時に読むと、
こっちまで気が滅入ってくる詩人の臨終描写。
転位ゲート○○&惑星蹂躙シーンに何故か感じる快楽的興奮。
行きあたりばったりでは絶対に書けない構成にもびっくり。
これだけの量を書けるというだけでも凄い。
解説ではエヴァンゲリオンとの比較もされているのですが、
納得するところもあります。
あらゆるネタを詰め込みまくり
オリジナルに昇華させてしまうとこなどは
JSバッハ、マーラー、フランク・ザッパの音楽や
映画「キルビル」も思い出す
おすすめ度:
面白いです
アイデア(例えばAIがどこにいるのか)は面白いし、キャラクター(キャラクターとは言わないけど雲門など)も立っているし、十分に楽しめました。星3つなのはちょっと長すぎる気がしたから。といっても4部作の中では続作の『エンディミオン』と並んでもっとも読みやすく引き締まっている方なのですが。が、「読み出したら止まらない」ということは私についてはありませんでした。結局読み終わるのに1週間はかかりましたからね。でも、本読みなら一度読んで損はない作品です。
腕力で小説を書いてはいけない
本書を読んでまず気付いたことは、前作の『ハイペリオン』における枠物語形式が
空回りしていたことだ。本書は普通の小説構造を採っており前作よりも出来はいい。
ただ、やはり長すぎる。もっとうまくまとめた書き方ができないものだろうか。半分
くらいの分量だったら充分傑作になったと思う。
著者の文章を書く能力はすごいとは思うが、小説として面白いかとなると疑問だ。
強引なほどの筆力で何を描いているかといえば情景描写ばかりで、ストーリーが
さっぱり進まない。アイデアは他人からの借り物ばかりで独創性はゼロだ。何度途中で
読むのを止めようと思ったことか。筆力だけあっても小説にはならないという典型例だ。
自分はもうダン・シモンズの長編を読むことはないだろう。
どっしりとした大作
詩人ジョン・キーツのサイバークローンを主人公にした
どっしりとした大作で、ストーリーが散漫しないので、焦点が絞られて、没頭出来る。
ラストの方の小松左京や光瀬龍ぽい
高次元の宗教がかった存在との対話は、これぞSFやねと感動した。
オーバーロードにより、マゼラン星雲に作られた偽地球に、
たった一人で住むことになるジョン・キーツのイメージは印象深い。
キーツの為だけに、19世紀の地球を創造するのだ。
神が無限の能力を持つのなら、個人の希望の世界を、
気前よく創造してやればいいのに、
私が認めた人しか天国には入れませんと、差別して入場拒否する神って、
心の狭い存在だと思います(藁
辺境の蛮族・Ousterが優雅で美しい
いきなりHegemonyと辺境の蛮族・Ousterのハイペリオンをめぐる大戦争が始まるところから、この後編は幕があきます。
この作品は三部構成になっていて、多少なかだるみのあった第一部が終わり第二部にはいると、「Hyperion」で親子の愛情を切々と語った第四話の「学者の物語」のその後を中心に話しがすすみ、学者・ソルが娘・レイチェルを怪物・シュライクにささげるラストまで感動の連続でした。特に"Say yes, Daddy."(イエスって言うのよ、パパ)の台詞には涙ぼろぼろでした。
さて、Googleが発達するとこうなるのかとおもわせるTechnoCoreがどこに存在するのか、TechnoCoreとはいったい何者なのか、こちらは本当に意外な結末に唖然としました。いずれにしろ、インターネット勃興前夜の1989年と1990年に書かれた、インターネット時代を先取りした素晴らしい小説と言えるのでしょう、少なくてもHegemonyと辺境の蛮族・Ousterとの戦いの結末については。
しかし、エピローグの直前の章・第45章で巡礼たちの運命について、意外な話しの展開があるのですが(これについてはなんの前触れも、伏線もありません)、それが私にとっては、ちょっととってつけたような結末という印象を持ちました。(残念だな〜) 巡礼たちの運命にかかわる最後の二章は、もっとページをつかってしっかり描き込んで欲しかったと考えています。で、ここで一点減点です。
私の好きな場面:
辺境の蛮族・Ousterが奏でられる音楽の音色とともに初めて登場する場面は、「Hyperion」二部作のなかで飛び抜けて出色のシーンです。ダン・シモンズによって描写されるこの辺境の蛮族の優雅で美しいことといったら、まるでビスコンティの映画のワンシーンをみているようで、それこそ一幅の絵画だったと言えるでしょう。
フーガ
前作の六人の話が今作によって
フーガのように連関をなしていく。
穏健派AI「運門」との禅問答。
映画「トロン」やギブスン作品を思い出すAI界描写。
素晴らしい古典的なアクションシーン。
思わず涙してしまった親子物語。
体調が悪い時に読むと、
こっちまで気が滅入ってくる詩人の臨終描写。
転位ゲート○○&惑星蹂躙シーンに何故か感じる快楽的興奮。
行きあたりばったりでは絶対に書けない構成にもびっくり。
これだけの量を書けるというだけでも凄い。
解説ではエヴァンゲリオンとの比較もされているのですが、
納得するところもあります。
あらゆるネタを詰め込みまくり
オリジナルに昇華させてしまうとこなどは
JSバッハ、マーラー、フランク・ザッパの音楽や
映画「キルビル」も思い出す
