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アイテム詳細
毒笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾
発売:集英社
Amazon.co.jp ランキング:Book で3168位
価格:¥ 630(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1999-02 /通常24時間以内に発送
東野 圭吾
発売:集英社
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価格:¥ 630(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:1999-02 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
幅の広い笑いが楽しめる
(2008-12-17)
シニカルな「黒笑小説」に比べ、こちらはプッ・・!と吹き出してしまうような笑いがところどころで起きる。
が、中にはしんみりした作品や本業のミステリーも収められており、黒笑よりも幅広く楽しめる1冊ともいえるかもしれない。
思わず声を出して笑ってしまったのが「ホームアローンじいさん」。
家族が出かけた隙に孫のAVを観賞しようと企むのだが、このじいさんの行動がお笑いのコントばりにマヌケで、何度読み返しても笑える。
巻頭の「誘拐天国」も、おじいさんが主人公の話。
孫と遊びたいがばかりに誘拐してしまうのだが、とにかく発想がはちゃめちゃで、怖いもの知らず。
東野流の皮肉が込められた毒あり、笑いありの1冊。
毒のない「つぐない」が特にお奨め
(2008-11-18)
本作は、「怪笑小説」に続くブラックユーモアに満ちた短編集です。
冒頭の壮大な「誘拐天国」から、毒に満ちているのですが、
かえって全12編の中でキラッと輝いているように感じられたのが、
「つぐない」です。仕事一筋の中年男の新たな挑戦の意味は?
償いたい相手とは誰か?幕切れも印象的です。
また「栄光の証言」も、日の当たらない人生を送ってきた男の心理が巧みに描かれています。
ちなみに、古典的名画「12人の怒れる男」にも、
この男のような証言者が現れます。
ふと、著者の着想の源はこれかなと思ったりもしました。
あのー
(2008-11-13)
クスリとも笑えない。本当に。
いまいちな短篇が集まった感じしかしない。
笑いたいとき、手にとってみては
(2008-08-08)
思わずニヤリとしてしまう短編ばかり。笑いたいとき、
気持ちを軽くしたいとき、そんなとき手にとりたくなる
本だ。
収録されている12篇のうち印象に残ったものを3つ選
ぶとしたら、次の3つだろうか。
塾や習い事に忙しい孫を自由に遊ばせるために誘拐を企
てた「誘拐天国」、
責任を他人におしつえけようとする気持ちを巧みに表現し
責任転換の連鎖を描いた「誘拐電話網」、
笑いからせつなさへ感情をゆさぶられる「つぐない」。
巻末には京極夏彦氏との対談もあり、ミステリー作家と
は別の顔の著者(東野圭吾氏)を知ることができる。
著者の毒のこもった笑いが満載
(2008-05-22)
巻末の京極夏彦氏との対談で、著者が「主人公に悪意を持って書いた部分が、みんなに面白がられているような気がします」と話していて「なるほど」と思いました。
特に本書は、『怪笑小説』以上に、そんな著者の主人公(もしくは主要人物)に対する「悪意」が感じられます。
そんな「悪意」を「ブラックユーモア」の域に持っていくのは、簡単なようで実は結構難しいかと思われ、著者の力量は絶賛に値します。
中でも「マニュアル警察」は、話の進め方に最初から最後まで笑いっぱなしであり、「うまい!」とも感じました。
そして「ホームアローンじいさん」は、『怪笑小説』の「鬱憤電車」同様、「その後」を想像したら肩がブルブル震えるような笑いがこみ上げてきました。
「手作りマダム」も、オチがかなり気に入りましたね。
それから本書の大きな特徴として、「ミステリー的な部分」が混ざった内容(「本格推理関連グッズ鑑定ショー」)や、「せつなさ」が入り混じった内容(「つぐない」)などと、タイトルに「笑」とつく本書に収録の中ではやや異質の内容の作品がちらほら見られたことですね。
私にはこれらの作品を「笑い」としてみなすほどのセンスは持ち合わせていないようなのですが、作品としては非常に質が高いし、ある種の「毒」を感じることはできたからか、ここに収録されていてもなぜか違和感は感じませんでした。
おすすめ度:
幅の広い笑いが楽しめる
シニカルな「黒笑小説」に比べ、こちらはプッ・・!と吹き出してしまうような笑いがところどころで起きる。
が、中にはしんみりした作品や本業のミステリーも収められており、黒笑よりも幅広く楽しめる1冊ともいえるかもしれない。
思わず声を出して笑ってしまったのが「ホームアローンじいさん」。
家族が出かけた隙に孫のAVを観賞しようと企むのだが、このじいさんの行動がお笑いのコントばりにマヌケで、何度読み返しても笑える。
巻頭の「誘拐天国」も、おじいさんが主人公の話。
孫と遊びたいがばかりに誘拐してしまうのだが、とにかく発想がはちゃめちゃで、怖いもの知らず。
東野流の皮肉が込められた毒あり、笑いありの1冊。
毒のない「つぐない」が特にお奨め
本作は、「怪笑小説」に続くブラックユーモアに満ちた短編集です。
冒頭の壮大な「誘拐天国」から、毒に満ちているのですが、
かえって全12編の中でキラッと輝いているように感じられたのが、
「つぐない」です。仕事一筋の中年男の新たな挑戦の意味は?
償いたい相手とは誰か?幕切れも印象的です。
また「栄光の証言」も、日の当たらない人生を送ってきた男の心理が巧みに描かれています。
ちなみに、古典的名画「12人の怒れる男」にも、
この男のような証言者が現れます。
ふと、著者の着想の源はこれかなと思ったりもしました。
あのー
クスリとも笑えない。本当に。
いまいちな短篇が集まった感じしかしない。
笑いたいとき、手にとってみては
思わずニヤリとしてしまう短編ばかり。笑いたいとき、
気持ちを軽くしたいとき、そんなとき手にとりたくなる
本だ。
収録されている12篇のうち印象に残ったものを3つ選
ぶとしたら、次の3つだろうか。
塾や習い事に忙しい孫を自由に遊ばせるために誘拐を企
てた「誘拐天国」、
責任を他人におしつえけようとする気持ちを巧みに表現し
責任転換の連鎖を描いた「誘拐電話網」、
笑いからせつなさへ感情をゆさぶられる「つぐない」。
巻末には京極夏彦氏との対談もあり、ミステリー作家と
は別の顔の著者(東野圭吾氏)を知ることができる。
著者の毒のこもった笑いが満載
巻末の京極夏彦氏との対談で、著者が「主人公に悪意を持って書いた部分が、みんなに面白がられているような気がします」と話していて「なるほど」と思いました。
特に本書は、『怪笑小説』以上に、そんな著者の主人公(もしくは主要人物)に対する「悪意」が感じられます。
そんな「悪意」を「ブラックユーモア」の域に持っていくのは、簡単なようで実は結構難しいかと思われ、著者の力量は絶賛に値します。
中でも「マニュアル警察」は、話の進め方に最初から最後まで笑いっぱなしであり、「うまい!」とも感じました。
そして「ホームアローンじいさん」は、『怪笑小説』の「鬱憤電車」同様、「その後」を想像したら肩がブルブル震えるような笑いがこみ上げてきました。
「手作りマダム」も、オチがかなり気に入りましたね。
それから本書の大きな特徴として、「ミステリー的な部分」が混ざった内容(「本格推理関連グッズ鑑定ショー」)や、「せつなさ」が入り混じった内容(「つぐない」)などと、タイトルに「笑」とつく本書に収録の中ではやや異質の内容の作品がちらほら見られたことですね。
私にはこれらの作品を「笑い」としてみなすほどのセンスは持ち合わせていないようなのですが、作品としては非常に質が高いし、ある種の「毒」を感じることはできたからか、ここに収録されていてもなぜか違和感は感じませんでした。
