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アイテム詳細
QED ~ventus~ 熊野の残照 (講談社ノベルス)
高田 崇史
発売:講談社
Amazon.co.jp ランキング:Book で165199位
価格:¥ 840(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2005-08-05 /通常24時間以内に発送
高田 崇史
発売:講談社
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価格:¥ 840(税込み)/1,500円以上国内配送料無料(一部大型商品は除く)!
発売日:2005-08-05 /通常24時間以内に発送
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー
おすすめ度:
マシンガンのような薀蓄の連射
(2006-12-30)
●現在進行形の方はかなりおどろおどろしいのですがミステリーとはいい難いですね。またいつものように人物描写が浅いので当事者が行動へ移る経緯にいまいち説得力がありません。●新しい登場人物にかなりくせがあってどちらかというといけ好かないです。自分の哀しみをもって超然とした世界観を確立しているのかといえばそうともいえない、う〜ん、周りを気に過ぎるしいちいち他人の粗探ししているような御仁。崇のような鬼才とか我が道を行くタイプではありません。分かりやすく喩えるなら中二の性根が熟成せずにそのまま瞬間冷凍され続けている感じです。●歴史探索の方は今回かなり難しい、ちょっと前提となる日本神話の知識がある程度必要です。かなり祟の口数が多いし神様の固有名詞も相当数出てきます。話について行くだけなら何とか可能ですが神話の出来事・登場人物同士の関係自体を私は時系列で知りませんでしたのでちょっと考え込みながら読んでしまいました。例えば神武天皇って人間?神様?・天照大神の係累なの?・天照が降臨してからどれ位たって東征が始ったの?・東征は大国主命を屈服させたあと開始されたの?・大国主命を屈服させた時点でヤマトは後から来た神様の手中に納まったんじゃないの?それなのに東征がなぜ必要なの?こういう疑問がどんどん浮かんできて主人公の謎解きに集中できませんでした。●ですから簡略に神話に関して知識を仕入れるか何らかのレファレンス本を傍らに置かないと難しいですよ、今回ばかりは。●これを読んだ後すぐに神器封殺を手にとるのをお薦めします。順番が逆でもなんとか大丈夫です。後ろで前のネタばらしはしてませんから。でも他の巻を先に読まなくても充分楽しめる理解できる構成です。●今回の見物は崇と奈々が第三者から見るとどう受け取られているのかそれがちょっと陰険で辛らつな視点の持ち主から提示されていることです。
次作の為の贅沢な序章、かつシリーズ中の重要な一冊
(2006-04-25)
本作は次作(神器封殺)の伏線ともなっていますが、本作だけでも充分堪能できる内容となっています。
シリーズに通底しているテーマとして“モノ語り”、あるいは怨霊信仰がありますが、
「六歌仙の暗号」でヒロイン“棚旗奈々”の名前にまつわる種明かしがされているように、
本作では小松崎良平の名前の由来(?)が明かされています。
上記のようなシリーズ通して読まないと「だからどうした」的なネタも多く、いきなり本作から読んでしまうのはかなりキツいですし、
“Q.E.D.ワールド”とも言える壮大な日本史観を基にした連作の中で、
作者が何故本作を独立した一冊にしたのかという意図が汲めないと本作の価値を見誤ると思われます。
また、歴史的な謎解きと現代の事件のバランス云々は確かに推理小説としてのの枠組みを思えば一言言いたくもなりますが、
この日本史観、あるいは社会史観のバックボーンの中での“モノ語り”として全体を捉え、
その中の欠くべからざる一冊と捉えるべきでしょう。
良くも悪くもQED。
(2005-09-10)
QEDシリーズの読者の多くは歴史の裏側の謎解きを楽しんでいるのではないかと思う。その意味では本書はまさにQEDシリーズ。ストーリーに殺人事件はまったく関係が無い。むしろ二つのまったく違う話が順番に書かれているといった印象。謎解きを期待している人はやめたほうがいい。
歴史ミステリではありません。
(2005-08-26)
このシリーズ、回を重ねるごとにひどくなっています。いったい作者は何をしたいのでしょうか。歴史の謎解きをするのなら、不必要な事件やエピソードや登場人物が多すぎです。
名所旧跡案内。
(2005-08-22)
『鎌倉の闇』では、本筋と関係のない取って付けたような殺人事件と、あまりにちゃちなトリックだったが、本作では事件すらない。家庭内の問題は起こるが、他人がどうこう出来るものではないし。
これは推理小説ではない。強いて言えば、小説の形を取った名所旧跡案内のようなものか。
それにしても、桑原崇の相変わらずの博覧強記ぶりには絶句させられる。年号や日付、人物名や著作名など全て暗記しており、あまつさえ書物の中の文章までをも暗唱する。著者にすれば、折角調べた資料を披瀝したいのだろうが、超人過ぎてリアリティが全くない。こんな奴いないだろう、と可笑しさすら感じる。まあ、それは京極堂にも言えることだが。それに、途中から奈々の妹や小松崎も登場するが、これも必然性が全くない。単に、崇の薀蓄を引き出すための質問者の役割でしかない。
毎度のことだが、こじつけとも思える強引な言葉の解釈や、何でもかんでも抑圧され歴史に埋もれた人々に結び付けようとする手法には、ちょっと食傷する。
と、まあ文句ばっかり言ってるが、新刊が出る度に即、買っている。それが真実かどうかは別にして、歴史の裏側などが好きな人には合っているかも。
ところで、崇は何故、団体旅行に行ったんだろう。
おすすめ度:
マシンガンのような薀蓄の連射
●現在進行形の方はかなりおどろおどろしいのですがミステリーとはいい難いですね。またいつものように人物描写が浅いので当事者が行動へ移る経緯にいまいち説得力がありません。●新しい登場人物にかなりくせがあってどちらかというといけ好かないです。自分の哀しみをもって超然とした世界観を確立しているのかといえばそうともいえない、う〜ん、周りを気に過ぎるしいちいち他人の粗探ししているような御仁。崇のような鬼才とか我が道を行くタイプではありません。分かりやすく喩えるなら中二の性根が熟成せずにそのまま瞬間冷凍され続けている感じです。●歴史探索の方は今回かなり難しい、ちょっと前提となる日本神話の知識がある程度必要です。かなり祟の口数が多いし神様の固有名詞も相当数出てきます。話について行くだけなら何とか可能ですが神話の出来事・登場人物同士の関係自体を私は時系列で知りませんでしたのでちょっと考え込みながら読んでしまいました。例えば神武天皇って人間?神様?・天照大神の係累なの?・天照が降臨してからどれ位たって東征が始ったの?・東征は大国主命を屈服させたあと開始されたの?・大国主命を屈服させた時点でヤマトは後から来た神様の手中に納まったんじゃないの?それなのに東征がなぜ必要なの?こういう疑問がどんどん浮かんできて主人公の謎解きに集中できませんでした。●ですから簡略に神話に関して知識を仕入れるか何らかのレファレンス本を傍らに置かないと難しいですよ、今回ばかりは。●これを読んだ後すぐに神器封殺を手にとるのをお薦めします。順番が逆でもなんとか大丈夫です。後ろで前のネタばらしはしてませんから。でも他の巻を先に読まなくても充分楽しめる理解できる構成です。●今回の見物は崇と奈々が第三者から見るとどう受け取られているのかそれがちょっと陰険で辛らつな視点の持ち主から提示されていることです。
次作の為の贅沢な序章、かつシリーズ中の重要な一冊
本作は次作(神器封殺)の伏線ともなっていますが、本作だけでも充分堪能できる内容となっています。
シリーズに通底しているテーマとして“モノ語り”、あるいは怨霊信仰がありますが、
「六歌仙の暗号」でヒロイン“棚旗奈々”の名前にまつわる種明かしがされているように、
本作では小松崎良平の名前の由来(?)が明かされています。
上記のようなシリーズ通して読まないと「だからどうした」的なネタも多く、いきなり本作から読んでしまうのはかなりキツいですし、
“Q.E.D.ワールド”とも言える壮大な日本史観を基にした連作の中で、
作者が何故本作を独立した一冊にしたのかという意図が汲めないと本作の価値を見誤ると思われます。
また、歴史的な謎解きと現代の事件のバランス云々は確かに推理小説としてのの枠組みを思えば一言言いたくもなりますが、
この日本史観、あるいは社会史観のバックボーンの中での“モノ語り”として全体を捉え、
その中の欠くべからざる一冊と捉えるべきでしょう。
良くも悪くもQED。
QEDシリーズの読者の多くは歴史の裏側の謎解きを楽しんでいるのではないかと思う。その意味では本書はまさにQEDシリーズ。ストーリーに殺人事件はまったく関係が無い。むしろ二つのまったく違う話が順番に書かれているといった印象。謎解きを期待している人はやめたほうがいい。
その代わりといっては何だが、歴史的記述に関しては相変わらず面白い。旅行に行く前に読んでおくと一味違った感覚で楽しめるかもしれない。
歴史ミステリではありません。
このシリーズ、回を重ねるごとにひどくなっています。いったい作者は何をしたいのでしょうか。歴史の謎解きをするのなら、不必要な事件やエピソードや登場人物が多すぎです。
名所旧跡案内。
『鎌倉の闇』では、本筋と関係のない取って付けたような殺人事件と、あまりにちゃちなトリックだったが、本作では事件すらない。家庭内の問題は起こるが、他人がどうこう出来るものではないし。
これは推理小説ではない。強いて言えば、小説の形を取った名所旧跡案内のようなものか。
それにしても、桑原崇の相変わらずの博覧強記ぶりには絶句させられる。年号や日付、人物名や著作名など全て暗記しており、あまつさえ書物の中の文章までをも暗唱する。著者にすれば、折角調べた資料を披瀝したいのだろうが、超人過ぎてリアリティが全くない。こんな奴いないだろう、と可笑しさすら感じる。まあ、それは京極堂にも言えることだが。それに、途中から奈々の妹や小松崎も登場するが、これも必然性が全くない。単に、崇の薀蓄を引き出すための質問者の役割でしかない。
毎度のことだが、こじつけとも思える強引な言葉の解釈や、何でもかんでも抑圧され歴史に埋もれた人々に結び付けようとする手法には、ちょっと食傷する。
と、まあ文句ばっかり言ってるが、新刊が出る度に即、買っている。それが真実かどうかは別にして、歴史の裏側などが好きな人には合っているかも。
ところで、崇は何故、団体旅行に行ったんだろう。
