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アイテム詳細
平面いぬ。 (集英社文庫)
乙一
発売:集英社
Amazon.co.jp ランキング:Book で30133位
価格:¥ 620(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-06 /通常24時間以内に発送
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価格:¥ 620(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2003-06 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
良作
(2008-08-24)
これが乙一ワールドか、と思いました。
ただ著者ご本人の発案ではないのでしょうが、小説再生工場なるものを始められたようで残念です。
そのため今後の作品が、実はどこかの誰かが書いたものの焼き直しのように勘繰りそうです。
うわあ!世界一の短編だっ!
(2008-03-14)
この本の中にある四作の内はじめが特に好きでした。はじめとは二人に見える一つの幻想のお話です。こんなオリジナルなアイディアは他にない!あと生きている刺青などすごいアイディアがあってこれほど読んで面白くて読みやすい短編は無いと思います。止まりません。
見事なキャラクター描写力
(2007-11-25)
収録された四作のうち、どれも良かったですが「はじめ」と「BLUE」が特に好きです。
明るいキャラも暗いキャラも、感情移入できるように描写する手腕には脱帽です。
大袈裟かもしれませんが、キャラクターへの愛が感じられました。
乙一ワールド
(2007-04-24)
乙一さん独特の世界です。この独特の世界が好きな人はすごく好きな小説だと思います。ホラーやサスペンスをより強く求める人には物足りないかも・・。東圭吾さんが書く、もっと現実的な小説も好きだけれど、乙一さんの現実と空想の中間のような不思議な世界に、つい引き寄せられます。いつも頭の片隅から離れない小説家って、すごいですよね。
アリキタリに退屈し、アリエナイを求める全ての人へ。
(2006-09-30)
これはファンタジーの抵抗が強い『石ノ目』・『はじめ』・『BULE』・『平面いぬ。』の4作からなる。
自分が一番気に入ったのは『石ノ目』と『BULE』の2作である。
『石ノ目』はその目を見た者を石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚。
主人公と同僚のSが迷い込んだその古い家には、自分の姿を決して見せない女が住んでいた。
日を追うごとに女を『石ノ目』を推測する主人公の恐怖や緊張が膨れ上がっていき、すぐ後ろにいる女は
主人公を元の世界に帰れないようにし、互いの思惑が交差し、息苦しい生活はついに衝撃のラストを迎える。
主人公の息苦しさやラストの衝撃が、上手く表現できていて、自分もハラハラさせられた。
『BULE』は人間のように動けるが、肌が青いため気味悪がられてしまう人形の切なくも温かい物語。
人形という設定は人間を模しているのだと思う。そのため、残酷な裏の顔や虐め、大切な人を守りたいという
心がリアルに描かれている。虐められてもなお人を愛そうとするBLUEの優しさがとても切ない。
『はじめ』は何か長ったらしくて途中で読み疲れた。だが、ラストは涙を流すほど悲しいものだった。
見えないけれど大切な物っていうのは、本当にあるんだなと思った。
『平面いぬ。』は、家族との齟齬に苦しみ、刺青のポッキーとの生活との生活を楽しむ女子高生の物語。例えそれが
周りから批判されても、自分の中では価値や大切さは変わらない、そしてそれは大事にするべきなのだということを
感じた。一人でも仲間がいるから心強い。『平面いぬ。』は思春期の自分には共感できる部分が随所にあった。
普段の生活に歓喜を感じない人に、寛厚と驚愕と悲哀に満ちたこの本を、是非読んでほしいと思う。
おすすめ度:
良作
これが乙一ワールドか、と思いました。
ただ著者ご本人の発案ではないのでしょうが、小説再生工場なるものを始められたようで残念です。
そのため今後の作品が、実はどこかの誰かが書いたものの焼き直しのように勘繰りそうです。
うわあ!世界一の短編だっ!
この本の中にある四作の内はじめが特に好きでした。はじめとは二人に見える一つの幻想のお話です。こんなオリジナルなアイディアは他にない!あと生きている刺青などすごいアイディアがあってこれほど読んで面白くて読みやすい短編は無いと思います。止まりません。
見事なキャラクター描写力
収録された四作のうち、どれも良かったですが「はじめ」と「BLUE」が特に好きです。
明るいキャラも暗いキャラも、感情移入できるように描写する手腕には脱帽です。
大袈裟かもしれませんが、キャラクターへの愛が感じられました。
乙一ワールド
乙一さん独特の世界です。この独特の世界が好きな人はすごく好きな小説だと思います。ホラーやサスペンスをより強く求める人には物足りないかも・・。東圭吾さんが書く、もっと現実的な小説も好きだけれど、乙一さんの現実と空想の中間のような不思議な世界に、つい引き寄せられます。いつも頭の片隅から離れない小説家って、すごいですよね。
アリキタリに退屈し、アリエナイを求める全ての人へ。
これはファンタジーの抵抗が強い『石ノ目』・『はじめ』・『BULE』・『平面いぬ。』の4作からなる。
自分が一番気に入ったのは『石ノ目』と『BULE』の2作である。
『石ノ目』はその目を見た者を石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚。
主人公と同僚のSが迷い込んだその古い家には、自分の姿を決して見せない女が住んでいた。
日を追うごとに女を『石ノ目』を推測する主人公の恐怖や緊張が膨れ上がっていき、すぐ後ろにいる女は
主人公を元の世界に帰れないようにし、互いの思惑が交差し、息苦しい生活はついに衝撃のラストを迎える。
主人公の息苦しさやラストの衝撃が、上手く表現できていて、自分もハラハラさせられた。
『BULE』は人間のように動けるが、肌が青いため気味悪がられてしまう人形の切なくも温かい物語。
人形という設定は人間を模しているのだと思う。そのため、残酷な裏の顔や虐め、大切な人を守りたいという
心がリアルに描かれている。虐められてもなお人を愛そうとするBLUEの優しさがとても切ない。
『はじめ』は何か長ったらしくて途中で読み疲れた。だが、ラストは涙を流すほど悲しいものだった。
見えないけれど大切な物っていうのは、本当にあるんだなと思った。
『平面いぬ。』は、家族との齟齬に苦しみ、刺青のポッキーとの生活との生活を楽しむ女子高生の物語。例えそれが
周りから批判されても、自分の中では価値や大切さは変わらない、そしてそれは大事にするべきなのだということを
感じた。一人でも仲間がいるから心強い。『平面いぬ。』は思春期の自分には共感できる部分が随所にあった。
普段の生活に歓喜を感じない人に、寛厚と驚愕と悲哀に満ちたこの本を、是非読んでほしいと思う。
