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アイテム詳細

吸血の家 (講談社文庫)
二階堂 黎人

発売:講談社
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発売日:1999-07 /只今品切れ中
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
いやな家  (2007-10-02)
 1995年に立風ノベルスとして出たものの文庫化。だいぶ書き直されているらしい。
 二階堂蘭子シリーズの第2作。
 犯人の足跡のない殺人というテーマに挑戦したミステリ。ただ、どのトリックもいまいち面白くない。独創的だし、説得力もあるのだが、なんだかアンフェアに感じられてならない。
 雰囲気作り、小説としての面白さはなかなか。けっこう厚い本だが、すんなりと読めてしまった。

1作目?2作目?  (2005-12-26)
この作品は発行順では二階堂黎人の2作目にあたりますが、実際にはこちらが先に書き上げられ、鮎川哲也賞に応募されました。残念ながら受賞は逃したが編集者の目にとまり、彼は見事に作家としてのデビューを果たします。そのプロとしての1作目が『地獄の奇術師』ということになります。

私は『地獄の奇術師』を先に読んで、この作家は雰囲気ばかりでトリックが弱いと勝手に決めつけたのですが、本作はトリックがかなりしっかりしています。3つの密室殺人が起きるという趣向はカーの『三つの棺』を意識したもの。それぞれの密室殺人における密室の作り方の種類が変えてあるところが大したものです。圧巻なのは24年前の殺人における、なぜ雪が積もっているのに犯人の足跡がないのかという謎。これには驚きました。

納得の一冊  (2002-11-07)
蘭子シリーズの4作目(短編集含む)で、出ている小説の中では『地獄の奇術師』『悪霊の館』に次ぐ3つ目の事件。
旧家のドロドロとした3姉妹の話しも面白いが、密室や足跡なき殺人のトリックが素晴らしい。
特にテニスコートでの足跡なき殺人のトリックは完璧。

いろいろな推理小説を読んでいる時に、「私ならこうする。私ならこうやって、もっとうまくこの状況を使う」
というところから作者のトリックは作られていくとのことです。

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