これは史上初の本格3DダンジョンRPGにして、現存する全てのコンピュータRPGのご先祖様的RPG。このゲームから、戦闘によるレベルアップの概念とか、やたら出てくるモンスターとか、アイテムのコレクション要素とか、転職とか、とにかくその先見性には驚きでしたね。
全世界のゲーマーに「徹夜でゲームをする」とゆう禁断の果実を始めて教えてくれました。(笑
とにかく、このゲームなくして、今日のRPGは存在しません! RPG好きならば、「偉大な功績のご先祖様」としていつまでも心にとどめておきたい一本です。
(ハード:PC8001、他)
![]() | ウィザードリィ シナリオ1 狂王の試練場 WS両 【ワンダースワン】 バンダイ 2001-03-01 by G-Tools |
これ、たぶんほとんどの人は知らないでしょうね。今から20年以上も前の、国産RPGです。そして、今日のいわゆる「日本式のRPGの基礎」になったゲームです。その形は、いまだ踏襲され続けられています。あの『ドラゴンクエスト』なども、発売時期などを考えると、多分これを手本にして作られましたね。
世界を巡り、仲間を集め、謎を解き明かし、ひたすらレベルアップをくりかえし、などという基礎は当たり前。この手のゲームで始めて(でもないけど)転職とゆう要素や、主人公は勇者から英雄に転職する(笑)、ラスボスが二段階に変身するなどの演出がいかしてました。当時のパソコンRPGにしてはロードも早く(当時、他のロープレは、モンスターが出てくるたびにロードに一分くらいかかった・・・)、とにかくシステムと演出に初めて高いレベルのバランスを観たゲームでした。
(ハード:PC8001、他)
まずは皆さんに、『MSX』とゆうハードについて一言(というのも、かなりのゲーム好きの人でも知らなかったりするだろうから)。これも、二十年前くらいに出たハードで、形はパソコンなのだが「ゲームをする」とゆう機能に特化した造りになっていまして、当時のゲーム小僧たち憧れのマシンだったのですが、おりしも鳴り物入りでやってきた『ファミリーコンピューター』の登場により、一部のマニアが細々と支持するだけのマシンになり、やがて消えました。 ナム〜。
そのなかで、多分一番メジャーなRPGのタイトルではなかったかとゆーゲームがこれ、『ブラックオニキス』。形はウィザードリィーに近いのですが、バランスはゆうに百倍くらい悪かったような記憶があります。理不尽な謎、理不尽に強い敵、理不尽なダンジョンの構造など、どれをとっても「クソゲー」でした。(笑
しかし、まだ当時はクソゲーなる単語も存在せず、ゲーマーは「ゲームとは必ず解かねばならないものだ、解けないのは自分がヘボだからだ」とゆうカワユイ強迫観念にとらわれてる時代でした。しかし、このゲームのプレイヤーはだんだんと「まてよ、もしかしてこのゲームが解けないのは、ゲームの方が悪いんじゃないのか?」と気づき始めてしまったのです。そう、「クソゲー」とゆう概念の芽生えでした。
(追伸、この頃のゲーム雑誌には、井戸に出てくる強敵のクラーケンを仲間にするとゆう改造コードが出て、おおいに話題になりました。この頃からコードってあったんだね)
(ハード:MSX他)
この当時、新たなジャンルのRPGがでてきました。それがアクションRPGです。その中で、いまだに伝説となっているソフトがこれ、『ザナドゥ』。RPG にアクションとパズルの要素を加え、高い戦略性と渋いグラフィックで完成された良質ゲームです。プレイするたびに新たな発見があり、最初からやり直すごとにプレイ時間は縮まり、「やりこみ」の元祖と言っても良いくらいの中毒性を感じる一本でした。主人公に加え、剣や防具にも経験値があり、ひたすら敵を倒すか、敵にやられると装備品が強くなるとゆーシステムも新しかったです。 ああ、ビホルダーの前に盾をかざした日々よ・・・
このゲームにも、裏技とゆうもんがあって、ロードする直前にディスクを抜き差しすると、本来一個しか取れないアイテムをやたら手に入れることができたりしました。とまあ、いろいろな思い出があるソフトですが、一番の思い出はファミコンに移植された事でしょうか?『ファザナドゥ』って奇天烈な名前で。
内容も奇天烈極まりないもので、本家とは、比べるべくもない出来でした。散々怒ったものですが、「まあ、あれはこっちを怒らせるために出したんだな」と納得することにしました。そうゆー意味ではヒットです。ってゲーマー敵に回してんじゃネエゾ、ハド●ン!!
(ハード:PC8001、他)
![]() | 完全復刻版 ザナドゥ 日本ファルコム 2002-08-30 by G-Tools |
日本ファルコムが、『ザナドゥ』に続きヒットを飛ばしたアクションRPGです。大きな特徴は、抜群のグラフィックと音楽、それらに負けない壮大な物語でしょうか?(最近リメイクされたので、ご存知の方も多いでしょう)
それまでのRPGといえば、「しょぼいグラフィックは自分の想像力で補え」的なものがほとんどでしたが、このソフトは当時にしては最大級のビジュアルで、多くの人がそのグラフィックを拝むためだけにパソコン屋にたむろったものです。いわゆる「美少女系」「アニメ系」今で云う「萌え系」の絵柄は、のちに数多の有象無象メーカーに「女の子の絵を入れれば受けるやんけ!!」とダメな刷り込みを与える結果になり、システムや本編そっちのけでメモリーの大半を「ギャルの絵」に食わせるとゆうクソゲーを乱発させる結果になりました。この風潮はいまだに続き、とうとう「パソコンゲーム」=「ギャルゲー」みたいな方程式が出来上がり、純粋なゲーム小僧たちを大いにがっかりさせたものです。
『イース』とゆうソフトには、何の罪もなかったのでしょう。しかし、その功罪は「和製ゲーム」とゆう遺伝子の中に、深く刻まれたままなのです。
(ハード:PC8801、他多数)
![]() | イースI&II完全版 新パッケージ版 日本ファルコム 2005-12-23 by G-Tools |
・・・以上が、主にRPG黎明期において、後の世まで縁を結びたるソフトの数々でござ候。上記の選に漏れたる名作も数あるが、それは又、次回の講釈にて・・・
然るに、これら綺羅星のごとく輝けるソフト達ですら、着実に忍び寄る戦の息吹を知る事があったのであろうか? そう、此処より先、「RPG戦国時代」の到来である。
では、『弐の国・真なる覇者の道』へといざ参らん。


